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ネイルズインクのマニキュア施術サービス《エクスプレスマニキュア》徹底解説(3)ペディキュアメニュー《スタンダードマニキュア フット》 レポ

 

 

 

過去2回に渡って、ネイルズインクのマニキュア施術サービス「エクスプレスマニキュア」のすすめを書いてきた。

 

www.infernalbunny.com

 

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エクスプレスマニキュアとは、マニキュア販売店ネイルズインクの店頭でプロのマニキュアリストが爪切りからカラーリングまで30分でやってくれるサービスのこと。手軽に爪を彩ることができる。詳しくは上記記事を参照してください。ネイルズインクの実店舗は大都市を中心に全国7カ所とまだ少ないが、アクセスできる人には非常におすすめです。

 

今回は、ネイルズインクで受けられるエクスプレスマニキュア以外の施術サービスを解説するとともに、その中の一つであるスタンダードマニキュア フットのサービス(2023年10月現在、表参道店限定)をレポしていきます。

 

 

 

 

ネイルズインクの施術サービスメニューまとめ

ネイルズインクの店頭で受けられる施術サービスには、大きく分けてエクスプレスマニキュア・ネイルケア・スタンダードマニキュアの3つのメニューがある。メニューによっては対応店舗が限られている。旗艦店である表参道店(東京)のみ対応のメニューもある。順番に解説していく。

 

1.エクスプレスマニキュア

過去記事を参照のこと。

 

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【対応店舗】 ※2023年10月現在

ハンド:全店舗 30分2530円

フット:表参道店のみ 40分3630円

 

ハンド(手のマニキュア)は表参道店含む全店舗で受けられるが、フット(足のマニキュア、ペディキュア)は表参道店のみ対応している。

ハンドの2530円は、過去記事で解説したようにチケットや割引などを利用することで安くできる。

 

2.ネイルケア

わたしは利用したことがないので、公式サイトを参照して解説する。

 

nailsinc.jp

 

ネイルケアメニューでは、キューティクル周りのウォーターケア(水分を用いながら甘皮を除去するケア)を行い、ネイルファイルで爪の長さ・形を整え、ベースコートを塗布し、ネイルオイルで保湿コーティングする。エクスプレスマニキュアにウォーターケアを足してカラーリングをしないメニューと考えるとよい。

キューティクル(甘皮)とは爪の根本に被さっている薄皮のことで、適度に除去したほうが爪の見た目がよくなるとされている。甘皮を除去しネイルファイル(やすり)で整えベースコートを塗ることで、素の爪を美しく見せるメニューであると言えるだろう。

 

【対応店舗】 ※2023年10月現在

ハンド:ルクア大阪店、名古屋タカシマヤゲートタワーモール店、表参道店 30分3080円

フット:表参道店のみ 40分4180円

 

ハンド(手のケア)はルクア大阪店と名古屋タカシマヤゲートモール店と表参道店、フット(足のケア)は表参道店のみ対応している。

フットではマシーンを用いてかかとを軽く削る角質ケアも行ってくれる。

 

3.スタンダードマニキュア

スタンダードマニキュアメニューでは、キューティクル周りのウォーターケアを行い、ネイルファイルで爪の長さ・形を整え、ベースコート・ネイルカラー・トップコートを塗布し、ネイルオイルで保湿コーティングする。エクスプレスマニキュアにウォーターケアを足したもので、ネイルズインクのサービスをフルで体験できるメニューと考えるとよい。施術時間は最も長く、価格も最も高い。

 

【対応店舗】 ※2023年10月現在

ハンド:ルクア大阪店、名古屋タカシマヤゲートタワーモール店、表参道店 50分5060円

フット:表参道店のみ 60分6600円

 

ハンド(手のケア)はルクア大阪店と名古屋タカシマヤゲートモール店と表参道店、フット(足のケア)は表参道店のみ対応している。

フットではマシーンを用いてかかとを軽く削る角質ケアも行ってくれる。

 

 

 

表参道店限定メニュー「スタンダードマニキュア フット」レポ

わたしは普段はハンドのエクスプレスマニキュアを利用しているが、スタンダードマニキュアのフットも一度利用したことがあるので、レポしていきます。

 

 

足のスタンダードマニキュア(ペディキュア)は、2023年10月現在、旗艦店である表参道店でのみ受けることができる。表参道店では全メニューが事前予約可能。わたしは電話による事前予約はせず、いきなり来店しました。12時ごろ来店して、15時に店頭予約が取れたので一旦退店し、別の用事を済ませて再来店。

 

以下、流れです。ハンドのエクスプレスマニキュアは公式サイトにサービス概要の画像入り説明があるが、スタンダードマニキュアは説明がないので、詳しく書いていく。

 

⓪前提として足先が露出するサンダル着用

大前提として、フットメニューを利用するときは足先が完全に露出するサンダルを着用する必要がある。ネイルが柔らかいままサンダルを履くことになるので、着脱の際に甲などに指が当たるタイトなデザインも不可である。諸々考慮すると、ゆとりのあるサイズのシャワーサンダルかトングサンダルが適していると思う。

わたしはLGBTQプライドコレクション記録で紹介したTHE NORTH FACEのシャワーサンダルで行きました。

 

 

こういうトングタイプのブーツサンダルでもいいかもしれないが、ブーツ部分を通り抜けるとき擦らないように注意すること。

 

 

オープントゥ形状でも、指が意外と露出しないデザインのサンダルもあるので注意。たとえばわたしの手持ちでいうと下記写真のダイアナのサンダルは、オープントゥだがよく見ると薬指と小指が露出しないので不適当である。

 

 

 

 

①ブース入室

表参道店のフットコースは、店舗の片隅の、シアー素材の天蓋で覆われた一角で行われる。ブース中央にはふっかふかの椅子が置いてあり、天蓋を閉じられると王族みたいです。天蓋はシアー素材で外の様子はうっすらと見えるため、閉塞感はありません。

ちなみに、エクスプレスマニキュアは前会計だがスタンダードマニキュア フットは後会計である。

 

②フットバス

まずはぬるま湯のタライに足をつけて甘皮や角質を柔らかくする。お湯は薄紫色をしており、入浴剤的なものが入っているのかもしれない。マスクをしていたので香りはわからず。

5分くらい足湯する。気持ちがいい。

 

③足の消毒

フットバスが終わったら店員さんが足を持ち上げてペーパータオルで軽くぬぐい、アルコールで拭いて消毒してくれる。

 

④キューティクルリムーバーをつける

甘皮部分にスポイトでキューティクルリムーバーを垂らされる。

ちなみにわたしは素の爪で来店したが、自分でペディキュアをしていた場合どこかで除光液でオフする工程を挟むと思われる。

 

⑤甘皮の押し上げ

金属のプッシャーで甘皮をゴリゴリ押し上げられる。先端がおたまみたいになっているオーソドックスなプッシャーのほか、先端が細い針みたいな道具で爪の側面のキワをグリグリされたりする。歯医者の道具みたいだが、痛くはないので大丈夫。

 

⑥甘皮を切る

4で剥がした甘皮をニッパーで切断して除去される。これも痛くはない。甘皮がなくなると爪が縦長に見えます(ネイルの世界では一般的には爪は縦長のほうが美しいとされている)。爪の側面のキワの角質は細い道具で掻き出されたり。

 

⑦爪を切る

爪の長さの希望の確認があり、わたしは短くしたかったので爪切りで切ってもらう。爪切りはエクスプレスマニキュアのときのようなニッパー型爪切りではなく、一般家庭にあるようなタイプの爪切りだった。

切り終わったら、長さがこれでいいかの確認がある。

 

⑧爪やすり

爪を切ったら、目の粗いネイルファイルと細かいネイルファイルで仕上げ。エクスプレスマニキュアと同じ。

ここらへんで希望のネイルカラーを質問される。エクスプレスマニキュアと同じくネイルチップによる色見本がある。何色か試し塗りすることもできる。わたしは希望の色を決めていたので試し塗りはしなかった。

 

⑨粉を払う

爪やすりが終わったら大きな筆で粉を払ってくれる。エクスプレスマニキュアと同じ。

 

⑩足裏の角質を削る

かかとを中心に、足裏の硬く角質化した部分を機械で削ってもらう。ウィーンと音がして粉が出るが、感触はごく軽い。わたしは平気だったが、人によってはくすぐったいかもしれない。

公式の注意書きにもある通り、ジェルネイルサロンのようなパドルを使った本格的なケアではなく、簡易的なケアとなっている。帰宅後触ってみたが、正直あまり違いはわからなかった。

 

⑪足裏に保湿クリームを塗る

角質を削った部分に保湿クリームを塗ってもらう。このクリームはネイルズインクの商品にはないので詳細不明。

 

⑫セパレーター装着

ペーパータオルをこより状に折った簡易セパレーターを装着される。足指の間を広げて隣の指にくっつかないようにするため。

 

 

 

⑬ベースコート塗布

ベースコートを塗られる。ベースコートはネイルズインクのネイルケール スーパーフード ベースコート。エクスプレスマニキュアと同じ。

 

⑭カラー2度塗り

選んだネイルカラーを2度塗りされる。エクスプレスマニキュアと同じ。

 

⑮除光液で修正

除光液をつけたウッドスティックで修正作業。これもエクスプレスマニキュアと同じだが、足の爪は手の爪よりも形が複雑なので、作業時間はハンドコースより長い。修正してさらにもう一度カラーを塗り足すこともある。

 

⑯トップコート塗布

トップコートを塗られる。トップコートは速乾タイプ(早く乾くが薄っすらオレンジ色がかるので淡いネイルカラーだと風合いが変わる)と透明タイプ(速乾タイプよりは乾くのが遅いが透明なのでネイルカラーに影響しない)を選べる。これもエクスプレスマニキュアと同じ。

わたしは早く乾くのを優先したかったので速乾タイプの45セカンドトップコートを選んだ。

 

⑰ネイルオイル塗布

仕上げに指と爪周囲にネイルオイルで保湿コーティングされる。エクスプレスマニキュアと同じ。

これで全工程終了である。最初から最後まで一人の店員さんが担当してくれる。

 

⑱サンダルを履く

店員さんに見守られながらサンダルを履く。「履くときにぶつけやすいのでお気をつけください」と言われるが、左足をぶつけてヨレてしまった。

 

⑲修正作業

ヨレてしまった部分を、サンダルを履いたまま修正してもらう。

これで本当に完成である。

 

⑳会計

椅子に座ったまま会計する。6600円。

フットメニューには、エクスプレスマニキュアチケットなどは使えない。

 

㉑椅子で待つ

次の予約が入っていないので乾くまでこのまま椅子で待っていてもよいとのことなので、待たせてもらう。

次の予約が入っていたら即退店することになると思われる。

 

㉒退店

10分ほど椅子で待って、最低限は乾いたので退店。

指と指がぶつからないように気を遣うので、駅まで変な歩き方で歩く。

 

以上、サービスの流れでした。

 

 

 

完成図と感想

仕上がりはこんな感じ。カラーはプラントパワー ジャストアボカドゥイット。

 

 

素人がやるより綺麗で素晴らしい。

とはいえ、足の爪は手よりも形がいびつなので、ハンドコースほどは整然とした仕上がりにならないのは仕方がない。

 

総合的に満足度は高いですが、個人的には継続利用はしないと思います。ハンドコースほどはプロと素人の差が出ないし、足をぶつけないように気を遣って帰宅するのが手よりもしんどかったからだ。6600円という価格も、サービス内容からすると妥当だとは思うが、わたしの経済力からすると高い。これなら自宅でセルフで頑張ったほうがいいと感じました。

 

以上、スタンダードマニキュア フットのレポでした!

 

 

手のマニキュアと同じく、ふとした瞬間に綺麗な色が目に入るのは気分アゲ効果が高いです。