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究極の素肌感ファンデ。ははぎく水おしろいを全色レビューしたよ【感覚過敏でも使える】

最終更新:2020.8.20

 

 

わたしは普段、軽くメイクしたいときはキャンメイクのシークレットビューティクリーム 01 クリアナチュラルを、しっかりメイクしたいときはエチュードハウスのダブルラスティングファンデーション サンドを主に使っている。

キャンメイクのシークレットビューティーベースは、過去の記事でも紹介した通り、スキンケアとしても使える肌色補正クリームなので、カバー力は低い。洗顔料で落とせるので肌負担が少ない。15グラム650円。

 

公式サイト シークレットビューティーベース | CANMAKE(キャンメイク)

 

エチュードハウスのダブルラスティングファンデーションは、コンシーラー要らずのハイカバーなリキッドファンデ。夏でも崩れにくい鉄壁のカバー力が頼もしい。その反面、クレンジングはしっかりしないと落ちにくいです。わたしは、血色が極端に少なくて灰色味・緑味が強いオリーブスキン体質なので、色が合うファンデが非常に少ないのだが、エチュードのサンドは使えました。30グラム2000円。

 

公式サイト ダブルラスティング ファンデーション (NEW)|韓国コスメのエチュードハウス公式通販

 

近年のベースメイクは、主にこの2つを、シチュエーションや体力に応じて使い分けていました。質感やカバー力を変えたいときは、下地やフェイスパウダーで調節していた。

 

しかし最近、ほぼ素顔のようなナチュラルメイクでも、全方位隙なしの鉄壁メイクでもない、ほどほどにカバーされて、ほどほどに被膜感少なめの気軽なファンデーションが欲しくなってきた。そこで、以前から気になっていた、石澤研究所のははぎく水おしろいを購入してみたのでレビューしていきます。

なお、この記事を書き始めたのは3月上旬なのだが、あれよあれよという間にCOVID-19が流行拡大してしまい、今ではファンデを塗る機会自体が激減している。しかし、いつかまた出番が来ると信じて、記録しておきます。

 

 

 

 

1.商品紹介~感覚過敏を刺激しないファンデを求めて

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www.ishizawa-lab.co.jp

 

石澤研究所 ははぎく水おしろい。

SPF10・PA+。ナチュラル/ピンクベージュ/ノンカラーの3色展開。

1998年生まれのロングセラー商品で、2006年に店頭販売は終了し、現在は公式オンラインショップのみで販売されています。

サイズ展開が2種類あり、ミニサイズは30ミリリットル880円、フルサイズは100ミリリットル1500円。今回はミニサイズを全色購入しました。

 

「水おしろい」とは聞き慣れない商品名だが、水の中に粉末顔料が入っていて、振って混ぜて使う二層式のファンデーションのことだそうです。パウダー入りの化粧水のような極めてシンプルなつくりで、界面活性剤などの添加物が入っていないので敏感肌適性があり、つけ心地も軽いらしい。

公式サイトによると、成分はたったこれだけ。

 

水、BG、グリセリン、酸化チタン、カオリン、酸化鉄、カミツレ花エキス、シリカ、メチルパラベン

 

スキンケア用品並みにシンプルな処方です。界面活性剤・香料・オイル・アルコールは無添加。

敏感肌適性もさることながら、個人的には、つけ心地が軽いらしいというのに惹かれました。公式サイトでは以下のように謳われている。

 

カモミールのお化粧水に粉おしろいを入れた

シンプルな水ファンデ。

つけているのを忘れてしまうほど軽くて、

ファンデが苦手な人にも大満足なスキンケア感覚の処方です。

 

まるで、素肌が深呼吸するような軽いつけごこち。

ファンデーションの圧迫感が苦手な方にもおすすめです。

 

これは、発達障害者に向いていそうだ。

わたしは感覚過敏の傾向があるので、被膜感の強いファンデーションをつけていると、げっそりと体力を削られてしまうのである。冒頭で挙げたエチュードハウスのリキッドファンデも、よほど元気なときや特別なお出かけの日しかつけられない。

この、皮膚の違和感が全身的な身体疲労・精神疲労に繋がる感覚は、言葉で説明するのが難しいのですが、発達障害者なら覚えがあるんじゃないでしょうか。健康な方でも、ファンデを長時間塗ったあとは皮膚がしぼんで疲れる感じがすると思うが、そういう「肌疲れ」とはまったく別の次元の話で、身体全体が疲れるのだ。顔の皮膚に異物が乗っているときのごくわずかな違和感を絶え間なく感受してしまい、神経が刻一刻と疲弊していくのである。喩えるなら、バックグラウンドでソフトがフル稼働しているせいで、ストレージを圧迫してパフォーマンスが落ちるようなものだと思ってください。

 

2.購入方法~クレカなしでもOK

店頭販売はしておらず、石澤研究所の公式オンラインショップのみで販売されている。支払方法はクレジットカード・代引き(手数料330円)・NP後払い(手数料無料)の三種類。NP後払いは、商品に同封されている請求書をコンビニか郵便局か銀行に持っていくだけなので楽ちん。余計な手数料もかかりません。書類仕事や金銭管理が苦手すぎてクレカが持てない民も注文可能です。

 

送料は、4180円未満の注文で全国一律550円、4180円以上で無料となっている。しかし今は、StayHome生活週間応援として、2020年6月1日午前10時まで1100円以上注文で送料無料になっています。この機会に覗いてみるといいんじゃないでしょうか。【追記】キャンペーンは終了しました。

 

3.スウォッチ

それでは、実際に商品を見ていきます。

容器は、スポイト口のプラスチック容器。

 

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パッケージ裏はこちら。

 

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カラーバリエーションは以下の3種類。

 

ナチュラル

標準的な肌色~健康的な肌色の方に。

オークル系標準色のファンデーションをお使いの方におすすめ。

 

ピンクベージュ

色白さん、明るめの肌色の方に。

明るめのファンデーションをお使いの方、ワントーンアップした肌に仕上げたいときにも。

 

ノンカラー

自然なパール入りで、素肌にツヤと透明感を出したいときに。

頬や鼻筋に軽くのせると自然な立体顔に。

 

スウォッチは以下の通りです。Androidの外カメ、ノンフィルター、太陽光下撮影、無加工(トリミング・コラージュ加工のみ)。

 

紙に出してみたのがこちら。左から順に、ナチュラル/ピンクベージュ/ノンカラー。

 

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手のひらに出して伸ばしてみたのがこちら。順に、ナチュラル/ピンクベージュ/ノンカラー。

 

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腕に出して伸ばしてみたのがこちら。左から順に、ナチュラル/ピンクベージュ/ノンカラー。

 

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見ての通り、色味は大して違いがありません。

ナチュラルは黄土色味が強い。ピンクベージュは、実際のところさほどピンクではなく、黄味少なめのベージュに近い。ノンカラーは、ほぼクリアベースにシルバーパール。

本当に化粧水のようなテクスチャでカバー力が低いので、肌色をあまり問わないんじゃないでしょうか。

 

実際に顔に使ってみると、ナチュラルは黄味が強くてややくすんでしまったので、個人的にはピンクベージュがマッチした。しかし、半顔ずつ塗ってよく見てみないとわからない程度の違いでした。

ノンカラーは白っぽいシルバーパールが入っているが、こちらもよく見ないとわからないレベル。肌トラブルが少なくてツヤ肌が好きな方なら、全顔に塗っても不自然ではないと思います。わたしは、ツヤ肌にしすぎると毛穴が目立ってしまう肌質なので、ピンクベージュを塗ったあとに頬と顎に広めに重ねている。

カバー力は低いです。シミなどは一切隠れない。しかし、素肌感を残したまま肌の色ムラを自然に整えてくれます。

 

4.適した下地

下地は、公式で推奨されているのは絹白しっとり下地なる商品ですが、個人的には、保湿力が高すぎて化粧崩れしやすかった。乾燥肌の人や冬季にはいいかもしれない。


www.ishizawa-lab.co.jp

 

おまけの無料サンプルでいただきました。

 

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公式によると、油分の少ない下地が適しているらしい。

 

Q.「ははぎく水おしろい」にはどんな下地がおすすめですか?

 

A.油分の少ないものがおすすめです。

「ははぎく水おしろい」は水性のファンデーション。油分の多い下地の上に伸ばすと、水おしろいがはじいてしまうことがあります。下地は、油分の少ないものがオススメ。「絹白しっとり下地」は、水おしろいと相性ばっちりのメイク下地。まるで美容クリームみたいにするすると伸びて、うるおいのベールでお肌を包み込みます。「ははぎく水おしろい」がぴったりと密着して、一日キレイなベースメイクが続きます。

 

わたしは、日焼け止め兼下地などを気分によって使い分けています。ファンデ自体が薄づきなので、意外と下地を選ばないタイプだと思います。

 

なお、つけ心地は、期待通り非常に軽い。肌呼吸できてる感じがする。リキッドファンデーションとは思えないくらい快適です。

 

 

 

5.塗り方のコツ。道具不要でADHD向け

水おしろいというちょっと特殊なテクスチャなので、普通のリキッドよりも素早く塗り込む必要があります。公式サイトによると、使い方は以下の通り。

 

1.ご使用前によく振って、適量(一円玉大くらい)を手に取ります。

 

2.両手のひらにひろげ、顔全体へササッとのばします。

(軽く化粧水をつけるような感覚です)

 

3.仕上げに顔全体をハンドプレス。

「ははぎく水おしろい」が肌へ自然になじみます。

 

この説明通りにすればちゃんと塗れます。個人的には、量は多めに十円玉くらい出すのが好みです。ちまちま重ねづけするよりも、一枚のベールを顔にかける感覚で一気に塗り広げるほうが綺麗に仕上がる。

シャバシャバしたテクスチャで浸透しやすいので、スポンジやブラシではなくが一番いいと思う。道具を使わなくていいのがADHD向けですね。ブラシやスポンジを使うと、定期的に洗わなきゃいけないのが精神的コスト高いので。指が汚れるのは仕方がないので、メイクするときは手元に必ずウェットティッシュを用意しておきましょう。いちいち手を洗いに行かなくてもいいように。これは、ははぎく水おしろいを使うときに限らず、常に徹底しておくと便利です。卓上には常にウェットティッシュと乾いたティッシュを常備しておいて、湯水のように使おう。

 

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6.クレンジングしやすさ・崩れ方について

成分がシンプルなので洗顔料落ちファンデかと思ってしまうが、違います。公式のQ&Aにも、クレンジング推奨と書いてある。しかし、洗浄力の低いミルククレンジングでも問題なく落ちると思います。

じゃあ逆に崩れやすいのかと思ってしまうが、たしかに、鉄壁に長時間崩れないタイプの製品ではありません。しかし、元々薄づきなので、崩れ方は汚くない。毛穴落ちするのではなく、全体的に徐々に薄くなっていきます。季節や肌質に合った下地を使うことで対処できる範囲だと思いました。

 

7.まとめ

以上、ははぎく 水おしろいのレビューでした。

通販限定なのがネックですが、お試しサイズなら全色買っても3000円足らずだ。リキッドファンデとは思えない快適なつけ心地は、体験する価値があります。感覚過敏の心当たりがあるなら、見た目の仕上がりよりもつけ心地を優先してコスメを選ぶという発想を持っておくといいんじゃないでしょうか。

 

石澤研究所の商品は、UVさらさらジェルもおすすめ。不快なべたつきがなくてADHDでも使いやすい日焼け止めです。過去に紹介した記事はこちら。

 

www.infernalbunny.com

 

【参考】個人的に好きな美容系YouTuberの ”コスメヲタちゃんねる・サラ” さんが、ははぎく水おしろいをレビューしていました。


素肌感を楽しみたい人向け!水ファンデ レビュー

 

7.豆知識

ちなみに。一部の方に刺さるかもしれない情報として、L'Arc〜en〜CielのHYDE氏もははぎく水おしろいを使っていることをお知らせしておきます。ソースは公式Instagramのメイク動画。

 

www.instagram.com

 

動画によると、HYDEのベースメイクは、なんとベビーワセリン(300円)とははぎく水おしろいだけ。さすが人間国宝級の顔面を持つ男は違いますわ……。我々もははぎく水おしろいを使って、“顔面と地位と収入と才能以外は実質HYDE” を自称していきましょう。以上、豆知識でした。

 

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EVERGREEN

EVERGREEN

  • HYDE
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

個人的に一番好きなHYDEのアルバム『ROENTGEN』(2002年)より、1stシングル「evergreen」をどうぞ。ラルクのバンドサウンドとは一味違う静謐な世界観を楽しめる。

ちなみに『ROENTOGEN』の初回限定盤はケースがレザー製なんですけど(CDジャケットにお金をかけることができていた時代の遺物)、表面の塩ビだかポリウレタンだかのコーディングが加水分解してベッタベタに溶けて大惨事になったので、お持ちの方はくれぐれも気をつけてください。わたしは、隣に置いてあった別のCDまでベッタベタになって捨てる羽目になりました。