敏感肌ADHDが生活を試みる

For A Better Tomorrow

30代兼業作家(双極性障害)の食生活改善を試みる。5カ月目の節約

最終更新:2021.1.4

 

 

過去記事に書いたように、わたしは2020年夏から一人暮らしをやめて、双極性障害の兼業作家である「先生」と共同生活をしている。

 

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書生として、衣食住*1と勉学に集中できる環境と小遣いを提供していただく代わりに、わたしに委託された家事のひとつに炊事がある。これは、ただ三度の食事を作成して食卓に並べるだけではなく、先生の望みであるダイエットに協力するとか、 おやつを爆買いしようとしていたら制止するとか、先生の食事管理とでもいうべき内容まで含まれている。その様子を、ここに記録していこうと思う。オープンな情報とすることで、 ほかの誰かの参考になったり、こちらにも有益なフィードバックがあったりしたら幸いである。題材の性質上、先生のパーソナルな生活状況を公にしてしまうことになるが、書生のバランス感覚と先生の最終チェックによって、必要分のプライバシーは守られていると信じる。わたしが書く文章で言及される先生の個人情報はおおむね、先生が自身のSNSなどですでに明かしてきたものに限られている。

1カ月目から4カ月目の様子については、過去記事に詳しく書いた。

 

1カ月目。先生の胃炎が寛解し、食生活が安定するまで。

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2カ月目。先生の食事管理を担ったことによる、書生のメンタル面の変化について。

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3カ月目。ダイエットの試行錯誤、飲み物のアップデート、先生の味覚の変化などについて。

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4カ月目。朝食の内容変更、夕食の副菜事情などについて。

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今回は、5カ月目の様子を記録してきます。

 

 

 

 

1.年末年始の食事事情

年末年始はダイエットの敵である。休日が増えて外出が減るのに食べ物関連のイベントが多いので太りやすい。とはいえ、メンタル的に明日をも知れぬ身である精神障害者二人としては、季節の行事を楽しめる心境のときは目一杯噛み締めていきたいものである。よって、クリスマスもお正月も、ダイエットのことは一旦忘れて、ささやかな豪遊をしました。COVID-19が拡大中なので帰省も遠出もしていない。

 

 

 

 

 

 

 

季節の行事の大切さについては過去記事に書きました。

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そのほかにもみかんやおせんべいやピザなどを食べ、小市民的バッカスの限りを尽くして三賀日を過ごしたのだった。これからは気を引き締めて、お腹も引き締めて、巻き返していきます。

 

 

 

2.朝食アップデート

スープを追加した

先生のリクエストで、朝に温かいスープを出すようになった。寒い中を自転車で出勤するので、身体を温めておきたいとのことです。基本はインスタントのポタージュスープで、前夜の夕食にスープを作ったときは残りを温めたりしています。

 

クノール カップスープ コーンクリーム 30袋入

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なお先月から、空気の乾燥対策として、食事をする部屋に加湿器を導入している。朝一番に加湿器に水を入れてスイッチを押すのもわたしの役目だったが、加湿器のつけ始めと電気ケトルを併用するとブレーカーが落ちることが判明しました。よって、朝食を作り終えてから加湿器をつけるように順番を変えました。

ちなみに加湿器は、Twitterで評判の山善のスチームキューブを買いました。10000円するが、その価値はあると思います。タンクが炊飯器のようなシンプルな釜で、簡単に取り外して給水することができる。メンテナンスが本当に楽でADHD向け。音も非常に静かで、とてもおすすめです。今年はウイルス対策としても空気の乾燥には気をつけたいところだ。

 

▼本当に炊飯器のような見た目ですが、ゴテゴテしていないので部屋に置いても格好悪くはない。

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▼説明書。パワフルモードにすると電気代はそれなりにかかるが、標準モードで十分だと思う。

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加湿器”SteamCUBE” | 加湿器 | YAMAZEN BOOK

 

節約① ヨーグルトの宅配をやめた

朝に食べるヨーグルトは、ずっと小岩井の宅配サービスを利用していました。週に二回、玄関前に設置してある専用のボックスに保冷剤とともに届けてくれるシステムです。

 

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しかしこれだと、400グラムのプレーンヨーグルトが1個300円であり、スーパーで買う明治ブルガリアヨーグルト400グラムの約2倍かかる。先生が宅配を利用していたのは、ご自分で頻繁に買い物に行く余力がなかったからであるが、今はわたしが代わりに買いに行けばよいので、わたしから提案して宅配はストップしました。これからはわたしが定期的にスーパーで買ってくることにします。これで、月々のヨーグルト代は半分以下になるはずである。

 

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節約② ベーグルをやめた

朝に食べるパンは、先生お気に入りの冷凍ベーグルをまとめ買いしていました。ベーグルは低糖質・低脂質でダイエット向けらしいです。

 

 

しかしこれも、1個あたり200円超となかなかの富豪価格だったので、先生と相談の上、残念ながらストップすることにした。代わりに、近所のパン屋で全粒粉の食パンを買って冷凍することにしました。全粒粉は、普通の小麦に比べると血糖値の上昇が穏やからしいです。

近所のパン屋は個人経営の店なので定休日が多いし、遅い時間に行くと売り切れていることもある。パンを切らさないためには、計画的に買い物をする必要があります。これも炊事タスクの一環としてこなしていこうと思います。これで、月々のパン代は5分の1以下になるはずである。

 

以上3つのアップデートを経た、現在の朝食がこちら。

 

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ちなみに、2カ月前のものがこちらです。

 

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内容量は増えたが、食費は減っている。しばらくはこれでやっていきます。

このようなものを、毎朝6時30分に供給しています。この時期は朝寒いので、先生の苦痛もひとしおだろうが、頑張って起きて食べて出勤しておられます。大変えらい。

 

 

 

3.台所・食卓周りの生活改善

ランチマットを買い替えた

上記の朝食の写真に映っているように、卓上に敷くランチマットを新調しました。

 

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気軽に水拭きできる素材かつ、汚れが目立たなそうな模様のものを選びました。今まで使っていたランチマットは、わたしが引っ越してくる前からあったプラスチック製のもので、かなり汚れていたので。

ついでに、この5カ月間で行ってきた、台所・食卓のアップデートを思い出せる範囲で書き出しておきます。直接的な食生活改善ネタではないが、わたしの炊事タスクの一部として記録しておきたい。これも、積み上げを可視化する試みの一環である。

 

三角コーナーを導入した

わたしが引っ越してきた当初はシンクに三角コーナーがなく、ゴミは排水溝の受け皿に直接溜めるようになっていた。自炊頻度が低いならそれでもいいかもしれないが、毎日台所を使うなら専用のゴミ受けは必要なので、新規購入しました。汚れが詰まりやすい金網製のものではなく、金属板に穴が多数空いているパンチングメタル製のものを選んだ。これなら表面が滑らかなので汚れを拭き取りやすいです。

 

 

パンチングメタル製のものを選ぶアイディアは、一人暮らしのときに思いついていました。共同生活でも、過去の積み重ねを活かせてよかったです。

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台所ネットの置き場所を変更した

排水溝のゴミ受け皿と三角コーナーに使うネットは、引っ越してきた当初はシンクの背後の戸棚にしまってあったが、シンクのそばにむき出しで置いておくように変更した。これで、さっと手を伸ばしたらワンステップで取り出せるようになり、ネットを取り換えるフットワークが軽くなった。ネットは頻繁に取り換えて、水回りを常に清潔に保とうと思う。

 

 

 

 

キッチンペーパーをポップアップ式のものに変えた

ADHDが炊事をするなら、使い捨てのキッチンペーパーを湯水のように使うに限る。引っ越してきた当初台所にあったキッチンペーパーはロール式で、ワンタッチで取ることができなかったので、ポップアップ式(ボックスティッシュみたいに、1枚引き抜けば次のが穴から飛び出す方式)のものに買い替えました。これで、より気軽に使えるようになった。

 

▼左がロール式、右がポップアップ式のキッチンペーパー。なお、ポップアップ式のデメリットは、たまに猫が引き抜いてオモチャにしてしまうこと。

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シリコン製の菜箸を導入した

引っ越してきた当初あった菜箸は先端が金属製で熱くなりやすく、味見をするときに舌を火傷しそうになっていた。よって、ニトリのシリコン製の菜箸を買い足しました。シリコン製だと鍋を傷つけないのもいい。

 

▼左が金属製、右がシリコン製。

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www.nitori-net.jp

 

冷蔵庫のおしゃべり機能をオフにした

これは過去記事にも書きました。

 

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近所のスーパーのセール情報とか、野菜の食べ方クイズとか、せっかく話しかけてくれているのですが普通に邪魔なのでオフにした。

ちなみにこの冷蔵庫には、「ドア閉め忘れ防止ブザー」なる機能もあり、ドアを開けたまま1分経過するとピピッと電子音が鳴る。1分! いくらなんでも短くないですか? 冷蔵庫を眺めながら献立を思案していたらすぐ1分経ってしまう。しかし、オフにするコマンドは見当たらず、先生は製造元に電話までしてくださったが、止める方法はないとのことなので、諦めました。要領の悪い発達障害者は機械に急かされ続ける人生を送れというのか! 最悪だ。

 

食器棚の食器を並べ替えた

引っ越してきた当初、食器は食器棚の引き出し3つに大きさ別に分類されてしまってあった。今は、使用頻度別に分類してあります。そのほうが効率がいい。普段は一軍の引き出しの食器のみを使って、たまに二軍・三軍の引き出しを開ける方式でやっています。

 

酒類を天袋に収納した

先生はお酒を飲まない人だが、食卓付近には意外にも洋酒の瓶がずらっと並べてあり、けっこう場所塞ぎだった。お客が来たときにたまに出す程度しか用がないとのことなので、天袋にしまうことにしました。天袋は普段はまったく触らないので、使用頻度の低いものを片づけておくのにぴったりだ。

 

脚立を導入した

引っ越してきた当初、キッチンの天袋はほぼ空っぽだったが、今では前項に書いたように使用頻度の低いものをしまう場所として活用している。天袋の上のほうはわたしも先生も背伸びしないと届かないので、脚立を新規購入しました。選んだのはこちら。

 

 

決め手は、片手ワンタッチで開閉できることである。ADHDでも不便感なく使えます。

 

天袋の下に吊り収納スペースを作った

天袋の下の空間がデッドスペースになっていたので、網棚を取りつけました。お茶っ葉類をしまう場所にしています。

 

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食卓の上にティッシュボックスとアルコールウェットティッシュを設置した

こぼしたものやちょっとした汚れをその場でささっと拭く用。ADHDなら、ティッシュとウェットティッシュを部屋のあらゆる場所に設置して湯水のように使うべきなのである。いちいち席を立って取りに行かなくてもいい、ワンタッチで取り出せる位置に常備すべし。

 

 

食卓の下にゴミ箱を設置した

ゴミをその場でさっと捨てる用。ADHDなら、部屋のあらゆる場所にゴミ箱を設置していつでもどこでも即座にゴミを捨てられるようにするべきなのである。わたしは、ワンルームに住んでいたときでさえもゴミ箱を4カ所に設置していました。今の家の食事をする部屋にももちろんゴミ箱はあったが、席を立たなければ届かない位置だったので、増設しました。今では、食卓以外にも洗面所や廊下など、あらゆる場所にゴミ箱を設置してある。これは、引っ越してきてから真っ先に手をつけた生活改善でした。

 

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以上です。ここ数カ月で、ざっとこんな感じのアップデートを行いました。どれもひとつひとつは些細なことだが、QOLを確実に上げてくれています。

 

 

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以上、5カ月目の記録でした。

相変わらずわたしは、炊事・片づけ・掃除・洗濯・ゴミ出し・朝6時半に先生を起こすことなどを担当し、その代わりに基本的な生存と学習環境を保障していただいている。これが妥当な取り引きであると思えるかは人によるだろう。先生はこの程度のタスクのために安くはないお金を支出して赤の他人を住まわせているのかと驚く方もおられるかもしれない。しかし、人それぞれできることとできないことがあるというだけの話です。先生は社会人歴1X年の3X歳、わたしは大学生とはいえとっくに成人済みの2X歳であり、 お互いに自分のできることとできないことは把握していて然るべきである。無理や我慢をして破滅するのではなく、キャパシティを超えていることに関して他者に適切に援助を求めるスキルこそが望まれている。われわれは、双方納得して共同生活契約を結んでいるので、なにも問題はない。

 

引き続き、お互いに協力して、よりよい食生活・共同生活を試みていこうと思います。

 

 

4.おまけ 猫の大好物

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料理にかつお節を使うと、卓上に乗ってきてペロペロしようとするので、制止するのに苦労します。冷ややっことか、ほうれん草のおかか乗せとか。

先生の猫は躾がいいほうで、食べ物にはあまりイタズラをしないが、かつお節だけは我慢できないらしいです。やはり本能には抗えないのか。

 

 

 

*1:厳密に言うと、「衣」は毎月1日にいただくお小遣いの中からわたしの裁量で買うことになっています。食住は完全に生活費から出していただいている。