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買うと売上の一部または全部が寄付に回る商品がある。寄付や慈善というと身構えてしまいがちだが、実は身近なお店で入手できたり、庶民でも手が届く金額だったりするものもあります。そのような商品のうち、わたしの個人的興味の対象である美容分野の商品を、当ブログで紹介していきます。このようなチャリティ商品は通常、金銭による直接的な支援および困難を社会に認知させることによる間接的な支援を目的として発売されるが、前提として企業による商業的戦略の産物でもある。よって、新自由主義に与することへの懸念や、困難が知名度や人気度によって序列化されることへの批判はあり得る。わたしも、買って使うだけで満足せずに、よりよいあり方を考え続けていきたいと思う。
今回は、オハナマハロのネイルカラーを紹介します。
1.ブランドについて
オハナマハロ(OHANA MAHAALO)はフレグランスとコスメのブランドである。オハナは家族、マハロはありがとうを意味するハワイ語で、ハワイの海や自然をコンセプトとしているが、株式会社FRAGRANCYを母体とする日本のブランドのようだ。FRAGRANCYの傘下にはほかにクシェルヨットやサヴォンアンドカンパニーなどがあり、いずれも香りを重視したヘアケアやホームケア製品などを展開している。安価なセレクトショップやバラエティショップなどに広く流通しており、パッケージに見覚えがある人も多いだろう。
2.商品について
オハナ・マハロ ネイルカラー <OH-009> 10mLfragrancy-online.jp
価格:858円 容量:10ミリリットル
オハナマハロは液に香りがついているものとついていないもの、2種類のマニキュアを展開している。こちらは香りがついていないもので、わたしはOH-009を購入。青味のあるボルドー系の赤色です。公式の商品説明には「ひと塗りでぷっくり高発色なネイルカラーです」とあるが、めちゃくちゃ嘘で、重ね塗りして発色するシアータイプの液だった。
1度塗りがこちら。わたしは地爪が黄味がかっているので、サーモンピンクっぽくなる。
2度塗りがこちら。
3度塗りがこちら。マニキュア液自体は青味ボルドーレッドだが、薄づきなので爪の黄味を拾ってニュートラルなレッドになった。
透け感を活かして、塗りかけネイルやマーブルネイルなどネイルアートに使ってもよさそうだ。
ハケは先端が直線カットのタイプ。毛量は少なく、さほど塗りやすくはないが、ネイル専門ではないブランドの1000円以下のプチプラネイルとしてはこんなもんだろう。ラウンドカットより小回りが利くのでやはりネイルアート向け。
製品情報はこちら。
3.支援先
株式会社FRAGRANCYの公式オンラインショップの売上は、5%が赤い羽根共同募金を通じて児童養護施設と乳児院に寄付される。
赤い羽根共同募金とは、社会福祉法で定められた日本の募金活動の一形態である。各都道府県の共同募金会が運営し、区域内の施設や団体に分配する仕組み。
児童養護施設は、親の離婚や虐待などさまざまな事情で家庭での生活が困難な子どもを養育する施設で、2歳以上からおおむね18歳までの児童が生活している。乳児院も、さまざまな事情で保護者と生活できない2歳未満の乳児が生活する施設である。FRAGRANCYの寄付金は、児童養護施設は6都府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪)計204施設、乳児院は6都府県計51施設に届けられる。
FRAGRANCYの社会的な取り組みについては公式サイトに詳しい。
ほかにも環境保全への取り組みとして、全製品において動物実験は行わず、一部商品は動物性成分フリーのヴィーガン処方である。オハナマハロのネイルはヴィーガン処方ではないがクルエルティフリー。
常時の取り組みのほか、期間限定のチャリティも継続的に行われている。
寄付されるのはFRAGRANCY公式オンラインショップの売上のみで、店頭やAmazonは対象外なので注意。
4.入手方法
公式オンラインショップで入手できる。
今回取り上げたネイルに限らず、公式オンラインショップの商品の売上はすべて寄付対象なので、いろいろ見てみるといいと思う。
5.まとめ
オハナマハロ ネイルカラー
■価格:
858円
■寄付額:
売上のうち消費税・送料・その他手数料を除いた5%
■支援先:
赤い羽根共同募金
児童養護施設・乳児院
■入手できる場所:
公式オンラインショップ
以上、オハナマハロのネイルカラーについてでした。
過去に紹介した収益が寄付されるコスメはこちら。