敏感肌ADHDが生活を試みる

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脱アイシャドウパウダー。スティックアイシャドウのすすめ

 

 

 

スティックアイシャドウ4本。

 

 

1.粉もんコスメはなるべく排除したい。スティックアイシャドウという選択肢

わたしは鬱のADHDなので、日常生活にかかるコストはなるべく削減したいと常々思っている。メイクにおいても例外ではなく、趣味の一つとして好んではいても、無理なく取り組める範囲を越さないように気をつけている。そのために、洗顔不要の薄化粧クリームチューブ容器のヘアワックスなど、負担感なく使えるメイクアイテムを追求してきた。

 

www.infernalbunny.com

 

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そういう着眼点の一環として注目しているのが、スティック型のアイシャドウである。

アイシャドウといえば、一般的には、パウダーを固形に押し固めた形状のものが多い。

 

▼こういうやつね。

キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ19 アーバンコッパー 2.75g

 

それに対してスティック型のアイシャドウは、クリーム状の基材をペン型に固めたもので、まぶたに直接線を引くように使う。クレヨンアイシャドウとも呼ばれる。パウダーではないので、粉飛びが少なく、取り扱い・持ち運びが容易なのが一番のメリットです。これはADHDのわたしに向いているのではないかと思い、注目しています。いろいろ使ってみた結果、パウダーアイシャドウと比べたメリット・デメリットは以下の通り。

 

◆スティックアイシャドウのメリット

①粉飛びしないので取り扱いが容易。手指を汚しにくい。

②キャップを外してすぐに片手で塗ることができる。時短にも。

③直感的に描くことができる。

④パッケージの形がすっきりしている。ポーチの中で場所を取らない。

 

◆スティックアイシャドウのデメリット

①パウダーアイシャドウに比べて種類が少ない。

②目のキワだけに細く塗るなど、細部の描き込みには不向きなことがある。

③まだ新しいコスメだからか、品質にムラがある(プチプラのものは特に)。

④強く描きすぎると芯が折れる。キャップの開け閉めは慎重に。

⑤減りが早く、コスパが悪い。

 

たとえるなら、筆と筆ペンの関係に近いかもしれません。パウダーアイシャドウは筆です。太い線も細い線も自由自在に描けますが、墨汁をつけすぎたりして失敗することがあります。それに対して、スティックアイシャドウは筆ペンです。常に一定のクオリティで線描することができるが、極端に太い線や極端に細い線は書けない。しかし、著しくつけすぎて失敗することはありません。

 

パウダーもスティックも一長一短です。わたしも、パウダーのアイシャドウは完全に買わないと決めたわけではない。惹かれたものは進んで使っています。選択肢の一つとして参考にしてください。時短を優先したい仕事用メイクはスティックアイシャドウを使って、休日の趣味のメイクはスティック型にこだわらず好きなものを買うとか、使い分けるのもいいんじゃないでしょうか。

アイシャドウといえばパウダーというイメージが強いが、絶対そうじゃなきゃいけないわけではない。固定観念に囚われず、自分にとって快適なほうを選べばいい。「自由にメイクする」とはそういうことだと思います。派手な色や奇抜な色を使うだけが「自由」ではない。自分の不便感が減るコスメを選ぶという自由もあります。こういう方向性の自由は、メイクを楽しんでいる人にも、興味はないけれど必要だから割り切ってメイクしている人にも、等しく役に立つんじゃないでしょうか。

 

 

 

2.スティックアイシャドウ2選レビュー

以下では、最近気に入っているスティックアイシャドウ2つをレビューしていきます。

 

1.インテグレート プチクレヨンアイシャドウ ミニセット

www.lawson.co.jp

 

インテグレートのローソン限定ライン。2色1セットで500円。分解できるので、好きな色を組み合わせて使えます。

現在、茶色系のヘルシーカジュアル(ディープブラウン・グリッターゴールド)、緑系のアーバンサファリ(アクセントカーキ・グレイッシュブラウン)、紫系のアーバンダーク(ディーププラム・ペールピンク)、赤系のウォーム&スパイシー(ワインフロート・シャンパンゴールド)、青系のクールパステル(アイスブルー・クールホワイト)の5種類が展開されている。ほかにも複数のカラバリあり。

 

スティックアイシャドウ4本を指の間に挟んでいて獣の爪のように見える。
ウルヴァリン

 

▼パッケージ裏。

パッケージ裏の製品情報。

コンビニコスメなのでテスターが用意されておらず、試すことができないのがデメリットである。以前に、メイクポーチの中身の記事で軽く紹介しました。

 

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手元にヘルシーカジュアル(茶色系)・アーバンサファリ(緑系)・アーバンダーク(紫系)の3種類があるので、スウォッチしていきます。

 

①ヘルシーカジュアル:BR3<ディープブラウン>・GD1<グリッターゴールド>

ブラウンとゴールドの組み合わせ。

 

パッケージ表。

紙スウォッチと腕スウォッチ。

 

BR3<ディープブラウン>は、ゴールド系の多色ラメが入った焦げ茶色。GD1<グリッターゴールド>は金色で、白~ピンク系の多色ラメが目立つ。

パーソナルカラーがウィンターのわたしには似合わなかったが、ウォームトーンの方には合うと思われます。

 

 

 

②アーバンサファリ:GR1<アクセントカーキ>・BR4<グレイッシュブラウン>

グリーンとグレージュの組み合わせ。

 

パッケージ表。

紙スウォッチと腕スウォッチ。

 

GR1<アクセントカーキ>は、多色ラメが入ったモスグリーン。いかにもカーキらしい黄土色が混じった緑ではなく、あくまでくすみ系のソフトなグリーンといったところ。

 

▼パッケージ写真ではグリーン味が非常に薄いが、思ったよりもちゃんと緑色になりました。

パッケージ表接写。

 

BR4<グレイッシュブラウン>は、グレーがかったローズブラウン。発色は薄く、大粒の白系多色ラメが目立つ。ブラウン系だが黄味が少ない。

BR4は、ほかのスティックアイシャドウでは見ない絶妙な色で、気に入っています。色で描くというよりは、仄かな陰影と輝きを乗せるイメージでまぶた全体に使っている。珍しく、クールトーン(いわゆるブルーベース)の民でも使えるブラウンだと思います。

 

③アーバンダーク:VI1<ディーププラム>・PK1<ペールピンク>

パープルとピンクの組み合わせ。

 

パッケージ表。

紙スウォッチと腕スウォッチ。

 

VI1<ディーププラム>は、ピンク~ブルー系の細かいパール入りの紫。パールが細かいぶん密着度が高く、描き心地は一番滑らか。

わたしのまぶたでは青味が薄まってブラウンっぽくくすむが、光が当たるとパープルらしく輝きます。非常にしっとりとした質感で、ラメのギラギラ感は控えめ。

PK1<ペールピンク>は白系のラメ入りのピンク。涙袋や目頭に入れるのにちょうどいい、癖のない発色です。

 

 

 

2.WHOMEE クリーミーアイシャドウペンシル ディープグレイ

公式サイト  creamy eyeshadow pencil| WHOMEE

 

1500円。ディープグレイとメルティマゼンダの全2色展開。

2019年3月発売の限定品を今さら紹介します(しかし地方のドラッグストアは、都会では一瞬で売り切れるような限定コスメがひょっこり売れ残っていたりするので、地方民は要チェックだ!)。

 

紙スウォッチと腕スウォッチ。

WHOMEE(フーミー)は、メイクアップアーティスト・イガリシノブさんプロディースのブランド。アーティスティックと実用性を兼ね備えた絶妙な色出しがおしゃれで、注目しています。このディープグレイは、炭のような濃密なグレーにブルー系の多色パールが詰まっている。発色がよくてもちがいい反面、指でこすっても伸びにくいのが欠点。公式では “ペタペタした質感でぽわっとしたニュアンスを簡単に引き出せる。アイシャドウ、アイシャドウベース、アイラインに使える” と謳っているが、伸び広げにくいので、アイシャドウベースとして全体に使うのには向かないと感じました。ダブルラインっぽく陰影を強調したり、太めのアイラインとして目尻に差したりするのがおすすめです。

 

▼紙パッケージを分解した裏に、公式の説明書がついています。

製品情報。

 

▼パッケージ裏。

パッケージ裏の製品情報。

パッケージ裏の製品情報。

 

 

ということで、最近のお気に入りの組み合わせは、上まぶた全体にインテグレートのグレイッシュブラウンで艶と陰影をつけ、目尻にかけてWHOMEEのディープグレイで彫りを強調し、下まぶたは目頭から涙袋の中央にかけてインテグレートのペールピンクで光らせるやつです。

 

以上、スティックアイシャドウのすすめと、お気に入り商品の紹介でした。

プチプラのスティックアイシャドウの一覧は、次の記事へどうぞ。

 

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