アクセサリーが好きだ。とりわけ最近は指輪がマイブームである。
過去記事でも手持ちの指輪を紹介してきました。
試着や購入の数をこなしていると、自分の好みもわかってくる。どうやらわたしは、建築部品みたいな指輪が好きなようだ。大ぶりで、金属そのもののシャープな質感を活かすような大胆なフォルム。しばしば彫刻的、建築的と形容される。最近買った指輪4つも、まさに建築部品のようなデザインをしていたので、記録していきます。
1.SAKA(サカ)
価格:48400円 素材:シルバー925ロジウムコーティング サイズ:13号
2024年3月購入
SAKA(サカ)は京都発のジュエリーブランドで、コンセプトはWearable Sculpture(着る彫刻)。ソリッドかつ艶やかな造形が大層好みである。過去には横浜のポップアップで円モチーフの指輪を入手した。
今回また東京でポップアップが開催されていたのでリピートしてしまった。SAKAらしく、上からだけではなく365度どこから見ても美しくて惚れ惚れする。
つける角度によって表情が変わる。
わたしは二股が見える角度が好み。
公式の着画はこちら。
2.ISIR(イズィール)
BC001
価格:44000円 素材:シルバー925 サイズ:M(11~13号)
2024年2月購入
ISIRは2018年日本発のブランド。デザイナーは大学の建築学コース出身。コンセプトは自律と再編集(Autonomous and Re-edit)で、既存を見つめ、独自の解釈で再考したジュエリーを展開しているそう。基本は受注生産だが、一部商品はファッションスナップストアに常時取り扱いがある。わたしが買ったBC001リングはその後値上がりして、現在は55000円にもなっている。最近は物価高騰でどのブランドも値上げ続きです。仕方のないことだが着道楽を楽しむには厳しいご時世である。
素材そのものを切り出したかのような重量感がありつつ、優美な曲線で縁取られており官能的ですらある。リングはモチーフの真ん中真下にあるのではなく、少し横にずれているため、つけると指から浮遊したような印象になる。最高です。今年のベストバイに入ると思う。
最高すぎていろんな角度から撮りました。
前項のSAKAと組み合わせるのが好きです。質量はあるが、不思議とつけ心地はいい。
わたしはジュエリーの取り扱いが荒いので表面にはすでに小傷ができているが、味ということにします。
公式の着画はこちら。
今後も追いかけたいブランドの一つだが、わたしの経済力からすると高額なのでこれが最初で最後になるかもしれない。リングは1号から21号、特注サイズまで幅広いサイズでオーダー可能で、年齢・性別・国籍関係なくあらゆる人向けだそう。気になる方はぜひ。
3.フェノメナコレクション
racine cubique double ring 2side
価格:41800円 素材:シルバー925 サイズ:1(約12号)
2024年4月受取
こちらも受注生産のブランドで、2月にオーダーして最近受け取った。2010年日本発のブランド。「誰もが見ていることについて誰も考えたことのない」をコンセプトに、目に見えないものを可視化し、思考を身につけるジュエリーとして展開しているそうである。ブランド名phenomena collectionのphenomenaは現象・事象・事件という意味。
受注期間外はオンラインショップから商品が取り下げられるので、普段はインスタグラムから商品を見るべし。爪先につけるリングや円のイヤーカフなど、ジュエリーの概念を刷新するようなものが多い。もはや工業製品のようにも見える。
わたしが購入した商品も、一見すると指輪とは思えない形をしている。
人差し指の途中で止めて、薬指には根本までつけて立体的なコーディネートをするのが最近のマイブームです。
このように同じシリーズのサイズ違いをたくさんつけるのをやってみたいが、経済力が追いつかないので断念。
4.ヴィンテージ
価格:16500円 素材:シルバープレート サイズ:フリー
2024年4月購入
過去記事でも紹介した代官山の古着屋のend vintageさんで購入。トルコ産のハンドクラフト商品だそう。手仕事のイメージとはギャップのあるモダンな造形が好み。
前項のフェノメナコレクションと組み合わせるのが最近のマイブームです。
公式の着画はこちら。
一つ注意しなければいけないのは、この商品は普段わたしがよく買うシルバー925ではなくて、シルバープレートであることだ。全体が銀でできているわけではなく合金の上に銀メッキをほどこした作りなので、いつものシルバー925の感覚でゴシゴシ磨くと傷んでしまうだろう。ヴィンテージっぽい雰囲気なので多少剥げても馴染みそうだが、注意して経年変化を見ていきたい。
以上、最近買った建築部品のような指輪の記録でした。もう今年は指輪買いません。
こいつなんでこんなに散財してられるの? と疑問に思ったご新規さんは、こちらの記事にわたしの生活状況が説明してありますのでご覧ください。