この記事では、昨年わたしが利用した、山形県・紅楓庵いとうファームの「果物の定期便」サービスを紹介しています。2024年ぶんが受付開始になったら紹介記事を書こうと思っていたのですが、情報をキャッチするのが遅れて、なんと申込期限はなんと本日2024年5月31日の23:59となっております。記事公開時点で残り1時間を切ってます。興味がある人はぜひわたしの説明をすっ飛ばして公式サイトに飛んでください。
もうちょっとゆっくり考えたい人や、そもそも果物のサブスクってなに? という人に向けて、以下では「果物の定期便」サービスについて紹介します。
1.紅楓庵いとうファームについて
紅楓庵いとうファームは山形県天童市の農家さん。江戸時代から代々続く老舗の農園で、さくらんぼ、桃、ぶどう、りんごなど約30種類の果物を栽培されています。生の果物のほか、果汁100%のジュースや、果物や野菜を練り込んだ生キャラメルなどの加工食品もライナップ。なんでも今年はドライフルーツに力を入れているとか。山形県の道の駅や店舗に卸販売されているほか、県外在住者は、農産物の産地直送サービス「ベジテイメント」を通じた通販や、都市部でも開催されるマルシェなどで手に取ることができます。
紅楓庵いとうファームの公式サイトはこちら。
2.「果物の定期便」について
そんな紅楓庵いとうファームさんが毎年実施されているのが「果物の定期便」サービスです。
簡単に説明すると、15000円先払いで、旬の果物が6月から10月まで計5回サブスクサービス。届く果物は、贈答用として育てられたけれど傷や色むらなどが生じてはねられたもので、味にはもちろん問題ありません。フードロス削減にも役立つサービスなんですね。送料は本州・四国は無料、北海道・九州・沖縄・離島は2500円。1回3000円か3500円で、立派な果物が定期的に届く寸法です。
気になる果物の内容は毎年違う模様。今年のコース内容は以下の通り。
【お届けスケジュール】
*第一弾 6月中旬~下旬
さくらんぼ/佐藤錦 M~L 500g
*第二弾 7月上旬~中旬
山形産りんごジュース 600ml 1本
ドライフルーツミックス りんご&洋梨 30g 1袋
*第三弾 8月上旬~中旬
桃/あかつき 家庭用 4~5個
*第四弾 9月中旬~下旬
ぶどう/シャインマスカット 粒 700g(350g×2パック)
*第五弾 10月上旬〜中旬
洋梨/オーロラ 家庭用 4~5個
化粧箱入りの佐藤錦やシャインマスカットをこれだけの量買ったら絶対3000円じゃ済まないので、破格と言えるのではないでしょうか。
わたしが去年利用してみたところ、果物のサブスクにはメリットがたくさんありました。
メリット①忘れたころに届くのでお得感がある
先払いなので、支払ったことを忘れたころに立派な果物が届くことになり、過去の自分から未来の自分へのサプライズ感がありました。自分へのご褒美として最適。
メリット②家に人を呼ぶ口実になる
たとえ一緒に遊ぶ仲であっても、家に呼ぶのは呼ぶほうも呼ばれるほうも気を遣いがち。しかし「果物がたくさんあるから二人で食べませんか?」は誘う口実としてスマートです。
なお、果物の1回量は、数日かければ一人でも傷む前に食べきれる量だとわたしは思いました。一人暮らしで家に人を呼ぶ予定がない人でももちろん大丈夫だと思います。てか一人でたくさんの果物を独り占めにできるのは一人暮らしの特権なのでぜひ堪能してほしい。
メリット③いつもと違う食べ方をする余裕ができる
ヨーグルトに入れたり、生ハムと組み合わせたり、コンポートにしたり。果物に一手間加える食べ方ってあるじゃないですか。わたしは果物を買うと即食べ尽くしてしまうので、加工する一手間ができた試しがないのですが、ある程度まとまった量が届くといつもと違う食べ方をする余裕が出ると感じました。わたしは去年は桃をヨーグルトに入れて食べました。
3.2023年コースの記録
最後に、2023年の「果物の定期便」の内容を記録しておきます。2023年はさくらんぼ・桃・ぶどう・りんご・洋梨でした。
商品は発送数日前にメールが来ます。日付指定が基本できないのは受取ハードルやや高めではある。配達業者は佐川だったりヤマトだったり。
〇季節商品のため、お届け日の指定は承っておりません。
果物ごと発送の1~2週間前に、到着日の目安のご案内をいたします。大まかな日時でご連絡をいただければ([例]平日の夜、土日の午前中など)、可能な限り対応をさせていただきます。
発送後もメールが来ます。
①2023年6月20日 さくらんぼ到着
山形のみならず日本を代表する有名品種の佐藤錦。どの果物も、同封の説明書に美味しい食べ方や消費期限が載っています。果物の知識がなくても安心。
ぷりぷりでジューシー! 永遠に食べていたい。
普段家にある果物とは違う高級な香りに猫も興味津々。
②8月5日 桃到着
あかつきという福島原産の品種。糖度が高く身が柔らかい品種だそう。
③9月16日 ぶどう到着
シャインマスカットと、スチューベンという品種。この紫色のスチューベンという品種はわたしは初めて知ったのですが、ぶどうの中でもとくに糖度が高い品種だそう。これまでの人生で食べたぶどうの中で一番美味しかったです。
なお、2024年度ぶんにはスチューベンは入っていない模様。残念ですが、生き物を売るわけだから毎年欠かさず安定供給というわけにはいかないのでしょう。ただでさえ破格の値付けなわけですし。今予告されている果物のラインナップも、自然災害などによって変わる可能性もあるそう。
〇自然災害などが稀に起きてしまった場合には、代品を送らせて頂く可能性もございますのでご理解頂ければと思います。基本はそのような事が起こらないように、数も限定させて頂いております。
④10月27日 りんご到着
早生ふじ(約1カ月早く収穫できるふじ)の系統の昂林(こうりん)という品種。ふじに似た味。身が固めなのがわたしの好みでした。
⑤11月26日 洋梨到着
品種はラ・フランス。ラ・フランスは洋梨の外国語名ではなく、洋梨の品種の一つだそ
う。
以上、山形県・紅楓庵いとうファームの「果物の定期便」のすすめでした!
自分へのご褒美としてちょっと贅沢に、果物のある暮らしを楽しんでみませんか?