1.イベント参加告知
お知らせです。
2025年5月31日(土)または6月1日(日)にフリマイベントでZINEの新刊・既刊や雑貨を売ります。
時間:10:00-15:30
会場:堀之内妙法寺(東京都杉並区堀之内3丁目48-8)境内とその周辺の沿道
最寄り駅:東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅 or 新高円寺駅
開催予定は5月31日で、雨天の場合6月1日に順延になります(6月1日も雨の場合は中止)。現時点で31日は雨予報、1日は晴れ予報なので、6月1日になる可能性が高そうです。開催可否は前日5月30日に発表されるので、呉樹直己のSNSでもお知らせします。
イベント公式インスタグラムはこちら。
食べ物や珈琲、古着、本など50以上のお店が商店街とお寺の境内に並びます。主催は妙法寺門前通り商店街で、イベントテーマはResight - Recycle - Return(再考・循環・還元)。イベント収益の一部は能登に寄付予定だそうです。
わたしはZINEの新刊・既刊のほか、面白い絵はがき、シルバー925アクセサリー、デパコスネイルなどを持って行きます。お散歩がてらぜひ遊びに来てください。わたしもほかのお店などを巡って楽しもうと思います。
場所に迷うほど大きなイベントではないと思われますが、詳しいブース位置などは当日お伝えできるかと思います。
お隣のブースは友達の小説家の藤井佯さんです。
【イベント】
— 鳥の神話 (@torinoshinwa) 2025年5月19日
5/31(土)、東京・堀之内妙法寺にて開催されるフリーマーケットに出店します
呉樹直己(@GJOshpink )さんとの隣接配置です
「RE:3 MARKET」
Resight(見つめ直す)、Recycle(リサイクル)、Return(還元)をテーマとしたイベントです pic.twitter.com/3k2DHBcRPl
私は主に、自主制作誌、古本、コピ本(今から作る)などを持っていくつもりです
— 鳥の神話 (@torinoshinwa) 2025年5月19日
レシート小説もあります→100円でその場で掌編小説をレシート印刷してお渡しするものです
日時:5月31日(土)10:00〜15:30
会場:堀之内妙法寺(最寄駅:新高円寺駅・東高円寺駅) pic.twitter.com/4KadSq3WMh
『新層 まったく新しい勉強会成果論文集』は手元に在庫があれば持って行きます
— 鳥の神話 (@torinoshinwa) 2025年5月19日
『沈んだ名 故郷喪失アンソロジー』もあります
『托卵/わたしはエミュー』は通販では販売しておらず、対面販売のみで500円です
藤井佯の初期の作品になります
雨の際は6月1日(日)に順延になります
お待ちしております
5月は当社比で多忙だったのでわたしはまだあまり準備ができていないのですが、持って行く予定のものはこれからSNSにもアップしていこうと思います。
面白い絵はがきは昔収集していたものです。今となっては手に入りにくいものもあるかもしれません。
シルバー925アクセサリーは作家もので、それぞれ高品質で個性的です。ほか、ほとんど新品の合金のアクセサリーもあります。
コスメ類は開封済みの中古品になりますが、状態がいいものを選んでいきます。
ZINEの新刊・既刊はBOOTHでも販売しているものになりますが、直接買ってやるぜ! という人はぜひ来てください。需要があればサインしたりカメはんこを押したりします。すでにお手持ちのZINEにも。
ZINEの試し読みは過去記事から。
ほか、面白そうなものが見つかったら持って行きます。
価格帯は、絵はがきは100円前後、アクセサリーは800円-5000円前後、ネイルは500円前後を予定しています。ZINEは1500円です*1。決済手段は現金のみです。
5月は文学フリマ東京40にも参加しましたが、今回のイベントはずっと小規模なので、呉樹と会話してみたいという奇特な人がいれば楽しいと思います。
呉樹のフォロワーは、距離が近いイベントの雰囲気が苦手という人も多いと思いますが、そのようなイベントならではの楽しさもあります。もちろん無理する必要はありませんが、呉樹がいるということを一つのとっかかりにして一歩踏み出してみるのも一興なんじゃないでしょうか。
お近くの方は、お気軽にお越しください。
以上、告知でした。
以下、イベント参加というものについてつらつらと思うことを。
2.リアルイベント参加に思うこと
エシカルを標榜する東京のZINEや珈琲のフリマイベントには、お洒落な人が集うイメージがあるのは事実である。実際こざっぱりとした人が多いのも事実である。小さいイベントであればあるほど、非明示的・ノンバーバルなマナーが支配的となる。来場者は、れっきとした客でありながら「お客様」ではなく、ある種の主体性をも要求される。これはほとんど避けがたいことであり、運営に責任を求めることは多くの場合できない(むしろ、主体性の発揮を一つの醍醐味として参加する人が多い)。
わたし個人はこのような言外の空気感を察知するのがさほど苦ではないが、だからこそ、不得意な人のことは常に気にかかっている。わたし一人でイベントの空気感をひっくり返すことはできないが、せめてもの抵抗として、呉樹直己として人前に出るときは、「空気が読めない」すべての同胞たちの訪問を想定して臨んでいる。誰でもお気軽にお越しください、とわたしが言うとき、「お洒落っぽい雰囲気」にひるむあなたのことも当然想定されている。わたし個人のキャパシティの限り、わたしのブースはあらゆる人を歓迎する。もちろん、そんなことを言っていても現地にはなおも有形・無形のバリアがあるはずだし、それによってゆるやかにあるいは物理的・直接的に排除される人もいるだろう。今のわたしはそこに責任を負うことはできない。
小規模なイベントに出ることは、ここ数年のわたしの問題意識も反映している。日本最大の文芸分野のフリマイベントである文学フリマ東京は、東京ビッグサイトに場所を移す前後の時期から、巨大化・商業化路線であるとして徐々に批判に晒されるようになった。個人的には、人気のイベントが巨大化して権威性を帯びていくのは当然の流れであるので、またオルタナティブな場が模索されるべき時期が来たというだけの話だと思っている。幸い、東京という地域には選択肢だけは腐るほどあるのだ。東京にアクセスできる者たちで、新たな場を作っていけばよい。今回のイベント参加もまた、場の模索の一つと考えている。
ぜひ遊びに来てください。お待ちしています。
*1:文学フリマ東京で毎回実施している障害者手帳割は今回は行いません。どなたでも1500円で購入していただきます。