過去に、「お気に入りの靴4選」と題して、普段よく履いている靴を紹介した。
今回は、それ以外の靴を記録していきます。大のお気に入りというほどではないがファッションによっては履く「控え」の靴と、冠婚葬祭など特定のシチュエーションだけで履くフォーマルシューズです。
靴選びの条件
ADHD流の靴選びの条件については、過去記事で書いた。簡単におさらいします。
1.長時間歩ける
この時点で、ヒールの高い靴は選択肢から外れる。素敵な靴はどこにでも連れてってくれる気分になれるが、ヒールが高いと実際はどこにも行けない靴に成り果ててしまう。
2.季節を問わない
オールシーズンいける色・柄・素材であることが望ましい。節約・省スペースになるし、季節の変わり目に悩まなくて済む。
3.雨天でも履ける
革の靴なら合成皮革。汚れても水洗いできるのもいい。
以上、3つの条件に基づいて靴を買っています。ただしバイブスは優先されるので、当てはまらなくてもよほど気に入ったら買います。ガチガチに遵守しなくてもいいから、自分なりの基準を持っておくことが大事。
【補足】
わたしの足の形は、靴用語で言う「エジプト型」。遺伝性の外反母趾、土踏まずあり、おそらく甲高幅広(正確に計測したことはない)。サイズは、数年前は23.5から24だったが、最近は24以上が適合する(アーチが崩れて広がってきたのかもしれない)。外反母趾なので横幅に注意する必要はあるが、パンプス以外の靴選びにはそれほど苦労しないタイプの足です。参考までに。
靴記録
では、手持ちの靴を記録していきます。
①R&E 厚底トラックソールレースアップショートブーツ
価格:7900円(ZOZOTOWNにてセール価格) サイズ:L 素材:合成皮革
2021年11月購入
かつての一軍シューズです。
わたしはレースアップのショートブーツがとても似合うので、2016年ごろから2022年までは、基本的にずっとレースアップのショートブーツで過ごしていた(よほどたくさん歩く日と、夏以外)。ヒールの高低差が少なくて、サイドジップ式で、黒色の合成皮革の8ホールブーツを、何足もリピートしていました。一部は2020年6月の過去記事でも紹介しています。当時履いていたYOSUKEのブーツが思ったよりすぐ傷だらけになったので、次に買ったのがこのR&Eのブーツ。2021年秋から2022年春にかけてはヘビロテしていました。
ところが最近、数年前よりもショートブーツが似合わなくなっていることに気づいた。いつものオールブラックコーデに重めのショートブーツを合わせると、なんとなく重すぎるのである。加齢によって貫禄のようなものが出て、必要以上の重さや堅苦しさを醸し出しているのだろうか。よって、履いたのは2022年の初秋が最後となっています。靴の形としては流行を問わないベーシックな8ホールなので、ファッションや気分によってはまた出番が来ると思います。そのときまで捨てずに取っておくことにする。
②ESPERANZA(エスペランサ) 商品名失念
価格:9000円前後 サイズ:M 素材:合成皮革
2017~2018年ごろ購入
レースアップブーツが大好きだったころに、バリエーションとして購入。わたしは足を出すコーデが好きではないので(肌見せに抵抗があるわけではなく、単純に似合わない)、ショート丈のボトムスに合わせていました。しかし、6センチヒールが年々厳しくなり、ここ数年はまったく履いていません。やはり、少しでも履きにくい靴は手が伸びなくなってしまいますね。
ブーツ自体は、エスペランサが毎年出しているオーソドックスなレースアップ。レディースの膝丈のロングブーツはレースアップではないシンプルなものが多いが、いわゆるギャルブランドは強めのレースアップを安定供給してくれるので助かっています。
③ESPERANZA レースアップワークロングブーツ ブラック619
価格:8000円前後 サイズ:L 素材:合成皮革
2022年ごろ購入
②で紹介したハイヒールのロングブーツが歩きにくいということで、ローヒールのロングブーツも買った。ただのスムースレザーではなく、クロコの型押しである。渋谷109のエスペランサで偶然見かけて購入しました。しかし、単体ではかっこいいのですが、トータルファッションとしてはクロコ柄が盛りすぎになることに気づいて、あまり履いていません。ロング丈のレースアップの時点で装飾的なので、クロコ柄まで追加するとうるさくなるのだ。
せっかく買ったので、もうしばらく粘って活用方法を考えたいと思います。
④ブランド失念 商品名失念
左右反対になっちゃった
価格:6000円前後 サイズ:23.5 素材:ポリエステル 他
2016年購入
2016年10月に行われた友達の結婚式のために買いました。それ以前に参列した結婚式は学校の制服だったので、わたしにとっては初めての私服で参列する結婚式であり、張り切って服を探したのを憶えている。このときに買ったセットアップのうちのワイドパンツは、過去記事で紹介しています。
当時すでにハイヒールが苦手な自覚はあったが、結婚式用でたくさんは歩き回らないからとアンクルストラップつきの8センチヒールをイオンの靴屋で買いました。当時はまだADHDの診断も下りておらず、自分自身を分析して言語化する能力は今よりも低かったですね。とはいえ、デザインとしては今見てもなかなか似合っていると思う。結婚式らしい華やかさはありつつ、黒いパイピングが全体を引き締めていてかっこいい。リボンも直線的で、甘くなりすぎない。女性ジェンダーが結婚式で求められがちないわゆるフェミニンな服装は苦手な中で、折衷案としていい線いってると思う。
ここ数年はまったく履いていないが、また結婚式のようなイベントがあるかもしれないので残してあります。ちなみにその結婚した友達とのほっこりエピソードは過去記事に書いています。
【2023.9.5 追記】
女性と見なされるジェンダークィアにおすすめのパーティドレスについて書きました。
⑤ブランド失念 商品名失念
価格:5000円前後 サイズ:不明 素材:合成皮革
2015年ごろ購入
呪わしき黒パンプスです。黒パンプスは、外反母趾の足には大変履きにくい上に、画一的な女性らしさの押しつけとも感じられて、昔から大の苦手でした。フェミニストとして石川優実氏には賛同できない点のほうが圧倒的に多いのですが、KuTooを人口に膾炙させた功績だけは認めざるを得ない。大学の入学式のために高3で買った初代黒パンプスは、百貨店で店員さんと一緒に選んだにもかかわらず即出血していた。さすがに耐えられなくて買い替えた二代目がこちらです。イオンの靴コーナーで自分で選んだ。渋々買うものとはいえ、つま先に装飾があってかっこよさげなものを選びました。初代よりはましだが、やはり一日中履くと出血した。当時はスーツ必須のバイトをしていたので嫌々履いていました。ほかには、友人の葬式に履いていったことがある。全部嫌な思い出!
ちなみに就活は、レースアップの革靴でつっぱねました。過去記事で紹介しています。
パンプスじゃないから落とすような会社は入ったところで馴染めないと割り切っていた。結果的に服装ほぼ自由の弊社に拾われたのでよかったです。
以上、控えの靴の記録でした。
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