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ヴィセ アヴァン リップ&アイカラーペンシル 011 感想~ADHDが削るタイプのスティック型コスメを使うことは可能か?

 

 

 

アイカラーペンシルを手に持っている。

 

過去の記事で書いてきたように、ADHDがアイメイクをするならばスティックアイシャドウがおすすめだ。

 

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アイシャドウに限らず、大体のコスメは、パウダー型よりもスティック型のほうが使い勝手がいい。パウダーのほうが綺麗に仕上がる場合もあるので、一概にスティックのほうがなにもかも優れているとは言えませんが(スティックで一瞬で塗れたとしても、色ムラがひどくて指とかで微調整しなきゃいけないなら時短にならない)、仕上がりの綺麗さと利便性の兼ね合いを考えつつ、選択肢として把握しておくと便利だ。「自由にメイクする」とは、そうやって自分に合った(色味だけの話にあらず)コスメを選ぶことだと思います。派手な色を使うことだけが「自由」ではない。

 

今回は、最近買ったスティック型コスメ、ヴィセ アヴァン リップ&アイカラーペンシルをレビューしていきます。

 

 

 

 

1.スウォッチ

公式サイト LIP & EYE COLOR PENCIL | Visee AVANT<ヴィセ アヴァン> ブランドサイト

 

ヴィセ アヴァン リップ&アイカラーペンシル 011 HAZE。1.2グラム1200円。専用シャープナー別売。011 HAZEは、公式によると “ヌーディーなホワイトベージュ”。ちなみにhazeとは霧・もやという意味。

目だけではなくて顔全体に使えるマルチペンシルという位置づけです。ウォータープルーフで、パールタイプとマットタイプの2種類がある全16色。ラインナップを見た感じ、赤系とベージュ系の色はマットタイプのようである。リップとコンシーラーに使う想定のものはマットタイプであると考えていいでしょう。この011 HAZEもマットタイプ。

スウォッチはこんな感じ。自然光下撮影、無加工。

 

腕スウォッチ。

紙スウォッチ。

 

プチプラのスティックは芯が固いものも多いが、これは非常に柔らかく、引っかかりなくするすると描けます。高発色で、透け感は一切ない。密着が早いので、ぼかしてアイシャドウとして使うには向かないと感じた。目に使うなら、太めのカラーライナーとして色を差すのに向いている(ただし、口コミを見ていると、パールタイプのほうはマットタイプよりもぼかしやすいという意見もあったので参考までに)。

パッケージと、パッケージを分解した裏面はこちら。

 

パッケージ裏の製品情報。

パッケージ裏の製品情報。

 

 

 

2.用途

わたしは、唇の縁取りに使うコンシーラーとして使いたくて買いました。

唇周辺に使うコンシーラーの必要性に気づいたのは、以前に買ったRMK リップスティック コンフォートマットフィット 03がきっかけである。過去の記事でレビューしました。

 

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こういうヌーディーな薄色のリップは、肌とのコントラストが弱いので、肌がきれいに整っていないと映えにくいのです。唇の輪郭のぼやけや口角のくすみなどが、濃い色のリップよりも目立つ。濃い色のリップは難易度が高いと思われがちですが、それ一本でばっちり存在感があるので、肌の細かい部分に目がいかないというメリットがある(時短メイクのコツとして、寝坊してもリップだけは塗っとけとよく言われるのはそのため)。

そこで、薄い色のリップを塗るときは、このペンシルで唇の山部分と口角に縁取りをすることにした。ペンシルの色自体はわたしの肌の色よりもやや明るいんですが、微妙な色浮きがハイライト効果を発揮して、口元が立体的になる。リップがはみ出た部分の修正もできます。ついでに、アイブロウの微調整にも使える。

 

また、わたしは唇にピアスをつけているので、ピアス穴周辺の、ファンデが行き届きにくい部位を塗り潰すのにも役立っている。鉛筆タイプの細芯だからこそできる技です。

 

 

 

3.デメリットは削り式であること

デメリットは、鉛筆みたいな形状を見ての通り、削って使うタイプであることだ。専用シャープナーが別売りされている。400円。削りカスを掻き出すためのスティックつき。

 

Visee AVANT(ヴィセ アヴァン) ヴィセ アヴァン ペンシルシャープナー 1個

Visee AVANT(ヴィセ アヴァン) ヴィセ アヴァン ペンシルシャープナー 1個

  • 発売日: 2019/08/16
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

公式サイト PENCIL SHARPENER | Visee AVANT<ヴィセ アヴァン> ブランドサイト

 

パッケージ裏。

 

パッケージ裏の製品情報。

ペンシルとシャープナー。

 

外出前に慌ただしくメイクしているときに、この一手間はADHDには耐えられない可能性が高い。

ただしこれは、リップ口角コンシーラーという、時間と体力があるときしか使わないプラスアルファのアイテムなので、購入に踏み切りました。今のところ、気分が乗ったときにだけ使うということで、うまく活用できている。だから、タイトルの「ADHDが削るタイプのスティック型コスメを使うことは可能か」という問いに答えるならば、「時間に余裕があるときなら使える。自分の熱意と相談」という、至極当たり前の解答になります。

 

コスメを選ぶときに自分なりの基準を持つのは大事だが、マイルールにガチガチに縛られて不自由になってしまうのも本末転倒なわけです。ルールは、最低限譲れない下限の基準と心得るべきだろう。わたし個人の下限は、メイクするときに必ず使うアイテム(アイブロウなど)だけ削り式を避けておくことだ。必ず使うメインアイテムは、繰り出し式や、削らないでいいクレヨン式にしておく。

 

▼NG例。削り式のアイブロウ。

資生堂 (SHISEIDO) 眉墨鉛筆 ダークブラウン 35362

 

今使っているアイブロウペンシルも、もちろん繰り出し式です。

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ちなみに、このリップ&アイカラーペンシルが繰り出し式ではなくて削り式なのは、芯が細くて柔らかいからじゃないかと思う。リップスティックくらい太ければ耐久性も高いが、ペンシルくらい細いのにコンシーラーくらい柔らかいと、繰り出し式の容器では支えきれず、こうやって木材に埋め込むしかないのかもしれない。

 

 

以上、ヴィセ アヴァン リップ&アイカラーペンシル 011の感想でした。

 

 

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