人生のログ化が好きだ。
最近立て続けにバッグの中身を記録しているのもログ化の一環である。自分が時間を割いて読んだ本や観た映画、あるいはお金を出して買った服飾品は、時間やお金といったコストを割く価値があると思ったから選んだわけで、そのときの自分の感性の現れといってもいい。そんな自分自身が選んだ成果物は、せっかくなのでまとめて可視化しておきたいと思ったわけです。本や映画は、感想をSNSなどに書く文化があるし、ブクログや読書メーターといったログ蓄積ツールも充実している。手放したとしても再入手性が高い。しかし服飾品は、古くなったりサイズアウトしたりで処分したら完全に忘れてしまうことも多くてもったいないので、優先的に記録していきます。とくに高価とか有名ブランドとかではない服は、自分がどんなに気に入っていてもほかに誰一人感想を残していない(残していたとしてもブランド名や商品名を明記しておらず、他者からたどり着ける形ではない)なんてことがざらにあるんでね。そんなの寂しいじゃないですか。
今回は、お気に入りの靴について書こうと思う。
靴選びの条件
手持ちの靴は11足ある。なんだかんだ多いほうだとは思う。でも、着道楽を自称する人間にしては少ない気もしている。わたしのシュークローゼットの特徴は、同じ種類の靴はほぼ1足ずつしかないことだ。たとえばショートブーツなら1足しか持っていないし、あのファッションにはこのショートブーツを合わせてこのファッションにはこのショートブーツを合わせる、といったコーディネートによる使い分けはできない。そこまでの経済力はないし、収納場所にも困る。靴はあまり凝らずに、合わせやすくて良質なものを長く使うほうが性に合っています。
靴選びの条件は、ゆるっと以下の3つ。
1.長時間歩ける
この時点でヒールの高い靴は選択肢から外れます。ファッションはかっこよさを志向しているので、身長を盛りたくて高いヒール靴に手を出していたころもありますが、今は、履き心地を優先したい気分です。素敵な靴はどこにでも連れてってくれる気分になれるが、ヒールが高いと実際はどこにも行けない靴に成り果ててしまうと、過去数年間足掻いてみて思い知ったのだ。
昔はハイヒール(パンプス)にも挑戦していた。しかし、外反母趾なので痛みと出血が激しく、じきに諦めた(ファッションのテイスト的にも、パンプスはあまり似合わないと気づいたのもある)。次に、ヒールが高くても甲が覆われていると多少履きやすいことに気づいて、ヒールブーツを愛用するようになった。ヒールが高くても、前側にも厚みがあると傾斜が抑えられて多少楽になることも知った。8センチヒールのプラットフォームブーツ(前側3センチなので実質は5センチヒール)を履いて、遠距離恋愛のために東京に通っていた時期もあります。若さですね。
最後に買ったヒール靴は、過去記事で紹介している。エスペランサのプラットフォームブーツだ。ヒール11センチ、前側4センチ。
このころ(2020年6月)はまだ、たまに履いていたようだ。
しかし、どんなに見た目が好きでも歩きにくい靴は徐々に履かなくなっていくと学習して、今はヒール靴は買いません。身長は相変わらず盛りたいので、厚底靴(かかとと前側の高低差は2センチ程度)を買っています。上記のプラットフォームブーツは、友達の高島鈴にあげた(過去の日記に書いています)。
ヒールの高い靴は、伊勢丹新宿の2階で眺めて楽しむだけにしています。
パンプスに復帰することは二度とない気がするが、ヒールブーツはもしかしたらまたチャレンジするかもしれません。今のところは、見るだけで満足です。
伊勢丹新宿といえば、ユアフィット365をいつか受けてみたいと思っている。3D計測機で足のサイズを計測してくれて、計測した足形を基に専門家のアドバイスを受けながら靴を選ぶことができる無料サービスだそう。
2.季節を問わない
靴を選ぶ条件の2つ目は、季節を問わない色・柄・素材であることだ。限りあるお金を出して買うなら長い期間履けるものがいいので。例えばベロア素材のスニーカーは、秋冬限定っぽくなってしまうので選ばない。ブーツは好きなので秋冬しか履けなくても買うが、ファー飾りがついていると真冬限定っぽくなってしまうので選ばない。内側がボアになっている靴も避ける。足元の冷えが気になるなら靴下で調節すればいいと思っている。ちなみに今のところわたしは外出中の足元の冷えで悩んだことがなく、夏も冬も同じ靴下を履いている。いずれ年齢とともに体質が変化して、あったか靴下が欲しくなるかもしれない。そのときは、やむにやまれぬ実用品として内ボアの靴が必要になるかもしれません。今のところは、着回し優先で大丈夫だ。
3.雨天でも履ける
この条件は、あまり守れていません。天候を考慮して靴を選ぶ精神的コストを削減するために、靴は雨天でも履ける素材がいいと思っている。そうなると、革の靴であれば合成皮革を選ぶべきなのだが、本革の靴も買ってしまっています。本革はやはりテンションが上がる。なので、玄関先で空を見て雨が降りそうだと気づいたときは避ける、気づかずに外出したときは潔く濡れる、というストロングスタイルでやっています。今のところそれで問題はないです。正直濡れたあとのメンテナンスなどもロクにしていないが、なんとかなっている。
ほかには、流行りのニット素材の靴も避けています。耐久性が不安だし、乾きにくそうだから。
以上、3つの条件に基づいて靴を買っています。
【補足】
わたしの足の形は、靴用語で言う「エジプト型」。遺伝性の外反母趾、土踏まずあり、おそらく甲高幅広(正確に計測したことはない)。サイズは、数年前は23.5から24だったが、最近は24以上が適合する(アーチが崩れて広がってきたのかもしれない)。外反母趾なので横幅に注意する必要はあるが、パンプス以外の靴選びにはそれほど苦労しないタイプの足です。参考までに。
お気に入りの靴4選
さて、上記の条件に基づいて買った靴の中で、とくに気に入っているものは以下の4つだ。1つずつ紹介していく。
①LANVIN en Bleu(ランバンオンブルー) 厚底レースアップスニーカー
価格:17930円 サイズ:24.5 素材:合成皮革
2023年1月購入
以前、お気に入りのスニーカーと過去の恋愛を絡めたおセンチなエッセイを書いた。
このブログではあまり書いてこなかったテイストの文章だが、褒めてくれる方もいて嬉しかったです。
「暇な文系大学生の共依存」以外の感想をもらえてほんとに嬉しい! 𝑪𝑨𝑵𝑴𝑨𝑲𝑬 𝑻𝑶𝑲𝒀𝑶! https://t.co/KdaZ6lZhIl
— 呉樹直己🐢🦪 (@GJOshpink) 2023年1月24日
登場する思い出のスニーカーは、PALLADIUM(パラディウム)のハイカットスニーカーである。大のお気に入りで、6年半履き続けていたが、キャンパス地とソールの接合面が裂けてきたので買い替えることに決めた。
わたしは普段の服装がモード寄りなので、カジュアルは本来あまり好きではない。スニーカーも、カジュアル成分が少ないものを好んでいる。PALLADIUMのスニーカーにおいては、ハイカット型であることがレザーブーツを連想させてドレス風味になっていました。しかし、ハイカットスニーカーは脱ぎ履きに若干時間がかかる。手を使わずにずぼっと履くことができない。靴紐をゴム製のものに交換してからは少しましになったが、それでもローカットの靴よりは手間がかかります。
伸びる靴紐に換えたときの日記はこちら。
精神疾患を患っていると、日常生活に使えるエネルギーの総量が少なく、ほんのわずかな手間でも苦痛に感じてしまうので、新しいスニーカーはローカットで探すことにしました。
そして見つけたのが、このLANVIN en Bleuの厚底レースアップスニーカー ブラックなのであった。
モノトーンのシックな配色で、どんな服にも合わせやすい。特徴は、紐を通す部分が4カ所しかなく、それも穴ではないことだ。紐部分が目立たないことでスニーカーらしさ=カジュアルさが抑えられ、ドレスシューズのように見えるのが素晴らしい。
厚底で身長が盛れるのも嬉しい。前側にも厚みがあるので傾斜がなく、歩きやすさも問題ありません。合成皮革なので雨に濡れても気にしなくてよい。日常の履き物はこうでなくちゃね。今まで履いていたキャンパス地のスニーカーに比べると暑くて蒸れるのが唯一のデメリットですかね。これはこの商品が特別悪いのではなくて、合成皮革のスニーカーなら仕方ないんだと思う。
店員さんによると定番商品だそうなので、手に入れやすいと思います。
1月に購入して以来、わたしの基本装備となっています。
なお、候補として考えていたほかのスニーカーも貼っておきます。一癖あるドレッシーなスニーカーを探している人におすすめ。
■ASH(アッシュ) TOXIC レースローカットスニーカー
35200円
アッパーにレースが施されたオシャレ感満載のスニーカー。スポーティー×エレガントといった雰囲気で見た目の芸術点は高いが、派手な服をよく着るわたしには要素が多すぎてコーデがごちゃつくので買わなかった。曲線的な服装の人が辛口アイテムとして合わせたら絶対可愛いと思う!
■ASH SPIDER STUDS スタッズローカットスニーカー
26400円
シルバーのスタッズがかっこよすぎるスニーカー。ハイブランドの靴にありがちな全面トゲトゲではないので、日常着にも馴染みそうだ。これも、単体としては好きなデザインなのですが、わたしの派手服に合わせるとtoo much だったので買いませんでした。今でも好きすぎるので誰かに買ってほしい。というかASHのスニーカーは全体的にわたしの好みのデザインが多いので、このブログに載っている服飾品にビビッとくる人は好きだと思います。価格帯は安くはないが、靴はたくさん買うものでもないし、足腰の健康に直結するのでお金を出す価値はある。
ちなみに、人の着画を見たくて「ASH スニーカー」でツイート検索したら、『BANANA FISH』のアッシュ・リンクスのスニーカーの話をしているおたくがたくさん出てきました。アッシュは赤いコンバースがトレードマークらしい。
②ecco(エコー) ECCO MODTRAY WOMEN'S DERBY
価格:27500円 素材:本革
2022年3月購入
就活の準備をシブシブ始めた2022年春に買いました。女性の就活ウェアで一般的とされるパンプスはどうしても履きたくなかったので(外反母趾という身体的要因もあるし、性別違和などの精神的要因もあった)、メンズっぽいシンプルな革靴を探しました。といっても革靴を探すのは初めてで、勝手がわからずに戸惑っていたのですが、百貨店の店頭で偶然見かけたこちらに惹かれてその場でお買い上げとなった。
革靴用語でいうと、プレーントゥ(つま先に装飾がない)の外羽根式(靴紐を通す部分が甲にかぶさっている)にあたる形状である(フォロワーさんに教えていただきました)。内羽根式(靴紐を通す部分が甲の革にくっついている)よりもカジュアルらしいが、就活程度ならどっちでもいいでしょう。当時はそんな知識はなく、見た目の好みで選んだのだが、就活だけではなく普段も履きたかったのでかしこまりすぎずちょうどよかったです。
とくに気に入っているのは、ソールが厚底タンクソール(タイヤや登山靴みたいなデコボコのソール)になっているところです。これのおかげでゴツさが増し、ただのプレーンなフォーマルシューズではなくなっていると思う。
就活用スーツはTheory(セオリー)で買った。ジャケットとパンツの2点セットで78000円でした。就活生や新卒向けのブランドではなく、ある程度キャリアを積んだ人向けのブランドなので、かなり高い買い物だったが、当時のわたしにとっては切実に必要でした。リクスーブランドの安価なスーツでは精神が耐えられそうになかったのです。
スーツと合わせて装備してみた2022年3月当時の写真がこちら。
一応足に合っていると感じたサイズを買ったが、当時はまだ革が硬かった。
スカートにパンプスじゃないと落とすような会社は入社したところで続かないのが明らかなので、これで押し通すつもりでした。その後結局、最初に面接に行った現弊社に拾われて、なあなあで就活を終わらせたのですが、革靴はその後も履き続けた。
2023年2月の写真がこちら。
履きじわが育っています。このころには、紐を解かなくても脱ぎ履きできるほど柔らかくなっていた(革に変な癖をつけないためにはちゃんと紐を解いたほうがいいのかもしれないが、わたしは革靴マニアではないのでよしとする)。「本革を育ててる」って感じがして気分がアガります。
過去記事にも書いてきたが、わたしは今のところ、積極的にエコレザーを選択することはしていない。本革に環境面・経済面・倫理面で問題があることは認識しているので、本革製品を買ったら、とりわけ気をつけて長く使いたいと思います。
といいつつ、オイルをつけて磨いたりとか、本革らしい手入れはなにもしていないのだが(最初に防水スプレーだけかけたが、1年以上経ったのでもう剥がれているだろう)。今のところそれで問題はないので放置しています。またなにか必要性を感じたら検討したい。
結局わたしは就活をろくに頑張ることもなく、この革靴も気に入ったので結果オーライでしたが、就活セクシズムとでも言うべき不合理な風習は早くなくなってほしいですね。
実は2023年2月前後に、革小物のマイブームが来ていたので、ブックカバーや精神障害者手帳ケースなどを本革製品に買い替えた。ADHDでも実践可能な本革製品のメンテ方法をご存じの方はぜひ教えてください。
自立支援医療受給者証や精神障害者手帳などをまとめているケースがこちら。牛革のクロコダイル型押し。バッグの中身の記事で紹介しました。
この革靴は一生使うつもりだが、叶うなら追加で欲しい革靴を貼っておきます。
■Maison Margiela(メゾンマルジェラ) タビレースアップ
151800円
インスタでおしゃれな人がよく履いているといえばマルジェラのタビブーツである。
イメコン繋がりで知り合ったフォロワーのろにさんとお会いしたときの写真。ベージュのタビが超お似合いでした!
ろにサァン pic.twitter.com/T3szlYQt1D
— 呉樹直己🐢🦪 (@GJOshpink) 2023年3月22日
ろにさんのTwitter、あり得んほどお洒落じゃありませんこと!????!?
今年もたくさんのコスメに出会って、その中でも特に出番の多かった&欠かさずリピートしているお気に入りたち♡
— ろに (@en___so) 2022年12月27日
しっとり&ツヤラメ好きのPC秋春コスメです#ベストコスメ2022 #ベスコス2022 pic.twitter.com/O5bt7PY6qx
タビブーツもいいが、個人的には圧倒的にタビレースアップのほうが好きなのです。しかし、中古市場ではめったに見ないし、SNSでの一般人の着画もとても少ない。幻?
漫画家の草野さんは貴重な現物写真を上げてくださっています。ありがてえ。
履きまくると決めたので
— 草野 (@gorei3nomune) 2022年7月2日
週明けの雨用にミスターミニットで撥水加工してもらってくる👞 pic.twitter.com/EUrxIfl35H
草野さんは一度はマルジェラのタビブーツのほうを購入されたものの、足の形に合わずコハゼ(着脱用の金具)が外れてしまうので手放したそうです。マルジェラみたいな高級品においても実生活に根差した試行錯誤を共有してくださる方、ありがたさしかない。ハイブランドを買う人は泥臭い苦労話とかあんましてくれないので……。
マルジェラを手放すに至ったエピソードは漫画で読めます(有料)。
③DIANA(ダイアナ) 商品名失念
価格:12000円(セール価格) サイズ:24 素材:本革
2019年7月購入
現在のスタメンの中では一番の古株です。先生の家に引っ越す前、地方在住だったころに、駅ビルのDIANAで偶然見つけて購入したもの。DIANAはソフトな雰囲気の靴が多くて基本的には守備範囲外なのだが、これはマジックテープバンドを留めると白黒バイカラーのブロッキングデザインのように見えるのが気に入って購入しました。
買った当時のことは日記に書いています。
以来毎年夏に履いていますが、実は足にぴったりというわけではない。ひどく靴擦れすることはないが、長時間歩くと微妙に痛くなるのです。買い替えるほどではないのでなあなあで履いている。元から、長時間歩くことがわかっている日は必ずスニーカーを選ぶのでなんとかなっています。もう一つのデメリットは、白い革なので汚れが目立つことだ。本革なので水でじゃぶじゃぶ洗うわけにもいかない。写真では目立たないが、よく見るとけっこう汚れてきている。やはり日常履きは黒色メインに限る。5年目ということもあり、ソールの汚れも目立ってきているが、まだ捨てるほどではないので、当分履くと思います。
オンラインに同じものはもうないのでダイアナ公式を貼っておきます
ついでに、ここ数年試してだめだったサンダルを記録しておきます。
わたしはブーツが似合うので、ブーツサンダルをいくつか試した。オンラインで見つけて、2021年9月に買ってみたのがminsobi(ミンソビ)の厚底レースアップサンダル。セール価格で8250円でした。
https://zozo.jp/shop/minsobi/goods/57129529/?did=94967750
経験上、レースアップの靴はサイズの融通が利くので試着なしで買ってみたのだが、足自体のサイズは適合したのですが履き口がきつすぎる! バックジップもついているのに、いちいち紐を解いて最大限までゆるくして、履いてから締め直す必要がありました。わたしの足に合わなかったのか、そういう仕様なのかは不明です。いずれにせよ、とてもじゃないが鬱のADHDが日常的に使える靴ではなかったので、すぐ手放してしまいました。
前後して試着したのが、HARE(ハレ)のメッシュレースUPブーサン。16940円。わたしが試着したものはもうないが、似たものが今年も出ています。
https://zozo.jp/shop/hare/goods/71664504/?did=117820410&rid=1203
デザインが完璧には好みでなかったので買いませんでしたが、こちらは紐を解かなくてもスッと脱ぎ履きできました。サイドジップだからかもしれない。今後ブーツサンダルを買うならジッパーの位置も注意しようと思います。
④ナイキ アクアリフト シルバー
価格:22000円(フリマアプリにて購入。定価14300円) サイズ:25 素材:合成樹脂+合成皮革、合成底
2023年5月購入
今月買ったばかりのニューフェイスです。長年欲しがっていたナイキのアクアリフトのシルバーをフリマアプリで手に入れました。
ナイキのアクアリフトは、つま先がタビ型になっている厚底スニーカーのシリーズ。シルバーは、2020年に発売されて即完売した限定色だ。わたしが存在を知ったころには当然完売していたのだが、最近とうとうフリマアプリに手を出したので買ってしまいました。
定価は14300円なので中古で22000円は高いが、限定品なのでこんなもんでしょう。有名ブランドのスニーカーの限定商法は、常人の入り込む隙のないクレイジーな世界なので、あとから入手できただけでよしとしなければならない。
使用感はそこそこあります
身長が盛れる厚底に、ツヤツヤのシルバー。シルバーは「華やかなグレー」の感覚で万能に使えるし、黒よりも重たくならないので、抜け感を出したいときにぴったりだ。気になる履き心地は、今のところ問題ない。タビ型の指の間が擦れて痛むこともない。ただ、靴は長距離歩いてみないとわからない部分もあるので、しばらく使ってから判断したいと思います。今のところ素足で履いているが、必要ならタビ型のソックスやハーフソックスを導入するつもりだ。
ただ、いっこいいですか? このアクアリフト、甲の部分にバンドがあるじゃないですか。ここを締めたり緩めたりしてサイズ調節ができるのかと思いきや、
バンドの下の羽根の部分は、縫い留めてあるので、ほぼ調節が利きません。
意味なっ。わたしは一か八かで試着なしで買って奇跡的にぴったりだったけど、サイズ選びがかなりシビアになるデザインだった。オンラインで買うときは注意してください。
せっかくだから目立たせたいので、最近買ったジョンローレンスサリバンのデニムのスリットから覗かせてみたのがこちら。
かわい~~~!!!
ぴったりだ。このデニムは過去記事で紹介しました。靴や靴下に凝ると楽しいデザインですね。
この夏はアクアリフトを相棒に駆け回りたいと思います。
ついでに、ナイキで欲しい靴を貼っておきます。
■ナイキ ゴーフライイーズ
15400円
2021年2月発売以来、「手を使わずに履ける」「妊婦さんに最適」と度々バズっている、ナイキ初のハンズフリーシューズです。身体障害者や高齢者、術後の人、妊娠している人向けとのことだが、精神的コストを節約したいADHDにもいいんじゃないでしょうか。
手を使わずに着脱できる仕組みの説明は、読んでみてもあまりピンときません。
近代的なデザインも魅力的な同スニーカーは、履き口を開いたときも閉めた時も安定した状態を保つ「双安定性ヒンジ」と呼ばれる”ちょうつがい”のような仕組みと、ミッドソールに仕込まれたテンショナー(張力調整装置)という2つの特許出願中の技術を組み合わせることにより、つま先を入れてかかとを踏み込むだけで履け、脱ぐ時もかかと部分をもう片方の足で踏むことで簡単に脱げる構造となっている。
引用元:ナイキの「手を使わずに履けるスニーカー」、人気すぎるあまり悲劇が起こる - フロントロウ | グローカルなメディア
実際に履いてみるのが一番いいと思うので、機会があれば実店舗に行ってみたいと思います。
ちなみにナイキには障害者割引があります。ナイキメンバーに登録して、デジタル障害者手帳アプリ・ミライロIDのコードを入力すると月1回10%割引になる。実店舗でも、ミライロIDコード画面または障害者手帳現物を提示すれば月1回10%割引。障害者手帳を持っている人は登録しておくといいと思います。
以上、好きな靴4つを語っただけなのに1万字超えの、着道楽の日記でした。
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