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For A Better Tomorrow

着道楽日記:2023夏振り返り記録、2024夏予定

 

 

 

わたしは着道楽なので、来季どの服でやっていくかを考えるのは大事な趣味の一つだ。来季などの長いスパンだけではなく、シンプルに明日着る服の構想を練って寝る前のささやかな楽しみとすることもある。服に興味ない人には完全に意味不明だろうが、前日から明日の服のことを考えてワクワクする日が、わたしにはある。そこで、今から次の季節をどんな服でやっていくか考えて書き残しておいて、精神状態が悪いときに先の楽しみを思い出すための助けとしたい。

前回は、2023年春の振り返りと2024年夏の予定を書いた。

 

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今回は、2023年夏の振り返りと2024年夏の予定を書いていく。これを書いている2024年5月下旬現在、わたしが住んでいる南関東はおおむね初夏の陽気だが、20℃台前半に下がる日もまだあり、完全な夏には遠い。

 

 

 

 

1.2023年夏振り返り

2023年は服よりもアクセサリーに興味が向いていたので、どちらかというとアクセサリーにお金を使った年だった。

髪型は金髪坊主。

 

 

2023年ごろからの傾向として、自分のメンタル(アン)ヘルスを管理し制御するのが年々上達しているので、昔なら買わなかったかもしれない着心地の悪い服や洗濯が手間な服も多少買うようになった。とはいえ服選びの基本条件は過去記事に書いた通りである。この16個のNG条件は常に念頭に置きつつ、多少緩めて判断するようになった。

 

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NG服① 家庭の洗濯機で洗濯できない

NG服② アイロンをかけないとだらしなく見えてしまう素材

NG服③ ニット

NG服④ レーヨン100%、キュプラ100%、リヨセル100%、テンセル100%

NG服⑤ モヘア

NG服⑥ ファー

NG服⑦ ベロア、別珍、ベルベット

NG服⑧ タイツ、ストッキング

NG服⑨ ポリウレタンの混紡量が多い、ポリウレタンでコーティングされている

NG服⑩ 薄い色

NG服⑪ ポケットがない

NG服⑫ オールインワン

NG服⑬ 高価な帽子・手袋・傘・アクセサリー

NG服⑭ ハイネック、タートルネック

NG服⑮ レースのインナー、化学繊維のインナー

NG服⑯ 締めつけるインナー

 

トップス

夏はお洒落心が暑さに負けるので、基本は半袖Tシャツばかり着ている。着道楽ADHDとして、半袖Tシャツを選ぶ条件は以下の3つ。

 

①汚れが目立たない色柄であること

トップスは全部そうだが、とりわけ夏に着る半袖Tシャツは、汗や皮脂で襟袖が黄ばみやすいので薄い色のデザインは選ばない。ファッションに興味がない人なら、ベーシックな濃色(黒やネイビー)で統一してしまうのもいいと思う。感覚過敏傾向の人は、色が統一されていると視覚刺激が抑えられて落ち着くと感じる人もいるそうだ。わたしは着道楽なのでそこまではしないが(黒色の服が多いのは色として好きだからです)、気持ちはわかる。

 

②首元が広く開いていること

これも感覚過敏を刺激しない工夫。わたしは首に布が触れていると苦痛に感じるので、首元がなるべく広く開いているトップスを選ぶ。理想はネックラインが鎖骨よりも下にくるUネックだが、クルーネックで妥協して我慢することは可能。モックネックやハイネックやタートルネックさえ最低限避ければよい。

 

③綿100%素材であること

暑い時期に着るTシャツは綿100%生地が通気性がよく涼しいと思う。綿っぽい質感でポリエステル100%のTシャツも着たことがあるが、体感温度が全然違った。また、綿素材は感覚過敏にもアトピー肌にも適している。

 

ヘビロテしたのはザディグエヴォルテールのスローガンTシャツ2枚。「女の子は何だってできる」「女性は何だってできる」のメッセージ性もイケてるし、着心地がいい。

 

 

キネマMの映画監督没年TシャツとコムデギャルソンのTシャツもたまに着ていたが、ザディグエヴォルテールにはぐっと差がつく。

 

 

2023年夏はとにかくザディグエヴォルテールの2枚を着倒していた。

 

ボトムス

ボトムスは、通年ヘビロテしているピンナップクローゼットのワイドパンツを相変わらず履き倒していた。

 

 

新規投入したのは、2023年5月に購入したジョンローレンスサリバンのジップデニム。デニムにはあまり興味がなかったのだが、かっこいいデザインに惹かれて買った。

 

 

固い生地かつ全面ジップつきで着心地は当然よくないので、精神的に余裕があるときだけ着るようにしていた。ジップフライ(ジッパー着脱)ではなくボタンフライ(ボタン着脱)なのも地味に手間なので、疲れているときは着ることができない。疲れているときはゆるワイドパンツに限る。

 

 

ジョンローレンスサリバンはこのようにデメリットも多い服なので、昔のわたしなら買わなかったかもしれない。

 

もう1本、2023年7月に買ったナスティキックのブリーチデニムもそこそこ着た。ナスティキックは韓国のストリート系ユニセックスブランド。

 

 

服選びの条件の記事にも書いたように、薄い色のボトムスは万が一の経血染みを警戒して基本的には買わないようにしているのだが、これはデザインが気に入ったので思い切った。これも昔のわたしなら買わなかったかもしれない。

月経に関しては、今はテストステロン注射(男性ホルモン治療)の作用で完全停止しているので気にせず暮らすことができている。しかし、ホルモン治療を一生続けるつもりはないので、いずれまた経験することになるだろう。月経が戻ってきたら、このナスティキックのデニムは着るタイミングに気を配る必要がある。

 

 

 

2023年5月に購入したナイキのアクアリフトのシルバーばかり履いていた。これはわたしの近年のベストバイの一つである。中古市場で買ったのですでに劣化が進んでおり、一生は履けなさそうなのが残念。

 

 

あとはランバンオンブルーのスニーカーとeccoの革靴が続投したが、アクアリフト投入で出番が大幅に減った。

 

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アクセサリー

2023年はアクセサリーにお金を使った。2023年春に引き続き、大ぶりピアスがマイブーム。

 

このアクセサリー入れのDiorの巾着は旅行先で失くしました。

 

だいたい過去に紹介済なので、興味のある方は過去記事をdigってください。

 

バッグ

基本のバッグは2023年春に引き続き、モンテロッソのリュック。

 

 

これに加えて、荷物が少ないときは2023年5月に買ったメゾンマルジェラの5AC。ADHD流のミニバッグ試行錯誤についてはまた別途書きます。

 

 

 

 

2.2024年夏予定

相変わらず髪型は金髪坊主で、ブリーチした上からネオンイエローを入れている。元々の金色の延長線上の色味なので、コスメや服にはとくに影響なし。

 

 

2023年末あたりから服への興味が復活してきたので、冬のうちに半袖の服はいくつか買ってある。以前から変形服は好きだったが、その好みが加速して、ますます珍妙なブランドの珍妙な服を買うようになった。アクセサリーは、珍妙な服に大ぶりピアスを合わせるとくどくなるので、大ぶりピアスのマイブームは沈静。代わりに指輪ブームが継続中。

 

トップス

ザディグエヴォルテールのTシャツ2枚は基本装備として続投するだろう。

 

新規購入は、まずはオールセインツのアロハシャツ。モノトーンの抽象柄と思いきやよく見ると虎柄でかっこいい。

 

 

素材はレーヨン100%。レーヨン生地はシワになりやすいので基本は避けているのだが、通気性・吸湿性がいいのでレーヨンのアロハは夏は着心地がいい。カジュアル寄りの服として1着持っておいてもいいかと思って購入した。画像は1日着用した状態のもので、案の定シワが多いが、柄で誤魔化されてそんなに目立たないと思う。

 

 

変形トップスのマイブームに乗って、ウジョーの変形Tシャツも購入。一見普通の黒無地だが、よく見ると片方の襟と裾がアシンメトリーになっていてかっこいい。

 

 

ウジョーは最近知ったブランドで、好みのテイストなのでこれからも追っていきたい。デザイナーの西崎暢(にしざきみつる)はヨウジヤマモト社のパタンナー出身で、パタンナー目線の大胆なカッティングが特徴とのこと。

 

2023年下半期からぼちぼち古着屋に行きはじめ、夏に着たいトップスもすでに買っている。まずはツヤのあるプリーツ生地のプルオーバー。プリーツの畝の幅が均一でないのがかっこいい。

 

 

写真ではわかりにくいが、二の腕部分にスリットが入っており、肘部分は渦巻のようになっている。全体的に凝った造り。イッセイミヤケではない(知識がないので、ヴィンテージのプリーツ服は全部イッセイミヤケだと思ってしまう)。古着屋の説明によると1990年代の品だそう。生地はアセテート87%・ナイロン13%。

 

 

次に、シアーなラッフルシャツ。ツヤツヤの生地がシアーグレーを超えてシルバーっぽくて華やか。ブランドタグも生地タグもないので詳細不明だが、触った感じポリエステルかナイロンっぽい。

 

 

フェミニンな印象のあるフリルも、ここまで大胆に施されているとモードになる。ストレートに着ると舞台衣装級に派手なので、やりすぎ感なくシティユースするためにはコーデを工夫する必要がありそうだ。

長袖だが、裾をまくるとちょうどよく止まるので、半袖の季節にも着られそうだと思っている。日常生活にかけられるエネルギーが少ない精神障害者として、着用中にずり落ちて直す必要があるような着方はしないようにしているのだが、これは一度まくったら落ちてこなさそうだと感じて購入に踏み切った。これから実際に着用して確かめるつもりだ。

プリーツプルオーバーもラッフルシャツも綿素材ではないので通気性は悪い。夏に着たいと思って買ったが、耐えられない可能性もある。

 

 

 

ボトムス

オムプリッセイッセイミヤケのワイドパンツとリミフゥの変形スカートを基本装備にする予定。

 

 

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サブとして、2024年春に引き続きHAIKARAのダメージメッシュデニム。夏は涼しそう。

 

 

2023年夏に着ていたジョンローレンスサリバンとナスティキックは、デニムとしてはかなりデコラティブなので、今のマイブームの変形トップスに合わせると盛りすぎかもしれない。使うタイミングを選ぶ必要がある。

 

ナイキのアクアリフトが続投。加えて、2023年9月購入のメゾンマルジェラのタビレースアップシューズもヘビロテしていきたい。

 

 

銀色2つを基本装備として、足元をシンプルにしたい日はランバンオンブルーのスニーカーとeccoの革靴でやっていく予定。

 

なお、春夏に履くつもりで2023年12月に購入したラブハンターのブーツサンダルは、結局足に合わなかったので手放す予定。靴の通販はやはり難しい。

 

 

ブーツサンダルはこれまでも何度か購入してすべて失敗してきた。この夏も薄っすら探し続ける予定だが優先順位は低い。

 

 

 

アクセサリー

派手な変形トップスに大ぶりピアスだと散漫になるので、小ぶりのピアスを買い足している。一般的な基準からすると大ぶりかもしれないが、当社比では小ぶりということで。

ヘビロテしているのはラリカのアシンメトリーピアス。癖がないフープとオーバルモチーフでなんにでも合う。

 

 

オールステンレス(キャッチだけでなく本体もステンレス)なのでやや重いが、メンテナンスフリーで輝きが持続するのがいいですね。わたしは貴金属としての材質には興味がないので、ピアスはもう全部ステンレスでいい気持ちだ。

 

 
 
 
 
 
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ちょっと辛口のアクセントを入れたいときは、モーリスワイスの喜平チェーンを切ったようなデザインのピアスを使う。こちらもオールステンレスかつプチプラ。素晴らしい。

 

 

 
 
 
 
 
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2023年からの指輪ブームで、指輪は素敵なものがたくさん揃っている。当分これ以上は買わない。

 

 

すべて過去記事で紹介しているので気になる方はdigってください。

 

派手トップスブームなのでネックレスからは遠ざかっているが、シンプルなTシャツのときはシキアのチェーンベルトをネックレスとしてつけるやつをやりたい。

 

 

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あと、フォロワーさんからいただいたブランド不明のごつい多重チェーンはずっと気に入っている。

 

 

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バッグ

2023年12月に購入したディスコードヨウジヤマモトをこの夏も使い続ける。

 

 

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荷物が少ないときはメゾンマルジェラ。

 

 

基本装備はこの2つ。当分買い替えることはないだろう。

 

 

以上、2023年夏振り返りと、2024年夏の予定でした。

実際の服装がどうなったかもいずれ書きます。