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ジェンダークィアによるメンズコスメレビュー100本ノック その19:コスメデコルテ リポソームアドバンスト リペアセラム【大谷翔平広告】

 

 

 

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。

 

ジェンダークィアによるメンズコスメレビュー100本ノック、その19です。

 

過去回はこちら。続き物ではないので1から読む必要はありません(読んでくれたら嬉しいけど!)。以前の内容を踏まえるときはリンクを貼ります。

 

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わたしはテストステロン投与(男性ホルモン治療)を受けているが、女性から男性への「性別移行」を目指しているわけではなく、男性ジェンダーに帰属意識はない。しかし、AFAB*1のジェンダークィアとしても、そしてわたしの生活を規定するもう一つの属性である精神障害者としても、メンズコスメが持つ可能性に注目しているので、メンズコスメの奥深い世界をより理解するために、身銭を切って100個のコスメを買って使ってレビューすることにしました。「メンズ向け」「ジェンダーレス」を明言しているブランドのアイテムを中心に、メイクアップアイテムだけではなく、スキンケア、ヘアケア、美容グッズなど幅広く取り上げる予定です。

 

今回は、コスメデコルテ(DECORTÉ)の美容液、リポソームアドバンスト リペアセラムをレビューしていきます。

 

 

 

 

1.コスメデコルテについて

リポソームアドバンスト リペアセラムは公式の通称をモイスチュアリポソームといい、さまざまな美容液ランキングの上位常連である。日本で最も有名な美容液の一つであろう。商品自体については、買うと寄付もできるコスメ紹介の記事ですでに解説しているのでそちらを参照してほしい。

 

 

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今回の記事では、コスメデコルテというブランド自体について、そしてモイスチュアリポソームのメンズコスメ性について見ていきたい。

 

コスメデコルテは1970年日本発のラグジュアリーコスメブランドである。運営元は株式会社コーセー。デパコス*2の中でも高価格帯に位置し、たとえばクリームは3万円台や5万円台の商品もあり、最高級のAQミリオリティ インテンシブクリームnはなんと13万2000円もする。もっと常識的な価格帯の商品で言うと、ピンクラメのフェイスパウダーや、クリームアイシャドウのアイグロウジェム、比較的最近だとリキッドファンデーションのゼンウェアフルイドあたりが定番品として安定した人気を得ている。

 

コスメデコルテとメンズ美容が登場する近年のコンテンツを挙げておく。人気Webメディアのオモコロが運営するYouTubeチャンネル・ふっくらすずめクラブの大人気企画に、コスメオタクの女性ライターが男性ライターたちにメイクを施して大変身させるシリーズがある。

 

 

 

動画では、コスメオタクのモンゴルナイフさんが私物のデパコスを血筋の涙を流しながら提供する流れがお約束であり、コスメデコルテからはフェイスパウダーとゼンウェアフルイドが登場する。モンゴルナイフさんのコスメのチョイスは最新のプチプラ*3からややマイナーな韓国コスメまで幅広く、業務上必要だからではなく本当にコスメが好きで詳しいのが伝わってくる。そんなマニアでもしっかり押えているくらい、コスメデコルテは定番中の定番なのだ。

コスメデコルテのフェイスパウダーが登場する動画はこちら。

 

youtu.be



 

ゼンウェアフルイドが登場する動画はこちら。

 

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なお、この変身動画シリーズはメイクに疎い男性ライター陣のフレッシュな反応が見ごたえがあり、メイク好きからメイクにあまり関心がない人まで楽しめると思うのでおすすめだ。メイク文化に慣れた人からは出ないようなオルタナティブな感想が飛び出てきて面白く、メンズコスメについて書いているわたしにとっても興味深い。ただし、オモコロといえば日本屈指のインターネット強者集団であり、そこに所属するライターは魅力的な言葉を操るプロフェッショナルなので、一般男性の純粋・率直なコメントとして鵜呑みにするわけにはいかないが。これは、彼らが嘘をついている・演技しているだろうと言いたいわけではなく、動画を盛り上げるという大きな目的に有益な感情だけを実際にも抱く能力を持っているという意味です。余計なことを考えないでいる力がある。接客業とかでもこの技術を使っている人は多い。コントロールは感情を抱く時点で行われているので、感情表現に際しては演技はしていないと思われる。

また、野暮な言及を重ねると、モンゴルナイフさんにしても、コスメオタクという生き物は自分の顔は1個しかないのにも関わらず大量のコスメを買い漁るものである(わたしもコスメオタクだからわかる)。なので、使い切れないことを嘆くことはあれど、たった1回他人に使ってほんの少し減ることを惜しむとは考えにくい。よって、血筋の涙を流して逡巡するくだりも動画を盛り上げるための面白演出であると思われる(これに関しては演技と呼んでも差し支えないと思う)。

いずれにせよ、ふっくらすずめクラブのメイク動画、おすすめです。

あ、先日の文学フリマ東京37では、マンスーンさんが普通にいらっしゃってびっくりしました。

 

 

 

2.男性有名人のコスメ広告

話を本筋に戻す。

コスメデコルテであるが、商品のデザイン自体ははっきり曲線的・装飾的・フェミニン・エレガントに振っており、明確に女性ジェンダー向けを志向している。

しかし今回メンズコスメレビュー100本ノックで取り上げたのは、モイスチュアリポソームの広告に、プロ野球選手の大谷翔平が起用されたからである。

件の広告は2023年3月にリリースされ、大きな話題を呼んだ。

 

 

特設サイトはこちら。

 

www.decorte.com

 

大谷翔平については紹介するまでもないだろう。投手と打者を兼任する驚異の二刀流選手として数々の記録を打ち立て、2021年にはタイム誌による「世界で最も影響力のある100人」に選出された。今最も注目されているプロ野球選手の一人であり、アスリートの枠を超えて今最も世界的に有名な日本人であろう。

 

 
 
 
 
 
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コスメ広告に出演するのは、2023年2月の雪肌精(せっきせい)の日焼け止めの広告に続いて2度目。なお雪肌精もコスメデコルテと同じ、株式会社コーセーのブランドである。

 

 

 

 

現在の日本において、レディースコスメの広告は、女性表象の有名人が起用されることが多い。しかし、このように男性表象の有名人が登場する例もないわけではない。

過去の例を見てみよう。まず、1996年にはカネボウ系列のテスティモの口紅「スーパーリップ」の広告に木村拓哉が起用されている。木村は当時24歳。ドラマ『ロングバケーション』が「ロンバケ現象」として社会現象を巻き起こし、SMAPとしてはSMAP×SMAPが放送開始するなど、人気絶頂であった。

 

https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/608994438.jpg

 

www.suruga-ya.jp

 

キャッチコピーは「スーパーリップで攻めてこい。」。誰が誰に言っているのかを考えると、やはり「キムタク=男が女に、攻めてこいと言っている」であろう。テスティモのキムタクの広告にはほかにも「キスする場所は、ひとつじゃない。」「唇で、その気にさせる。」などのキャッチコピーがあるが、どれも異性愛を想起させるものが多い。つまり、コスメ広告に男性を広告に起用しているからといって男性に希求していたり、「ジェンダーレス」を演出したりしているとは限らないのだ。テスティモはその後香取慎吾も起用しているが、そのキャッチコピーも「新・落ちないルージュで、キミを変えたい。」。これもまた明確に男から女への台詞であり、女性に向けた広告であろう。

 

時代は大きく下って2020年には、錦戸亮がメイベリンの広告に起用された。とりわけ話題になったのはメイベリンの代表作であるマスカラのラッシュニスタのCMである。

 

 

キャッチコピーは「#強くていいんだ 君も、君の目ヂカラも。」。これもやはり、錦戸亮=男性から女性への台詞であり、女性に向けた広告と言える。2020年といえばメンズやジェンダーレスを標榜するブランドも増えてきた時期であり、錦戸亮はセンシュアルな目元が印象的なタレントなので(まつ毛も長い)、わたしはてっきり錦戸亮がマスカラをつけるのかと思ってCMを観て拍子抜けした記憶がある。

 

 

もちろん、男性表象の有名人が男性に向けてPRする例もある。メイクアップアーティストの河北裕介がプロデュースするプチプラブランドの&be(アンドビー)は、2023年4月、男性アイドルグループのINI(アイエヌアイ)を起用した。ブランドとしては初の男性有名人の起用である。

 

www.fashionsnap.com

 

INIは位置づけとしては「グローバルボーイズグループ」であり、メンバーに韓国人はいない。しかしデビューは韓国発祥のオーディション番組からであり、韓国語でも歌唱し、ビジュアルもK-POPアイドルを強く想起させる。INIが起用された広告ビジュアルは、韓国コスメがすっかり浸透した2023年のバラエティショップのプチプラコスメ売り場に馴染むものであった。

 

原宿のアットコスメ東京にINIの等身大パネルが並んでいる様子。2023年6月撮影。

 

2023年4月当時の新製品「マットプライマー」「薬用UVプレストパウダー」「スティックコンシーラー」は、それまでツヤ肌にこだわってきた&beとしては初の、マット(艶消し)質感のベースメイクアイテムであった。&beはおおむねレディースブランドだが、これらのツヤを抑えたアイテムは「男性にもおすすめ」という風に宣伝されていた記憶がある。INI起用はそのためでもあるのだろう。INIのメインのファン層である女性ももちろん取り込みつつ、男性表象のメンバーが実際に使用することで男性にも目配せできるというわけだ。

 

 

先述した雪肌精は、大谷翔平の起用に先んじて2022年にフィギュアスケート選手の羽生結弦を起用した。これらの人選についてはブランド側からはっきりと「年代・性別を問わないブランドイメージの浸透が狙い」との見解が出ている。

 

 

president.jp

 

 

 

3.大谷翔平広告のメンズコスメ性

男性表象の有名人がコスメ広告に起用された例をいくつか見てきた。男性が登場するからといって男性にPRしているとは限らないことがわかるかと思うが、今回取り上げるコスメデコルテの大谷翔平広告については、ブランド側から見解が出ている通り、男性に向けられたものである。また、ブランドの意図を聞くまでなく、特設サイトからもそれは察することができる。

特設サイトをもう一度見てみる。

 

www.decorte.com

 

男性向けに通常とは違うデザインのギフトラッピングがあり、男性の口コミが多数掲載されている。デパコスのカウンターに行きづらいと感じている男性のために、初心者向けのコスメカウンター行ってみた動画まである。ナビゲーターは男女混合ダンスボーカルグループlol-エルオーエル-の佐藤友祐。

 

youtu.be

 

lol –エルオーエル-の佐藤友祐さんがコスメデコルテのコスメカウンターに!

「入りづらい」「女性の聖地」と、はじめは苦手意識を感じていましたが

たっぷり楽しんで最後にはメイクにも挑戦!

初心者さんに向けたマニュアルにまとめたので、ぜひ最後までご覧ください♪

 

(出典:公式の固定コメント)

 

この上なく明確に、男性を取り込みにきているのだ。

また、上記特設サイトをクリックすると、「誇れる自分になるために 最高のスキンケアで最高のパフォーマンスを」なるキャッチコピーが飛び込んでくる。わたしが思うに、これは極めてメンズコスメ的なキャッチコピーだ。過去記事で述べてきたように、メンズコスメブランドの多くはそのユーザーをホワイトカラー男性に想定し、商品を買うことで現世利益、とりわけ仕事上のメリットがあるとする方向で宣伝している。

いくつか例を挙げてみよう。メンズコスメレビュー100本ノックその5で取り上げたuno(ウーノ)は、ほとんどのCMがスーツ着用のサラリーマンの寸劇スタイルを取っていた。

 

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メンズコスメレビュー100本ノックその13で取り上げたVARON(ヴァロン)のオールインワンセラムは、説明書に「肌の調子がいいと仕事も前向きに」「おしゃれも楽しく出かけたくなる」「家族や周りからも褒められてもっと自信が持てるように」とある。イラストにはスーツ着用の中年男性が描かれ、会社でバリバリとプレゼンをする様子と、家で妻らしき女性に褒められて照れている様子が見える。

 

 

www.infernalbunny.com

 

もっと露骨な言葉を使うブランドもある。メンズスキンケアブランドLOGIC(ロジック)は、インスタグラムのbioには「忙しく働くひとのために、ミニマルなケアを通じて仕事のパフォーマンスアップを提供するスキンケアブランド」とある。公式サイトでは「プレゼン、商談、ネットワーキング、そして、ビデオミーティングなど、顔つきや肌の調子はビジネス上重要な要素。一方で、忙しく働いている人ほどじっくりと時間をかけることは難しい。そんな方々に徹底的に向き合ったプロダクト、それが『LOGIC』」と謳う。

 

 
 
 
 
 
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メンズコスメブランドAFFINITÉS(アフィニテ)は、「マナーとしてのコスメ」をコンセプトに、「”ビジネスマンの日常マナー”として幅広い年齢層の男性の、”新しい習慣”としての男の肌作りをサポート」「グローバルに活躍できる男性へ」と謳う。

 

 
 
 
 
 
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ジェンダーレススキンケアブランドoltana(オルタナ)には、「タイムマネージメントフォーム」「タイムマネージメントエッセンス」なる商品がある。従来のレディース美容の世界では多くの場合リラックスタイムとされているスキンケアの時間も、メンズコスメの世界ではビジネスのごとく時間のマネジメントを求められるのだ。

 

 
 
 
 
 
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これらメンズコスメブランド・ジェンダーレスコスメブランドのキャッチコピーを踏まえてコスメデコルテの「誇れる自分になるために 最高のスキンケアで最高のパフォーマンスを」を見れば、その類似性は明らかだ。ここでのスキンケアは(資本主義的)パフォーマンスを発揮する目的に奉仕しており、メンズコスメの作法を踏襲している。

 

 

 

4.あるいは、超・メンズコスメ性

しかし、モイスチュアリポソームの広告ビジュアルを担当するのは、「どこにでもいるサラリーマン」ではない。仕事上(野球をプレイすることも仕事である)のパフォーマンスという点では全人類有数の輝かしい達成を実現している若きトップアスリートであり、この点において、男性向けを超えた万人向け広告たり得ている。

大谷翔平が現在進行形で成し遂げている、男も女もそれ以外も、万人が平伏せざるを得ない圧倒的な業績の数々。日本でプロ野球といえば男性のスポーツで、プロ野球選手は一般的には強く逞しい男性像でイメージされる。しかし大谷翔平に関しては、全世界レベルでずば抜けているがゆえに、理想的な男性像を超えて、もはや古代ギリシア彫刻のごとき理想的な人間像をも体現しているのではないだろうか。このブログでは、美容を扱うことはしても個人の顔立ちそのものを直接的に品評することは避けていきたい方針だが、あえてその禁を犯すと、大谷氏が195センチ95キロの圧倒的フィジカルを持ちながらも、顔面の縦横比でいうと縦に短い童顔であるのは象徴的である。氏は、従来的な男らしさ──男らしさは成熟をよしとするため、ある程度の加齢を前提としている──から外れた容貌をしているにも関わらず広告に起用される、のではない。従来的な男らしさから外れた顔立ちをしているからこそ、ジェンダーの枠組みを超越した理想的・普遍的人間像として、万人ウケを体現できるのである。突出して優れたパフォーマンスを行う人間のジェンダー超越性は、先述した羽生結弦選手にも当てはめることができるだろう。しかし羽生結弦は、フィギュアスケートというスポーツの性質上、大谷翔平ほどの筋肉を搭載しているわけではない。もちろんトップアスリートである以上、素人目にはわからなくても筋肉量は多いのだろうが、大谷翔平と比較すると華奢な体躯をしている。野球選手とは違って、仕事の場=スケートリンクでは華美なヘアメイクや衣装をまとうことも多く、「(ファッション/スタイルとしての)ジェンダーレス」という形容はより直截的に当てはまるように思われる。しかし凄いのは、そんな羽生結弦と比較してさえジェンダーレスなイメージを持ち得ている大谷翔平であろう。

しかし、古代ギリシアの人間観が結局は女性を想定しないものであったように、2023年現在、理想・普遍として差し出されるのはやはり男性表象に立脚した人間像であるようだ。今後その位置に、女性あるいはその他の表象に立脚した人がつくことはあるのか、興味深く観察している。個人的には、理想的・普遍的な人間像を計る尺度に、資本主義的パフォーマンスの多寡を用いること自体が解体される方向に進んでほしいと願っているが。

 

以上、コスメデコルテ リポソームアドバンスト リペアセラムについてでした。

 

男性アスリートとメンズコスメ広告については、今後も観測を続けていきたい。とりあえず近年だと、プロサッカー選手の武藤嘉紀(むとうよしのり)がDiorのメンズ香水の広告に出たのは記憶に新しい。

 

 

現北海道日本ハムファイターズ監督の新庄剛志は、ベストドレッサー賞を受賞するなどのファッションへのこだわりや、美容整形(ただしメスを使わない軽微なもの)を公表するなどの美意識の高さで知られる。過去には資生堂シーブリーズ、ジレットのカミソリ、最近だと美顔器のCMに出演している。メンズコスメのプロデュース仕事もしていそうだと思ったが、意外としていなかった。

 

youtu.be

 

 

 

 

 

*1:assigned female at birth の略。出生時に女性を割り当てられること。出生時女性。AMAB=assigned male at birth は出生時に男性を割り当てられること。

*2:デパート・コスメの略。伊勢丹や髙島屋といった百貨店のコスメフロアで販売されている高価格なコスメのこと。おおむね3000円から5000円前後で、1万円を超える商品も多い。

*3:プチプライス・コスメの略。身近なドラッグストアや、PLAZAやロフトなどのバラエティショップで買える安価なコスメのこと。おおむね2000円以下の商品が多い。