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買うと寄付もできるコスメ紹介(12)マリエオーガニクスのボディクリーム コケエ【ハワイの森林保護への支援】

 

 

 

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。

 

買うと売り上げの一部または全部が寄付に回る商品がある。寄付や慈善というと身構えてしまいがちだが、実は身近なお店で入手できたり、庶民でも手が届く金額だったりするものもあります。そのような商品のうち、わたしの個人的興味の対象である美容分野の商品を、当ブログで紹介していきます。このようなチャリティ商品は通常、金銭による直接的な支援および困難を社会に認知させることによる間接的な支援を目的として発売されるが、前提として企業による商業的戦略の産物でもある。よって、新自由主義に与することへの懸念や、困難が知名度や人気度によって序列化されることへの批判はあり得る。わたしも、買って使うだけで満足せずに、よりよいあり方を考え続けていきたいと思う。

 

今回は、マリエオーガニクスのボディクリーム トラベル コケエを紹介します。

 

 

 

 

1.ブランドについて

マリエオーガニクス(Malie Organics)は2004年に米ハワイ州・カウアイ島からスタートしたオーガニックビューティーブランドである。マリエとはハワイ語で「穏やかな」「静かな」の意味。カウアイ島はガーデン・アイランドの異名を持つハワイ諸島最古の島で、熱帯雨林に囲まれたありのままの自然が残っている。映画『ジュラシック・パーク』のロケ地としても有名。マリエオーガニクスの製品は、契約有機栽培農家および自社農園で、環境を破壊しない持続可能な有機農法で育てられた植物を使用しているという。製品はすべて動物実験を行わないクルエルティフリーで、一部製品は動物性成分フリーのヴィーガン処方である。

 

日本において環境保護活動は、「意識が高い」エリートによる、身近な問題から目を逸らして遠い未来のほうを向いた偽善的な活動と捉えられがちである。若き環境活動家グレタ・トゥーンベリのスピーチが日本語圏インターネットではどちらかというと冷笑をもって迎えられたのも記憶に新しい。しかしハワイにおいては、環境問題は海面上昇によるインフラ破壊という形ですでに顕在化しており、今を生きる人々の生活を左右する課題となっている。ハワイは6、7世紀前後に最初の人間が訪れて以来、独自の自然生態は少しずつ破壊されてきた。1778年にイギリス人ジェームズ・クックが来航して以降白人との接触が始まり、1820年にはアメリカ人の入植と、プランテーション農場のための土地の簒奪が開始。1898年にアメリカに併合される。日本人としては、1941年12月8日(日本時間)に大日本帝国海軍によるオアフ島真珠湾への攻撃が行われたことは記憶しておくべきであろう。戦後1959年から本格的なリゾート開発がなされ、観光が基幹産業となって現在に至るが、先述した海水面の上昇や、活火山の噴火など、環境面での課題は多い。

 

 

 

2.商品について

 

koalakicks.jp

価格:3410円 容量:74ミリリットル

 

ボディクリーム トラベル コケエは、マリエオーガニクスのコケエコレクション商品の一つである。マリエオーガニクスの製品は香りによって7つのシリーズに分かれている。コケエ(KOKE'E)はそのうちの一つで、コケエ州立公園の雄大な森林をイメージした香り。トップノートはシトラスとグリーン、ミドルノートはジャスミンとスズラン、ベースノートはアンバーとトンカ。わたしにはグリーンノートの香水に似た濃厚な香りと感じられた。塗布後も残留するので、感覚過敏傾向の人は注意したほうがいいと思う。個人的にはあまり好みの香りではなかった。ボディクリームとしてはよく伸び、濃厚だがあまりべたつかなくてよい。

 

容器はスクリューキャップのボトル。クリームはしっかりと固く、容器を傾けても流れ出てはこないので、指ですくって取る形になる。残り少なくなったときに取りにくそうではある。これはトラベルサイズなので、現品サイズの容器はもっと利便性が高いのだろう。

 

 

製品情報はこちら。

 

 

 

 

3.支援先

今回取り上げたボディクリームに限らず、コケエコレクションの全商品の売上の一部は、カウアイ島の森林保護プロジェクトであるコケエ資源保全プログラム(KRCP/Kōke'e Resource Conservation Program)に寄付される。

 

www.krcp.org

 

KRCPについて日本語の情報は少ない。英語の公式サイトによると、非営利団体Garden Island Resource Conservation & Developmentが主催する外来種管理プロジェクトのようだ。1998年から、ボランティアベースの外来種駆除活動によって、カウアイ島の生物多様性を保護する活動を行っているそう。

 

マリエオーガニクスはほかにも、2023年8月にマウイ島で発生した山火事の復興支援もしている。

 

 

 

 

4.入手方法

公式オンラインショップはじめ各種オンラインで入手できる。

公式オンラインショップはこちら。

 

koalakicks.jp

 

Amazonはこちら。

 

 

実店舗は、伊勢丹新宿店のオーガニックコスメのフロアや、バーニーズニューヨークやロンハーマンなど都市部の高価格帯セレクトショップで取り扱いがある。ポップアップも不定期に開催されている模様。

 

今回取り上げたボディクリームに限らず、コケエコレクションの製品はすべて寄付対象なのでいろいろ見てみるといいと思う。マリエオーガニクスはシャンプーが6000円、ボディオイルが7000円、ルームディフューザーが16000円となかなかの高価格なので、自分へのご褒美のタイミングにでもどうだろう。ライフスタイル製品って普段はなかなか高額なものを買わないと思うので。

 

www.instagram.com

 

 

 

5.まとめ

 

マリエオーガニクス ボディクリーム トラベル コケエ

■価格:

3410円

■寄付額:

売上の一部

■支援先:

カウアイ島の森林保護

コケエ資源保全プログラム(KRCP)

■入手できる場所:

各種オンラインショップ、実店舗

 

 

以上、マリエオーガニクス ボディクリーム コケエについてでした。

 

 

過去に紹介した収益が寄付に回るコスメはこちら。

 

www.infernalbunny.com

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