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着道楽日記:田舎の大きめのスーパーの2階の、中年女性向けっぽい謎の派手服コーナーの思い出

 

 

 

そういうコーナー、ありませんでしたか?

 

郊外や地方都市の大きめのスーパーやショッピングモールの2階の、「ファッションと暮らしのフロア」的なエリアの隅っこに、中年女性向けと思われる謎の派手な柄物が集まっているコーナーが。

 

ちなみに店員さんは、ほかのテナントが若い女性多めなのに比べると、古参っぽい年配の人が多い。店員同士か常連さんとずーーーっとお喋りしてて内輪感が凄く、ちょっと入りにくい。

 

ちなみにその手のスーパーの1階は「生鮮食品のフロア」的な名前で、3階は「子どもと文化のフロア」的な名前。

 

 

 

はい、今日は地方都市の大きめのスーパーの2階の、「ファッションと暮らしのフロア」的なエリアの隅っこの、中年女性向けと思われる謎の派手な柄物が集まっているコーナーで買った服を紹介したいんですけども。都会に引っ越してきて4年になるが、わたしの着道楽としての地盤を作ったのはかつて住んでいた地方都市である。イオンもドンキもあるので決して田舎ではなかったが、モードっぽい服のブランドはほとんどなかったので、身近でそれっぽい服を調達する必要があった。そこで目をつけたのが、タイトルのようなコーナーにある服である。2階建てか3階建ての大きめのスーパーのファッションフロアには、隅っこに必ずと言っていいほど派手めな服のコーナーがあったのだ。なぜかほかのテナントよりも薄暗くて活気がなく、店名も置いている服のブランドも聞いたことのない名前ばかり。商品はモノトーンの変形トップスだったり、ビジューやスパンコールでギラギラしてたり、ヒョウ柄だったり、どぎつい色彩の大花柄だったりする。おそらくメインターゲットは、平たく言うと「派手好きのおばちゃん」なのだろう。歳を重ねると派手なものがしっくりくるようになるとはよく聞きますよね。その手のお店は、モードを気取りたい貧乏学生にも意外とマッチするのだ。若向けのプチプラショップにはない一癖ある服の掘り出し物を求めて、よくチェックしていました。

 

 

 

そのころに買って、かれこれ7年ほど愛用しているのがこちらです。

 

 

モノトーンのオーガンジーの羽織りである。シアー素材でタグが透けて見えるのが嫌でずいぶん前に切り取ってしまったから、ブランド名はわからない。同じようなシアー素材の無地の羽織りと2枚セットで10000円前後でした。無地のほうはあまり気に入らなかったので数年前に処分した。

柄はホワイトタイガーか、もしくはゼブラ。アニマル柄特有のパンチを足すことができるので、非常に重宝しています。1枚で着たり重ねたり、オールシーズン使える。

 

夏はタンクトップの上に羽織って結んで、シアートップスとして。暑苦しさもなく、夏特有のカジュアルさが抑えられてスタイリッシュになる。

 

 

秋冬はべつのトップスの上に重ねて。ピチピチ気味のニットでも、輪郭が誤魔化されて着痩せ効果があります。シフォンのような柔らかすぎる生地ではなくて、ややハリのあるオーガンジーなので、下のトップスに張りついて体型を露わにすることがないのです。

 

 

また、袖を結んでたすきがけにして変形トップスのように見せかけてもいい。なんだかモード系のドメブラみたいに見えませんこと?

 

 

 

 

巻き物が好きな人なら、ストールのように首に巻いてもいいかもしれない。わたしは感覚過敏なのでNG。

過去記事に書いたように、ADHDとしてはひっかけて破く可能性のある繊細な素材の服は買わないようにしているのだが、これは硬さのあるオーガンジーなので維持管理できています。

 

www.infernalbunny.com

 

7年着てきて、これからも愛用すると思います。

 

近くに大きめのスーパーがある人は、ぜひ隅っこの派手服コーナーにも注目してみてください。