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買うと寄付もできるコスメ紹介(14)ウォシュボンのハーバル薬用ハンドソープ

 

 

 

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。

 

買うと売り上げの一部または全部が寄付に回る商品がある。寄付や慈善というと身構えてしまいがちだが、実は身近なお店で入手できたり、庶民でも手が届く金額だったりするものもあります。そのような商品のうち、わたしの個人的興味の対象である美容分野の商品を、当ブログで紹介していきます。このようなチャリティ商品は通常、金銭による直接的な支援および困難を社会に認知させることによる間接的な支援を目的として発売されるが、前提として企業による商業的戦略の産物でもある。よって、新自由主義に与することへの懸念や、困難が知名度や人気度によって序列化されることへの批判はあり得る。わたしも、買って使うだけで満足せずに、よりよいあり方を考え続けていきたいと思う。

 

今回は、ウォシュボンのハーバル薬用ハンドソープを紹介します。

 

 

 

 

1.ブランドについて、パーム油について

ウォシュボン(WASH BON)は(SARAYA)が運営するハンドソープブランドである。サラヤは衛生・健康関連の生活用品を扱うブランドで、取り扱い品目はヘアケア・スキンケアから台所用品・清掃用品・健康食品まで幅広い。

サラヤの製品は多くが寄付つきで、社会貢献として売上の一部を寄付している。内容はマレーシア・ボルネオ島での「ボルネオ環境保全プロジェクト」、アフリカ・ウガンダ共和国における「100人の手洗いプロジェクト」、女性の命と健康を守る「Safe Motherhood」プロジェクト、国内においては糖尿病と戦う人々を支援するプロジェクトなど。寄付先は製品によって異なり、パッケージに支援内容が記載されている。

サラヤの社会貢献については公式サイトに詳しい。

 

shop.saraya.com

 

またサラヤは、持続可能な原料調達に力を入れている。酵母由来の洗浄成分「ソホロ」の開発や、エジプト緑化事業の一環としてのホホバ栽培・ホホバオイル生産のほか、特筆すべきはRSPO認証パーム油を使用していることだ。

パーム油は西アフリカ原産のアプラヤシの果実から得られる植物油である。安価で単位面積当たりの収穫量も多いことから、カップ麺・菓子・パンなどの加工食品や、化粧品・医薬品などの消費生活用製品、バイオ燃料に至るまで幅広く利用されている。しかし、赤道を挟む湿潤な熱帯地域でしか栽培できず、当該地域の東南アジア・アフリカ・中南米諸国では、急速なアブラヤシ農園の拡大と不適切な農園経営などにより、環境破壊と労働人権問題が進行している。

パーム油が引き起こす諸問題については環境保全団体WWFの公式サイトに詳しい。

 

www.wwf.or.jp

 

日本においては、廣記商行が2022年4月に人気調味料の味覇(ウェイパー)をヴィーガン仕様で発売したが、パーム油が多量に含まれているとして一部から批判されたのが記憶に新しい。パーム油は確かに植物由来成分ではあるが、ヴィーガンの本来の目的には適さないとして、ヴィーガン製品においては避けられることも多い。

 

 

RSPOとは非営利組織・持続可能なパーム油のための円卓会議(Roundtable on Sustainable Palm Oil)のことで、持続可能なアブラヤシ製品の使用を促進するための基準を満たすパーム油に認証を与えている。パーム油を含む製品を使うなら、RSPOによる認証を得た商品を購入するのは一つの選択肢である。RSPOにも認定の甘さなど批判はあるが、最低限の基準にはなるのではないだろうか。

RSPOジャパンの公式サイトを貼っておきます。翻訳のクオリティは低い。

 

rspo.org

 

 

 

2.商品について

 

shop.saraya.com

価格:900円 容量:ボトル310ミリリットル+詰替280ミリリットル

 

ウォシュボンのハーバル薬用ハンドソープは植物由来のハンドソープである。泡で出てくるので楽ちん。

 

 

香りはイランイランとラベンダー。後残りしないので感覚過敏傾向の人でも使えると思う。

製品情報はこちら。

 

 

RSPO認証のパーム油を使用している旨、記載がある。

 

 

 

 

3.支援先

 

売上(メーカー出荷額)の1%が、「100万人の手洗いプロジェクト」としてユニセフによるアフリカ・ウガンダ共和国での手洗い普及活動に寄付される。これは2010年に開始したプロジェクトで、ウガンダ現地での手洗い設備の建設や、子への教育支援、母親への啓発活動、現地メディアでの手洗いキャンペーンの展開など、住民が石鹸を使った正しい手洗いを知り、自ら広めていくことを目指して進められている。

ウガンダ共和国は東アフリカの内陸国。北部地域は1980年代から20年以上内紛の場であった。2006年には停戦したものの、現在も水・手洗い設備・学校・保健所などのインフラの整備が大きな課題となっている。

サラヤの「100万人の手洗いプロジェクト」について詳しくはこちら。

 

tearai.jp

 

よくあるように寄付を宣言してそれっきりではなく、プロジェクト進捗レポートも公開されているのが好印象。

 

tearai.jp

 

 

 

4.入手方法

公式オンラインショップ、楽天、ドラッグストアなどの店舗で入手できる。Amazonでは高騰しているので公式出品ではないようだ。

 

shop.saraya.com

 

わたしはドラッグストアで詰替とのセット商品を購入した。単体でも取り扱いあり。

 

 

 

5.まとめ

 

■価格:

900円

■寄付額:

売上の1%

■支援先:

100万人の手洗いプロジェクト

ユニセフによるウガンダ共和国での手洗い普及活動

■入手できる場所:

公式オンラインショップ、ドラッグストア

 

以上、ウォシュボンのハーバル薬用ハンドソープについてでした。

 

 

過去に紹介した収益が寄付に回るコスメはこちら。

 

www.infernalbunny.com

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