変色させました。
全員が予想通りだと思います。
わたし自身も予想通りです。
2023年春、15万円の真珠のネックレスを購入する
2023年3月、真珠のアクセサリーのマイブームが来ていました。
コンサバティブなイメージがある真珠をアバンギャルドにつけこなしてやろうという挑戦心も相まって、立て続けに真珠のアクセサリーをいくつか買いました。そのコレクションは過去記事でも紹介しています。
中でも最高額の買い物だったのが、MADAMA(マダマ)のロングネックレスである。
伊勢丹新宿で見つけて。即惹かれました。ショーケースの中には【58000】の値札。わたしの経済力からするととても高いけれど、こんな大粒のバロックパールを贅沢に使った品なら5万8000円の価値はあると思って、購入を決断。
ところが実は、死角にもう2つ値札がついていた!!!!!
そう、このロングネックレスは、分解してブレスレット・アンクレット・チョーカーとしても使えるマルチウェイ仕様で、ロングネックレスとしてのお値段は3つのアクセサリーの合計だったのです。
3つのパーツの値段はそれぞれ、
【58000】
【34000】
【46000】。
店員さんに提示された合計額は、
【151800】。
15万1800円。
15万1800円。
ここで「間違えましたw」と引き返すのは見栄が許さず、買ってしまったのでした。
当時はフルタイム労働をしており、可処分所得があったんですね。ちなみにその後いろいろあって退職し、現在無職です。転職先を探しています。助けてくれ。
15万円購入の詳しい経緯は過去記事で書いたので読んでください。
まあ、今かいつまんで説明しちゃったので読まなくてもわかるんですけど。
真珠は汗に弱いらしい
さて、真珠のアクセサリーについて調べるうちに知ったのだが、真珠は大変繊細な素材で、汗や皮脂に弱いそうだ。汗や皮脂に触れると変色して輝きが失せたりする。ということは、夏につけるなら汗がつかないように細心の注意を払う必要がある。
わたしは日常生活に割く精神的コストが少ない障害者である。なので、考えた結果、夏はもうつけないことにしました。つけながら注意するとか、帰宅後に専用クロスで拭くとかができる自信がないから。
そこで、3月に真珠にはまってから、5月上旬くらいまではつけていましたが、暑くなってからは基本つけずに過ごしていたのです。
真珠は汗に弱かった
そして時は過ぎ。
暦の上では秋に突入した、9月下旬のある日のこと。
まだまだ残暑厳しい時期ではあるが、天気予報によると終日曇りの日がありました。
3月にはまって以来、結局2カ月もつけられていなくて、不完全燃焼だった真珠欲がここで騒いだ。
曇りだし、そんなに暑くないなら、いけるんじゃね? と。
そしてつけてしまったのが運の尽きですよ。
天気予報、外れました。
晴れまくり、汗かきまくり。日焼け止めまで溶けて真珠につきまくり。
15万円の真珠は、見事に変色してしまったのです。
あんまりうまいこと撮影できなかったのですが、わかりますかね。
紫がかった銀色に輝くはずの真珠が、表面が剥がれるみたいに一部変色して、濁ったクリーム色になっています。
やった☆☆☆
伊勢丹新宿でVIP体験
しかし希望はまだありました。
15万円の真珠は、高いだけあってアフターサービスがついていたのです。
保証書によると、購入後1年間は球磨きと糸替えが無料。
5月にはわざわざブランドから手書きのお手紙まで来ていたのだった。定型文だろうけどVIP扱いされてるみたいで嬉しかったです(俗物)。店員さんの負担になるから手書きじゃなくて印刷でいいけど。
そこで10月のある日、保証書を持参して再び伊勢丹新宿のMADAMAを訪れたのです。
店員さんに球磨きをお願いすると、とくに気になる部分はありますかと訊かれたので、変色させてしまったことを告白。
できる限りメンテナンスいたしますと言っていただく。
お客様控えをもらってその日は退散です。控えがこちら。
持ち物をプロにメンテしてもらうの、VIPっぽくていいね!
球磨きの結果……
メンテ完了の電話がかかってきたのは7日後でした。
早速伊勢丹に引き取りに行きます。
受け渡しはチャックつきビニール袋。意外と普通。
さて、球磨きの結果、変色した部分は元通りに
なりませんでした。
一般的な球磨きでは対応できないくらいまで変色が進んでいたらしい。
濁ったクリーム色の部分は、そのままでした。
でも、以前よりは綺麗になってる!
気がする。
変色部分以外の軽い曇りとかは取れたはずやからね。テリッテリに輝いています。よく見たらわたしの姿が映り込んでるくらい。
以上、15万円の真珠を変色させてメンテナンスを受けた話でした。
同じことがないように今後は気をつけたいと思います。
わたしが普段行っている真珠のケア方法についてはまた今度書きます。
過去の真珠関連の記事はこちらから。