ここ2カ月ほど意識して取り組んで、ルーティン化することに成功したので記録しておく。
お湯が沸くのを待っている間に、ちょっとした家事を済ませる習慣を身につけた。
電気ケトルは本当に便利なもので、2、3分でお湯が沸く。温かい飲み物や白湯を飲む習慣があるから、お湯を沸かさない日はない。
しかし、この3分という時間はけっこう微妙だ。料理の最中とか、朝の出かける前とか、立ち歩いて用事をしている合間に沸かしているのなら自然に過ぎるが、夜の自由時間の合間であれば空白の時間となる。一旦キッチンスペースから離れてそれまでやっていた作業に戻ってしまうとすぐに中断されて鬱陶しいけれど、ぼーっと突っ立って待つには長い。
よって、この3分間は、キッチンスペース内でこまごまとした家事を片付けるのに使うことに決めた。
具体的な行動は、次のようなものになる。
①水を飲む
気分が落ち込んだときにチェックすることリストの記事にも書いたように、わたしは部屋の中で立ち歩くたびに水を口にする習慣があるので、お湯を沸かすときに限らず、これは前提。一度にたくさん飲むのではなく、少量を頻繁に摂取するように心がけている。
この前提行動にプラスして、次のようなルーティンで時間を過ごしている。
②トイレで用を足す
尿意がなくても行っておいて損はない。少しでも代謝をよくしたいので、頻繁に水を飲み、頻繁にトイレに行く。
③トイレットペーパーを補充、サニタリーボックスを交換
トイレに行ったついでにチェックする。
トイレットペーパーは、便器の隣の、ニトリのトイレロールホルダーに常時ストックしてある。このストックが減っていたら補充しておいて、巻きが残り少なくなってきたらどんどん替える。紙芯が露出してから替えるのでは遅い。
▲布のホルダーの下側には、タンポンの箱が入っています。
残り少ないトイレットペーパーを率先して替えられる人間は思いやりがある、同棲相手として適している、みたいな言説は、たしかに的を得ていると思う。ただしここで真に問われているのは、思いやり(?)や人間性(?)ではなく、誰もが億劫に感じがちな小さな家事によるストレスを侮らず、少しでも軽減できる仕組みを考案できる知性だ。ニトリのトイレロールホルダーは、便器に座ったままトイレットペーパーを補充する仕組みを作る助けになってくれました。
要するに、精神的コストはどんどん先払いすべきだし、自然に先払いできるようなシステムを組んでおけば最強ということですね。同棲生活 or 一人暮らしを問わず。ちなみに、うちはバストイレ一体のユニットバスなので収納などは一切ついていないが、トイレ内に収納があるならそこに予備を置いておけばいいだけの話かもしれない。便器の脇の床に、トレペそのものの袋(12ロール入りとかのやつ)を置いておくのでもいい(うちは便器の脇のスペースが狭いので、上記のホルダーを置くのがやっと)。
ちなみに、トレペそのものの袋は台所の流しの下の棚にしまってあって、そこからホルダーへと補充している。
サニタリーボックスは、ゴミが溜まっていたらビニールを交換する。ショーツライナーを毎日使うので、月経期間でなくてもサニタリーボックスは毎日活躍します。
ショーツライナーは精神衛生上いいので毎日使う派。いくつかの種類を使ってきたが、サラサーティの2枚重ねのめくれるシートが最強という結論に達した。1回貼ると2回分使える。
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④皿洗い
せっかくキッチンスペースにいるので、お皿が溜まっていたら洗う。食器を、以前にも紹介したコレールに統一してから、皿洗いが苦でなくなった。コレールは汚れが落ちやすくて楽というのもあるし、なによりも、使っていてテンションが上がるような真に気に入ったプロダクトで揃えていると、自然とメンテにも精が出るのだ。
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⑤キッチンのゴミ袋を交換
流し下の棚の扉にクリップでビニール袋をつけて、台所用のゴミ箱としている。これも、ゴミが溜まっていたら替える。
⑥洗濯機のくず取りネットの中を掃除
キッチンスペースのすぐ隣に洗濯機があるので、ついでに、溜めてしまいがちなくず取りネットの中のホコリを取り除く作業をする。
以上、①~⑥を順にこなしているうちに、どこかで3分が経ちます。
具体的な行動の組み方は、住居によって違ってくると思う。わたしが住んでいるワンルームアパートは、キッチンスペース・洗濯機置き場・バストイレが隣接して配置されているので、上記のような導線となりました。
今までも無意識に、お湯が沸くのを待ちながらなんとなく洗い物をしたりしていたのだが、意識的に習慣化することでより効率よく生活できるようになった。
頭を使うなら、先回りして最初にどかんと使いたい。普段の生活をしながら、同時に頭も使うのは疲れてしまう。大切なのは、なにも考えなくても自然に効率よく生きられる仕組みを構築することだ。
これからも精進していこうと思います。