敏感肌ADHDが生活を試みる

For A Better Tomorrow

oh my friend わたしがいつも履いてた、すり減った安物だけどいかした黒いトンガリブーツを見てくれ

最終更新:2020.10.7

 

 

 

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記事タイトルは、90年代に流行したヴィジュアル系ロックバンド・SOPHIAの名曲「黒いブーツ 〜oh my friend〜」の歌詞から引用しました。はい、今日はわたしのお気に入りのブーツを記録・紹介するだけの記事です。

 

わたしは黒いレザーブーツが大好きで、服や行き先に合わせて使い分けている。秋から春まで、夏以外はほとんどブーツで過ごす。好きなデザインは決まっていて、黒の合皮のスムースレザー・レースアップ(紐つき)・ハイカット型だ。こういうタイプのブーツが一番、わたしの服や生活スタイルにマッチしている。高い靴に手を出す見識はまだないので、ちゃんと足にフィットしていてほどほどの価格のものを履き潰して、もっと気に入ったものがあったら買い替えていくスタイルでやってきました。現在手元にあるのは4足。順番に紹介していきます。

 

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去年からヘビロテしているのは、YOSUKEの厚底レースアップショートブーツ。6900円だった。わたしは外反母趾なのもあって高いヒールが苦手なのだが、これはヒール6センチに対してプラットフォームが4センチもあり、傾斜が少ないので、長時間の外出や旅先でも履いていられます。6センチヒールのプラットフォームは2センチ程度が主流なのだが、個人的には、傾斜4センチは長時間の外出は無理です。大抵の靴は、プラットフォームが4センチならヒールは10センチを超えてくる。わたしのように、身長を盛りたいけれどヒールは苦手な民に向けて、プラットフォームは高いけれどヒールは低めな厚底靴の選択肢がもっと増えてほしいですね。

爪先のストレートチップはあまり好みではないのだが、歩きやすさに免じて購入した。内側ジッパーつきで脱ぎ履きしやすい。アウトソールは防滑仕上げで、レインブーツとしても使える。合皮の靴は水に濡れることを心配しなくていいので気が楽。ADHD向けです。

 

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YOSUKEのブーツを買うまで3年ほど履いていたのは、H&Mのショートブーツ。セール価格で3000円くらいだったと思います。ファッションブランドの靴はあまり信用してないんですが、これは奇跡的にフィットしたのでヘビロテしていました。身長はあまり盛れないが、履きやすく、余計な装飾のない細身のシルエットが気に入っていた。だいぶボロボロになっていたので、写真を撮ってから処分しました。今までありがとう。

 

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ショートパンツや半端丈スカートに合わせて履くのは、エスペランサの膝丈ロングブーツ。確か9000円くらいでした。わたしは足元重めのファッションが似合うタイプなので、ボトムはロング丈が好きなのですが、たまに短い丈を履くときはこれでバランスを取る。90sリバイバルがちょっと流行っていたころに、ロゴが変わる前の渋谷109で買いました。嗚呼わが青春のマルキュー(20歳ごろはギャルブランドが好きだったので、90年代生まれの人間だけど渋谷109にはそれなりの思い入れがあるのです)。

ヒールは6センチあるが、ロングブーツ特有の、足全体を包み込む安定感があるので、そこそこ履きやすいです。内側ジッパーつきで脱ぎ履きも楽。

 

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唯一の、ヒールの高いブーツはこれ。エスペランサのプラットフォームブーツ。6000円くらいだったと思う。ヒールは11センチ、プラットフォームは4センチで、気分は世紀末のギャル。残念ながら、4時間くらい歩くと足に限界が来てしまうが、たまに履きます。バイブスが上がるので。それでも、長時間外出するときは避けるように気をつけている。やりたいこととできることのバランスを考慮するの大事。

わたしは、ハイヒール(パンプス)を履くことができないので、わたしにとっての「痛いけれどバイブスが上がる靴」はヒールブーツだ。身体は無理をして疲れ切ってしまうけれど、心を誇らかに逞しくしてくれる靴。背筋を伸ばしてくれる靴(実際は歩きにくくて背中が曲がりがちになるのに)。どこにでも行けるような気分にしてくれる靴(実際は半日も歩かないうちにくたびれてしまうのに)。なんという矛盾。余計な疲労感を背負う余裕があるときだけ、そっと靴箱から出している。意識して背筋を伸ばして、慎重に歩き出す。いつもより高い位置からの視界を楽しむ。わたしの大切な、すり減った安物だけどイカした黒いブーツ。人混みで暗がりで、わたしを守ってくれる。歩くのがやっとで、ちっとも走り出せないくせに、自由な気分を味わえる靴。

 

***

 

先々週、サンダルをおろした。

 

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去年の記事で紹介したやつです。引き続き、今年も愛用していく。貧乏学生ゆえ、コスメも服もあまりたくさんは持っていないため、一度紹介したものはマジで何回も出てくると思ってください。リアルにずっと使っているので。

 

www.infernalbunny.com

 

夏は、このサンダルとスニーカーで生きていきます。

 

サンダルをおろしたのと引き換えに、上で紹介したブーツたちは洗って干して片付けました(靴を自分で洗うのは手間なので、コインランドリーで洗うようにしています。詳しくはこちらの記事を参照)。

 

スニーカーよりは若干履きにくいけれど、ハイヒールよりは優しくしてくれて、わたしを遠くへ連れて行ってくれるブーツたちとは、しばしの間お別れ。

 

 

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黒いブーツ 〜oh my friend〜

黒いブーツ 〜oh my friend〜

  • SOPHIA
  • J-Pop
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

「黒いブーツ ~oh my friend~」は、SOPHIAの1998年の名曲です。作中で歌われている人物像「髪色をコロコロ変えて丸眼鏡でピアスだらけ」とか「鞄を安全ピンで留めて化粧してデヴィッド・ボウイのカセットテープを伸びるまで聴く」とか「喫煙者だけど吸うときはちゃんと窓を開けるし親と同居してる」とかがリアルで、当時の若者の風俗が垣間見える。今じゃカセットテープは姿を消したし(ビデオテープのことかもしれない。いずれにせよもう廃れている)、バンドマンでも喫煙者とは限らないし、親と同居していることはギャップでもなんでもなく、珍しくなくなった。貧乏でも、数万円握りしめてとりあえず上京してしまえば仕事があって最低限食っていけて、ライブハウスとかにもぐりこんで、バンド活動を続けていられる―― みたいな牧歌的な時代は終わったんでしょうね。令和を生きる20代として、昔のバンドのサクセスストーリーを読んでいても思うんですけど、お金がなかったらそもそも上京できなくないですか?? 上京して一旗揚げるどころか、一旗揚げないと上京もできないじゃん。スマホ代とか消費税とか、最低限の生存に要する費用が爆上がりしてるから。

また、“いつかお前がたった一人夢中になったいつもさえない顔したアイツ 最近真夜中にテレビで見たよ” というような、「テレビで知った顔を見かける」というシチュエーションも絶滅寸前なんじゃないでしょうか。いまならInstagramかTikTokかYouTubeで見かけるんじゃないかな。今の若者は楽器を買う資本すらないから、無料のSNSに夢を見るしかなくなったのかもしれない。それもこれもひっくるめて、なんというか、若者が「貧乏」だった時代の歌だなあと感じます。今の若者は、貧乏というよりは「貧困」って感じ。

歌詞のモデルは、ボーカル・松岡充の友人で、若くして事故死したバンドマンだそうです。

 

ところで、“どこからかくすねてきた春四音” の「春四音」とは、80~90年代に盛んに流通していたベンゾジアゼピン系睡眠薬のハルシオンのことだと思うんですが、漢字で書くのは当時の隠語だったんですかね?わたしはこの歌詞でしか見たことがないが。

なおハルシオンは、近年は依存性が問題視されており、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬がメジャーになった現在では処方されることは少なくなってきているようです。そういう意味でも昔懐かしい歌詞となっていますね。

 

 

街 (Single Version)

街 (Single Version)

  • SOPHIA
  • J-Pop
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 


SOPHIA / 街-15th Anniversary ver.-

 

もうひとつ、SOPHIAの代表曲といえば「街」(1997年)。“街はまたいくつも戸惑いを投げかける  "ここにいる"と大声で叫ぶけど 僕のこの小さな傷だらけの夢と苦笑いじゃ今は誰も救えない” “街がまた暮れてく 全ての在り方を受け入れて そして僕も君連れて Ah 迷う時はきつく強く抱きしめたい kissをして奪い去りたい全て” とは、いまもウチらの心に響く、非常に現代的なフレーズでしょう。受け入れてほしいよな、すべての在り方を……。