去る10月31日、ハロウィンでした。
仮装して密集することこそしないものの、まったくの普段通りで過ごすつもりはなかった。なにかしらはしようということで、先生もわたしも暗黙のうちに意見が一致していたように思う。結果、先生はわたしに内緒でマカロン(わたしが好きなメーカーのやつ)を買ってきてくれ、わたしもこっそりクッキーを用意しており、イタズラ不在のままお菓子を食べる日となった。
先生がハロウィンのマカロンくれました pic.twitter.com/zPFzQV50Xf
— 呉樹直己 (@GJOshpink) 2020年10月31日
思えば、10月1日の十五夜もそんな感じでした。
十五夜なのでこっそりお団子を買ってきたら、精神科に行っていた先生も帰りがけにこっそりお団子を買ってこられたので、たくさんのお団子が冷蔵庫にあります。画像は先生が買ったほうのお団子。 pic.twitter.com/KgqiRCJeqw
— 呉樹直己 (@GJOshpink) 2020年10月1日
季節の行事を大切にして暮らそう、とは、わたしが引っ越す前からたびたび二人で確認しあっていたことだった。
たとえば麻の縞目の着物をもらって、夏まで生きていよう、と思うように。ちょっとした特別、ちょっとしたハレをすぐ先の未来に積極的に見い出していこう。慢性的な苦痛に耐えかねて自暴自棄になりたい気持ちをぐっとこらえて、一日一日を根気よく積み上げていこう。焦らないでいよう―― 先生はどう思っているのか知らないけれど、わたしとしては、昔からそういう気持ちで季節の行事を楽しんでいます。それに、時間だけは平等だから。ハレの日は、こんなわたしにも平等に訪れる。先生にも訪れる。毎年同じ顔をして、必ず決まった時に来て、決まった時に去る。責めず、追わず、わたしたちのすべてを受け入れる。たとえ虚礼でも、バカ騒ぎでも、企業の商業戦略でも、わたしたちに平等に接してくれる貴重な事象であることには変わりないのです。
2020年も残りわずかとなったが、まだクリスマスも大晦日も残っている。もし、そのときまで二人で暮らせていたら、またなんやかんやすることだろう。
今年も生きた。来年も生きる。
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仮装の代わりに、ハロウィンネイルをしました。これもまた、季節を全力で楽しむ態度の一環のつもりである。
オレンジ色は、ネイルホリックのOR204。5ミリリットル300円。
黄味の強い色はあまり得意ではないのだが、彩度が高い色は得意なので、原色に近いビビッドなオレンジをチョイス。透け感があるので悪目立ちせず、うまく馴染んだと思う。
公式サイト 私の指先は、退屈をしらない。NAIL HOLIC(ネイルホリック)|KOSE
紫色は、ネイルホリックのPU103。5ミリリットル360円。
紫は個人的に好きな色ではないので手持ちがなく、このために新規購入しました。プチプラのネイルはたくさんあるが、ネイルホリックは抜群にカラバリ豊富で、これ! という一本が大抵見つかるのがすごいですね。上からpaのレオパードニュアンスコート LPD01を重ねて、ちょっと蜘蛛の巣っぽい模様を作ってみました。6ミリリットル420円。
公式サイト 私の指先は、退屈をしらない。NAIL HOLIC(ネイルホリック)|KOSE
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