明日2023年5月24日まで、ルミ10です。
ルミ10とは、年数回開催される、ルミネ(首都圏の駅ビル型ショッピングセンター)でルミネカードを用いて買い物すると全品10%オフになるお得なセールのことである。この期間中は、近隣の人間たちはこぞってルミネに通う。わたしも、今年ようやくルミネカードを作成したので、祭りに参加していました。
【ルミネカード10%オフキャンペーン開催のお知らせ】
— lumine_official (@lumine_official) 2023年5月11日
5/18(木)~5/24(水)の期間中、ルミネ・ニュウマン・ネット通販「アイルミネ」でのお買い物がルミネカードのご利用で10%オフ!https://t.co/bmHUv29ckm#ルミ10 pic.twitter.com/JD6VLdBeRV
そこでふと思ったのだが、服を買うときは試着をしたほうが失敗が少ないですよね。でも試着ってなんだか面倒くさい。そこで、面倒くささを軽減して試着の効果を最大限高めるためにわたしが行っている工夫を、ここに共有しておこうと思います。今回は夏服編です。これから夏に向けて、夏服を買い足しに行く人も多いことと思う。ちょっとしたことですが、参考になれば幸いです。
なお、わたしは女性の境遇で生活しているので、どちらかというとレディース服寄りの情報になります。
1.試着に行くときの服装
まずは、試着に行くときにおすすめの服装から書いていく。
前提として、目当ての服が決まっているときは、当然その服に合わせたい服を着て行ってください。たとえば、あの店のあの青色のTシャツを試したいと思っているときは、その青色のTシャツと合わせたいパンツなりスカートなりをはいていけばよろしい。今から書くのは、とくに目当ての服も店も決まっておらず、トップス狙いとかボトムス狙いとかの漠然とした目標もなく、なんとなく店をふらふらして気に入ったものがあれば買いたいな~くらいの気構えで出かけるときの服装のすすめです。試着に特化した服装です。
まず、トップスは、タンクトップにボタンシャツを羽織るのがよい。
この服装だと、トップスを試着するときに、羽織りをさっと脱いで、タンクトップをインナーに見立ててそのまま着ることができます。前を開けて着脱する羽織りであることが重要です。Tシャツなどのプルオーバータイプ(かぶって着るタイプ)のトップスだとなにが駄目って、メイクをしている人は商品にファンデーションがつかないようにフェイスカバーをかぶる必要があるんですよね。フェイスカバーの使用は、レディースとされる服屋ならほぼ必ず求められます。店員さんも気を遣うし、こちらも気を遣う。試着に行くときはプルオーバータイプのトップスはおすすめしません。
参考までに、わたしが実際に使っているトップスはこんな感じ。
総柄の半袖シャツ。
Anchor Smith オープンカラールーズレーヨンアロハシャツ
価格:990円 素材:レーヨン100% サイズ:S 2022年7月購入
または、オーガンジーの羽織り。前をゆるく結んで着ます。
ブランド名・商品名失念
価格:2枚セットで10000円前後 素材:ポリエステル100% 2016~2017年頃購入
いずれも、下は黒のタンクトップを合わせる。同じ綿100%の黒タンクトップを大量に買い、インナーとしても見えてもいいトップスとしても着回している。
ユニクロ 商品名失念
価格:900円前後 素材:コットン100% サイズ:S 2018年頃購入
ちなみにブラジャーは3年前に撤廃しているので、ブラ紐が見える心配はない(見えたとてなにが悪いのかという話だが)。ここ3年は、乳首の形が浮き上がるのをニプレスで抑える程度で、乳房を支えるものはなにもつけていません。感覚過敏で、ブラジャーに締めつけられると眩暈と吐き気を催すことに長年悩んでおり、カップつきインナーやワイヤレスブラなどいろいろ試してきたが、結局ブラジャー自体を撤廃するのが自分には合っていました。万人が選べる選択肢ではないとは思うが、締めつけが苦痛でたまらない人は思い切ってニプレスにしてみるといいと思います。超おすすめ。
わたしが実際に使っているニプレスはこちら。適宜使い捨てている。
完全なノーブラだと、わたしはタイトなトップスが好きなのもあって乳首の形が浮き上がって見えるので(これもまた、見えたとてなにが悪いのかという話だが)、ニプレスはつけています。悪いのは乳首をはしたなく感じる社会のほうなのですが、いちいち煩わしい思いをするのも嫌なのでとりあえず多数派の道徳に従うという生存戦略ですね。
ニプレスのデメリットとしては、乳房が大きくて下向きについている人は落ちてしまうらしい(Twitterのフォロワー情報)。そもそも乳房が大きいと、擦れや揺れによる痛みを防ぐためにブラジャーをつけざるを得ないことが多いと思われる。ちなみにわたしはカップ数でいうとD75だが、これくらいならニプレスでも平気。また、胸を支える力は皆無なので乳房の下垂は避けられないと思う。わたしも、3年前よりは下垂している自覚がある(それでもニプレスのメリットのほうを選んだ)。さらに、シリコンで乳首を覆うのでどうしても汗臭くなります。具体的に言うと、恋人とお外でデートして帰宅するなりベットにもつれこんで乳首を舐めさせるようなプレイはできなくなる(匂いに余計燃える人ならいざ知らず)。シャワー必須です。
ブラジャーの話が長くなったが、ニプレスは本当に快適なのでぜひ検討してみてください。ブラジャーに心理的抵抗があるジェンダークィア諸氏にもよいのではないか。
【2023.9.14 追記】
ブラジャーの工夫について改めて解説しました。
試着に行くときの服の話に戻ります。
さて、トップスを羽織りにして2秒で脱げるものにしたら、ボトムスも、2秒で脱げるゆるいものがおすすめです。具体的には、ウエストがゴムのパンツやスカート。タイトなデニムはおすすめしません。わたしは、過去記事でも紹介した黒のワイドパンツを必ずはいていくようにしています。
ピンナップクローゼット クラシカルシフォンパンツ
価格:7689円 素材:ポリエステル100% サイズ:L 2021年7月購入
ホルモン太りしてもきつくなかった、ゆるゆるのパンツ。マジで2秒で脱げます。
靴もまた、2秒で脱ぎ履きできるものがよい。紐をほどく必要がある靴はおすすめしません。ハイカットスニーカーを履いている人は一刻も早く靴紐をゴム製にしましょう(過去記事参照)。わたしは、過去記事でも紹介したローカットのスニーカーかマジックテープのサンダルで行きます。
LANVIN en Bleu 厚底レースアップスニーカー
価格:17930円 サイズ:24.5 素材:合成皮革 2023年1月購入
DIANA 商品名失念
価格:12000円(セール価格) サイズ:24 素材:本革 2019年7月購入
以上のようなトップス・ボトムス・靴を装着したらこんな感じ。
これが、わたしの一番楽ちんな試着ファッションです。
2.効率的な試着の手順
さて、次は試着室での過ごし方である。
目当ての服を手に取って試着室に案内されたら、まずは今の自分の姿を鏡で見ましょう。今の格好を「デフォルトの姿」として憶えておきます。
次に、鏡に背を向けて目当ての服に着替えます。着替え中の姿は見ないのがポイント。
そして、着替え終わったら、パッと振り返ってここで初めて鏡を見ましょう。途中経過の姿をシャットアウトしておいて、新しい服に着替えた姿をいきなり見ることで、「なんかイケてない」という直観的な違和感に気づきやすくなります。ちょっとした工夫ですが、この順序で着替えるのがおすすめです。試してみてください。
3.店員さんへの受け答え案
最後に、苦手な人も多いであろう、店員さんとの会話について触れておきます。わたしは、着道楽としてたくさんの服屋に入るうちに、話しかけられると即逃げ出したくなるほどの苦手意識はなくなった。場数を踏むうちに、やり取りに慣れて、無意識のうちにお決まりのパターンで対応できるようになったからだ。わたしの場合の会話例を書き出しておくので、参考にしてください。
■店内を見ているとき
・「どうぞお手に取ってご覧くださいね」「ご試着もできるのでおっしゃってくださいね」
→失礼すぎない程度の無表情で会釈しながら「はい~ありがとござまぁ~す」でOK。
・「なにかお探しですか?」
→「いや~特に~見てるだけなので大丈夫です~」で多くの場合引き下がっていただけます。
・「こちら夏の新作でして~(等商品のプレゼン)」
→曖昧に頭を傾けながら「そうなんすね~」でぬるっとその場を離れちゃってOK。店員さんも仕事なので慣れているはず。
■試着の前後
・「(試着中に、試着室の外から)お客様、いかがですか?」
→「サイズは大丈夫です。もうちょっと見まーす」ときっぱり伝える。
・「(試着を終え、試着室を出たときに)お疲れさまでした。いかがでしたか?」
→買わないときは「ちょっと考えてみます。ありがとうございました」と言いながら服を差し出す。
■ごく稀にあるパターン
・「お姉さんのピアスめっちゃお洒落ですね!!!!! どこのですか!?!!!」「バングルお揃いですね!!!!! ●●のアクセ可愛いですよね!!!!!」等、ヨイショしながらアグレッシブに会話をしかけてくる
→諦める。「ア、アリガトゴザイマスゥ~●●で買いました」とモゴモゴ答えても、大抵それだけでは許してくれず、服トークが続きます。でもこのタイプの店員さんは純粋に服が好きな人が多いので、やり取りが上っ面の茶番すぎてダルすぎる……一刻も早く終わらせたい……みたいな感じにはならないと思う。わたしは諦めて会話してます。
以上、わたし流の試着のコツ・夏服編でした。
2023年夏も楽しんでいきましょう。躁転にはお気をつけて。
関連記事