ADHDにおすすめの日焼け止めの選び方 ~敏感肌ADHDが美容を試みる vol.3~

 

There Is a Light That Never Goes Out

There Is a Light That Never Goes Out

  • ザ・スミス
  • オルタナティブ
  • ¥250
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日焼け止めの話をする。

紫外線は肌にとって百害あって一利なしだ。モリッシーも “決して消えない光がある 決して消えない光があるのさ” と繰り返し歌っているが、あれはもちろん、一年中降り注いでいる紫外線のことを指している。There is a UV light that never goes out。日焼け止めは絶対に欠かせない。だが日焼け止めというやつは、基礎化粧品としては化粧水や乳液よりも使用感が悪い。塗ると肌が乾燥したり、ものによっては肌荒れしたり、液が服について汚れたりする。

毎日欠かさず継続するためには、スキンケア用品と同じ流れで気軽に使えるものを選ぶ必要がある。以下では、わたしが考える日焼け止め選びの条件や、おすすめの商品を紹介していきます。スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めについても書いていく。

 

 

1.塗るタイプの日焼け止め

敏感肌ADHDのわたしは、以下のような条件で選ぶことにしている。

 

①ポンプヘッド容器である

わたしが基礎化粧品に望む絶対条件、ポンプヘッド。ワンステップでアクセスできないものをADHDが継続するのは不可能だ。

ただし、鞄に入れる持ち歩き用の日焼け止めはその限りではない。持ち歩き用のはチューブ容器がおすすめだ。ポンプヘッド容器の次に扱いやすいと思う。

 

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②アルコールフリーである

アルコールに弱い敏感肌なので必須。

 

▼美容初心者の頃に使っていたニベアの日焼け止め。アルコール含有量が多く(成分表示では水の次に2番目に記載)、敏感肌のわたしはピリピリとした刺激を感じた。安価でどこでも売っててポンプヘッド容器なので、肌が強い人には普通におすすめです。 

ニベアサン プロテクトウォータージェル SPF35/PA+++ ポンプ 140g

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公式サイト 花王株式会社 ニベアサン ウォータージェル SPF35 [ボトル]

 

③白浮きしない、服に付着しても白くならない

日焼け止めの有効成分のひとつである紫外線散乱剤は、酸化チタンや酸化亜鉛などの金属の粉であるので白色をしている。よって顔に塗ると舞妓さんのような白塗りになることがある(俗に「白浮き」と呼ばれる現象)。また、濃色の服につくと白っぽい汚れになる。わたしは黒色の服を好んで着るので、気兼ねなく塗るにはできるだけ白くならないものがいい。

気兼ねというものは侮れない。同時進行で別のことを気にかける、というのは一種のマルチタスクであり、ワーキングメモリが少ないADHDには大きな負担となる。毎日毎日日焼け止めを塗って、同時に服につかないように注意して生活するのは不可能と考えたほうがいい。

 

④クレンジング不要、洗顔料で落とせる

最近の日焼け止めは大抵どれも石鹸で落とせるが、たまに、メイク落としを使わねばならないものがあるので注意。風呂で身体を洗うというルーティンの延長線上で洗い流したいので石鹸落ちのものを選んでいる。わざわざクレンジングという工程を増やすのはADHDには不可能。ルーティンに組み込んでナンボだ。

 

⑤顔と身体どちらにも使える

こちらも、最近のものは大抵顔身体兼用できるが、一応注意。使い分けなんてできるわけがない、とにかく工程を増やしたくない。

 

⑥安価

⑦どこでも買える

いうまでもなく、継続使用するためには必須。塗るタイプの日焼け止めは減りが早いので、特定の店でしか買えない特別なブランドものではなく、ドラッグストアやバラエティショップで気軽に買い足せるものが望ましい。

 

以上、7つの条件で日焼け止めを選んでいる。SPFやPA値にはさほどこだわっていない。適性値には諸説がありますが、個人的にはSPFは30、PAは+++程度あれば十分だと思っている。日常使いにSPF50は必要ない派です。

その結果、普段使いの日焼け止めは以下の商品に落ち着いた。

 

紫外線予報 UVさらさらジェル 250g

紫外線予報 UVさらさらジェル 250g

 

公式サイト 紫外線予報 UVさらさらジェル | 石澤研究所 公式サイト

 

紫外線予報のUVさらさらジェル。250グラム1600円。

日常使いに適したSPF30・PA+++。無色素、無香料、ノンパラベン、ノンアルコール、ノンシリコン。

“塗ってすぐに服が着られる”を謳っているだけあって、服についてもほとんど汚れないのが素晴らしい。商品名の通りさらさらで被膜感がまったくなく、快適に使い続けられる。無臭ではないが、ほのかな柑橘系の匂いで邪魔にならない。

 

欠点としては、さらさらということは裏を返せば汗で流れやすいということ。汗をかく季節にはこまめな塗り直しが要る。ウォータープルーフではないので夏のレジャーには当然向かない。

また、特別にマイナーな商品というわけではないが、大きめの薬局でないと置いていないことがある。コンビニにはない。PLAZA・ロフト・東急ハンズ・イオンでは見たことがある。

 

持ち運び用にはミニサイズのチューブを使っている。50グラム950円。

 

紫外線予報 UVさらさらジェル ミニサイズ 50g

紫外線予報 UVさらさらジェル ミニサイズ 50g

 

 

チューブがヒンジキャップ式(容器と蓋が分離せずにパカッと開くやつ)で、片手で開けられるのも最高だ。


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片手でパカッ

 

ここ一年、日焼け止めはずっとこれである。夏も冬も使う。上記7つの条件に合う商品がこれしかないというわけではなく、いくつかの選択肢から一番使用感のよかったものを選びました。ほかに使ってきた中は、マミーのUVマイルドジェルNもよかった。UVさらさらジェルに比べると多少割高なのと、若干べたつくのが欠点。100グラム900円。

 

マミー UVマイルドジェルN 100g

マミー UVマイルドジェルN 100g

 

キスミー マミー|食品成分にこだわったUVシリーズ

 

真夏や、ずっと屋外にいる日・水に濡れる日だけ、別途ウォータープルーフのものを足している。 

 

マミー UVアクアミルク 50g

マミー UVアクアミルク 50g

 

公式サイト マミー UVアクアミルク | キスミー マミー

 

マミーのUVアクアミルク。50グラム900円。

SPF50+・PA++++。無着色、無香料、防腐剤フリー、無鉱物油、アルコールフリーで低刺激処方。

わたしはインドア派なので、ウォータープルーフの日焼け止めは小ぶりのチューブ容器でワンシーズンもつ。ちなみにこちらはヒンジキャップではなくスクリューキャップ。

 

いくつかの塗る日焼け止めを渡り歩いてきたが、これらが現時点での最適解である。

 

 

2.スプレータイプの日焼け止め

スプレータイプの日焼け止めは、塗るタイプの日焼け止めを使いにくい髪や背中にも使えるのが便利だ。商品選びの条件は、塗るタイプの日焼け止めに求めているのと同じ基本の条件に加えて、容器が加圧式スプレー缶ではないこと。加圧式スプレー缶は、捨てるときにガス抜きをして資源ゴミに出さねばならないという大きなデメリットがあるので、日焼け止めに限らずなるべく買わないようにしています。前回の記事の後半でも触れたように、廃棄が面倒な製品を選ぶことは精神的コストの後払いだ

 

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加圧式スプレー缶ではない日焼け止めは非常に少ない。その中でわたしが選んでいるのは、上記の記事でも紹介したプライバシーのUVフェイスミストだ。

 

プライバシー UVフェイスミスト50 フォープラス 40mL

プライバシー UVフェイスミスト50 フォープラス 40mL

 

プライバシー UVフェイスミスト 50 フォープラス|黒龍堂化粧品

 

40ミリリットル1000円。敏感肌でも使えるノンアルコール。ノンガスなので顔に直接噴射でき、普通のプラスチックごみとして捨てられる。ちなみにウォータープルーフではない。普通の加圧式ガス缶の日焼け止めに比べるとやや粒子が粗くてべたつくが、個人的には許容範囲です。

なお、加圧ガス缶式ではない日焼け止めとして、ほかには無印良品の日焼け止めミストがあるが、個人的にはおすすめしない。ミストの粒子が非常に粗く、もはや単なる液体としてブシュッと飛び出てくるので、顔に直接噴射することはほぼ不可能です。テクスチャーも相当べたつくので、使っていてストレスになる。

 

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▲エナジーゼリーとサイズ比較。鞄に常備しておくのにちょうどいい大きさです。

 

【2019.4.19 追記】今日、美容系YouTuberの “コスメヲタちゃんねるサラ” さんが紹介していました。


メイクの上から使える日焼け止めパウダー&ミスト紹介!

 

 

3.パウダータイプの日焼け止め

パウダータイプの日焼け止めは、メイクをしているときにお直しを兼ねて上からはたくのに便利だ。商品によっては肌色補正効果も期待できる。のだが、わたしはまだ最適解と呼べるものに出会っていないので、商品紹介は割愛します。

一応、以下の条件で探している。

 

①白浮きしない、毛穴に溜まらない

塗るタイプの日焼け止めと同じく、白浮きしないこと。そして、ベージュ色のパウダーにありがちなように、毛穴カバーどころか毛穴に溜まって肌が余計汚く見えてしまわないこと。

 

②クレンジング不要、洗顔料で落とせる

塗るタイプの日焼け止めと同じく、ルーティンの延長線上で落としたいのでクレンジング不要がいい。

 

③パフがついている(できれば鏡も)

 

④プレストパウダーである

ADHDが粉タイプのコスメを買うなら、絶対にプレスト式をおすすめします。

粉もんコスメには、プレストとルースの2つのタイプがある。

◆プレストパウダー……固形に押し固めた形態の粉。チョークみたいなもん。

◆ルースパウダー……サラサラの粉末のままの形態の粉。

ルースパウダーはサラサラの粉末なので、すぐ舞ったり飛び散ったりする。日焼け止めは必ず持ち歩くものなので、ポーチや手指を汚したくなければ、絶対にプレストパウダーを選ぶべし。

 

この4つの条件で探しているが、なかなか気に入るものがない(わたしは毛穴の開きが酷いため特に①の条件が厳しい)ので、今も捜索中である。いい商品が見つかったら追記しようと思います。

 

 

以上、ADHD的日焼け止めの選び方についてでした。2019年も引き続き、紫外線に打ち勝っていきます。

 

winter fall

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日焼け止めは冬でも使うべし。太陽は、凍える雲に覆われて知らん顔で燃えているから。