最近の生活アップデートです。個別記事を立てるほどでもない、日常生活におけるこまごまとしたアイディアを記録していきます。
前回の生活改善ログ
1.いつも閲覧ありがとうございます
「●年●月の生活改善」シリーズの記事をとりわけ気に入ってくださる方が多くて、嬉しく思います。他の記事に比べると明確な結論めいた情報は少ないのですが、そのぶん気楽に書けるので、わたしとしてもお気に入りのシリーズです。
言及してくださっている記事を、いくつか引用させていただきます。
まず、id:siktntbyk さんのブログ。
日常に潜む不便なアレコレを次々と改善なさっているお姿に「見逃しがちなノイズも見つけるアンテナの高さと改善・解決するための工夫、見習いたい…!」って読むたびにドキドキしている。わたしもこの方みたいに知らず知らずに自分を傷つけている日々の小さなトゲを見つけて、一つ一つ抜いて、少しでもより快適な環境に整えていくことに対して貪欲でいたい。
とのことで、過分なお褒めの言葉をいただいてしまいました。”見逃しがちなノイズを見つけるアンテナの高さ” は、まさにわたしが目指しているものですし(十分に実現できているかは怪しいですが)、”知らず知らずに自分を傷つけている日々の小さなトゲを見つけて、一つ一つ抜いて、少しでもより快適な環境に整えていく” とは、生活改善の本質を端的に表したフレーズでしょう。そうそう!わたしもそれが言いたかったの!!と逆に同意したので、引用させていただきます。綺麗にまとめてくださってありがとうございました。
次に、Twitterでも拝見している id:kanokomori さんのブログ。
ブログを更新しました
— もり (@morikanoko) 2020年5月15日
2020年5月の生活アップデート - morilog https://t.co/qvzkeoMMLf
「生活アップデート」という言葉/考え方は、呉樹直己さん(@GJOshpink)が使用しているものを使わせていただきました。#はてなブログ
ニトリのU型ボリューム抱き枕、腰を守るのによさそうで前から気になってるんですけど、ワンルームアパートには大きい気もして足踏み中なんですよね……。最近腰痛に悩んでおり、腰を労わる姿勢を模索中です。腰が駄目になったら生活がマジで立ち行かなくなると聞くので、なんとかせねば。
最後に、五十嵐啓太さんのnote。
COVID-19の時代ならではの、以下の一節が沁みました。わたしも、自分の半径50センチの生活領域くらいは、最後までハンドルを放さずにいたいものです。
かつてない困難の中で、正直生活改善に意味があるのか、とも思います。
ただ、ウイルスはコントロールできないけれど、せめて自分の生活のハンドルは握りしめて手放さないぞ、という思いで今月も暮らしの改善を続けました。来月もハンドルを手放さないようにがんばります。
その他、反応してくださる皆様、いつもありがとうございます。
過去の記事でも書いた通り、日々の試行錯誤の成果を可視化したものは、自分だけの強力なお守りになります。その昔、人類史上初めて月面を歩いた宇宙飛行士は、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)」と言ったらしい。であれば、わたしたちの生活改善は、さしずめ「これは人類にとっては小さな一歩だが、このわたしにとっては偉大な飛躍である」とでも言えるでしょう。どんな些細な成果でも、自分が少しずつ進歩している証拠であることには変わりない。一歩ずつが無理なら半歩ずつでもいい、生きやすいほうへと徐々に近づいていきましょう。
2.トイレ掃除スタンプジェルを導入した
トイレ掃除の頻度を減らすスタンプ洗剤
さて、今月の生活改善です。
スクラビングバブル トイレスタンプなる商品を発見したので、導入してみました。
公式サイト https://www.scrubbingbubbles.jp/products/stamp
便器の内側にジェル洗剤をスタンプしてコーティングして、汚れを防ぐという優れもの。公式サイトでは以下のように説明されています。
便器に直接にピタッとスタンプするだけ!トイレの水を流すと、濃縮ジェルから洗浄・防汚成分が溶け出し、「マラゴニー効果」の働きで、水たまりからフチ裏まで全体に行き渡ります。トイレの水が流れた後も、防汚コーティングで汚れがつきにくく、いつもピカピカに!
ジェルはピタッと密着するため、水を流しても簡単にはがれません。1回分のスタンプで約1週間*使用できます。
パッケージはこちら。
6スタンプ72日分で330円という、実質タダみたいな値段なので、迷わず導入(詰め替え用はさらに安い)。効果はまだわからないが、水を流すたびに清潔な石鹸の香りが立つので気持ちいいです。しばらく使ってみようと思う。
スタンプしたときの見た目は、クリニークのチークポップにうっすら似ていますね。
我が家のトイレブラシ事情
トイレ掃除の話をしたついでに、我が家のトイレブラシ事情について書いておきます。用便をして水を流したあとに、便座に便が少しこびりついてしまうことがありますよね。こんなとき、実家ではトイレブラシでこすることになっていたのですが、個人的には、ブラシに便が付着してそれをまた洗う手間が生じるのが嫌だった。よって、一人暮らしを始めてからは、トイレットペーパー越しに手で拭くようにしている。
▼写真にするとこんな感じ。手で拭き取って、もう一度水を流す。
便宜上、化粧下地で便を表現しています。
トイレットペーパー越しであれば便に触れることに抵抗はないので、これで満足しています。
他の人はどうしているのか調べてみると、便をする前に便器にトイレットペーパーを敷くという人が多かった。お好みで選ぶのがいいと思う。とにかく、便がついたトイレブラシを改めて洗うのだけは回避したい。
ちなみに、週1回のトイレ掃除は普通にブラシでする。同じブラシで、ついでに洗面所の排水溝とかを掃除することもあります。さほど潔癖なたちではないので、目に見えて汚物がついていないなら、個人的には気になりません。
なお、上記のスタンプジェルと同じジョンソン社から、使い捨てトイレブラシというプロダクトも出ているので、気になる人は検討してみるといいと思います。
3.蚊対策に足裏のアルコール消毒をはじめた
単純だけど効果絶大な蚊対策
毎年のことだが、5月中旬ごろから蚊が増えてくる。特段刺されやすい体質ではないが、刺されたら当然痒いので対策をする気になった。ベープマットでも買おうか、でも実家で使ってたときは全然効果なかったしな……と逡巡していたところ、蚊は足裏の常在菌に反応して血を吸うので足首から下をアルコールで拭いて除菌すれば刺されにくくなるという情報を得た。さっそく試してみたところ、本当に刺されなくなって感動している。わたしの場合、朝起きたときと夜寝る前に拭くだけで1日中効果が持続しています。
非常に簡単―― とはいえ、昨今はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)流行の影響で消毒用アルコールもそこそこ貴重品なわけですが、手持ちに余裕がある人は試してみたらいいんじゃないでしょうか。なお、蚊がCOVID-19を媒介することはないらしいです。
参考1 虫よけスプレーの選び方
ちなみに、屋外で作業するときに使う虫よけスプレーは、ガススプレー缶ではなくプラスチック容器のものを選ぶのがおすすめです。理由は過去に何度も書いてきた通りで、ガススプレー缶はガス抜きをして資源ゴミに出すコストが生じて不便だからだ。さらに、真夏の車内とかにうっかり放置すると爆発する危険もあります。いつもの不燃ゴミに出せて安全なプラスチック容器のものを選ぶようにしましょう。
▼左×、右○
参考2 それでも蚊に刺されてしまって痒いときの塗り薬
蚊に刺されたときは、フェミニーナを塗るとすぐ痒みが収まります。個人差があるとは思うが、わたしには非常によく効きました。
フェミニーナは、女性の陰部の痒みを鎮める薬として有名ですが、公式の効能にもちゃんと「虫さされ」と書いてあります。リドカインという局所麻酔成分が痒みを麻痺させるらしい。非ステロイド系で、デリケートな部位に使うことを想定したものだから低刺激だし、オールマイティに使える軟膏として常備しておいても損はないと思います。15グラム880円。
▼パッケージはこちら。
公式サイト フェミニーナジェル│製品情報│小林製薬株式会社
デメリットとしては、その性質上、男性は購入しづらいかもしれません。気になる場合は、同じ小林製薬から出ているムズメンはいかがでしょうか。男性の陰部の痒みや虫刺され用の薬で、成分はフェミニーナとほとんど同じ。わたしは使ったことがないし、そもそも医薬品なのであんまり安易におすすめとは言えないのですが、紹介しておきます。15グラム950円。
公式サイト ムズメン│製品情報│小林製薬株式会社
深刻じゃない問題に、意識的に敏感になろう。欲望がわたしたちを生きやすくする
前回の生活改善の記事のゴキブリ対策もそうだが、今回の蚊も、実際のところさほど深刻に悩んでいるわけではなかった。しかし、深刻ではない軽い不便感こそ、意識的に解決策を探すことにしています。その不便感を解消すること自体が目的なのではなく、問題解決の習慣をつけるトレーニングとして行うのが大事。試行錯誤のフットワークを軽くしておけば、もっと重大な問題が生じたときも素早く対処できて、生きやすくなると思うからです。
また、精神的に安定している時ほどこういう小さな生活改善の余地に取り組もうという意欲が湧く(余裕がないときは他のことに精一杯だから、思いつけない)ので、精神状態のバロメーターにもなります。小さなことが気になってしまう強迫傾向のある方には向かないとは思うので人それぞれですが、わたしの場合は、日常の小さな不便感に敏感になるのはメリットのほうが大きいと感じています。
これからも、不便感に鈍麻せず、「努力しない仕組みを作るための努力」を極めていきたいと思います。以上、今月の生活改善ログでした。
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蛇足 最近のネイル
6月頭の、新緑を少し過ぎたころの常緑樹の葉をイメージして、pa ネイルカラー ワンコート ONE10を一度塗り。6ミリリットル400円。
プチプラで有名なpaネイルの高価格ラインで、一度塗りでOKな高発色が売りのシリーズです。高価格ラインとはいえ十分すぎるほどプチプラなので、ADHDなら躊躇わず試すべきでしょう。時間的コストを金で買え。
使ってみたところ、一発で発色させようとするとやや厚めに液を取る必要があり、ちょっとコツが要る感じでした。慣れていない人は無理に一度塗りで仕上げようとしないほうがいいかもしれません。一度塗りだともちも悪く、やや剥がれやすいように感じた。
色は綺麗なディープグリーンで、以前紹介したネイルズインクのアトリエネイルズ アウトオブアワーズに似ています。ネイルズインクのほうが彩度・明度ともに低めでダークグレーに近い。耐久性はネイルズインクの圧勝で、そこはさすがにお値段の差がダイレクトに出ますね。
公式サイト Dear Laura | pa レトロサファリ
▼ネイルズインクはこんな感じ。
以前にネイルズインクを紹介した記事はこちら。
www.infernalbunny.com
次の生活改善ログはこちら: