敏感肌ADHDが生活を試みる

For A Better Tomorrow

着道楽ADHDが諦めたお洒落テクを挙げてみる(1)靴下で差し色、シャツの抜き襟、etc.

 

 

 

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服が好きで、たくさん持っている。外出のたびにコーディネートを楽しむ。わたしは着道楽だ。しかしそんなわたしでも、服にかけられるコストは限られている。18世紀末のイギリスでダンディズムの始祖となったボー・ブランメル閣下は毎日服選びに2時間かけたそうだが、いくら着道楽でもそんなことはできない。ましてわたしは鬱とADHDを抱えて生きる精神障害者なので、日常生活にかかる労力はなるべく減らして楽に生きたい。この記事では、そんなわたしが諦めたお洒落テク4つを紹介します。この4つはどれも着こなしのテクニックとしては有名だが、わたしの生活状況では実践することができなかった。わたしが実践しているファッションについては、過去記事で何度も書いてきた。今回は逆に、実践できなかったファッションについて言語化することで、改めて自分の衣服運用を見直してよりよい生活を送る助けとしたい

言うまでもないことだが、これらのお洒落テクを実践している人を否定する意図はない。わたし個人には合わなかったというだけである。では、書いていきます。

 

 

 

 

1.靴下で差し色

▼実践している人の例

 
 
 
 
 
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靴下に鮮やかな色を差すとアクセントになる。コーデが華やぐし、面積の大きい衣服に色を使うよりも心理的ハードルが低い。

 

▼わたしの場合

服によって靴下を使い分けるのはわたしにとっては負担が大きいと判断したので、靴下は黒無地で統一している。Amazonで同じものを大量に買うことで、左右ペアを揃えるという概念も撤廃した。洗濯したあとは、同じ靴下の山からどれでもいいから2つ拾ってペアにして片付けている。

 

 

 

靴下は消耗品と捉えて、穴が空いたら遠慮なく捨てる。靴下の総数が奇数になってしまったら余りはしばらく放置しておいて、また偶数になったらペアを作って再活用すればいい。管理が楽。

素材は夏も冬もオールシーズン使えるものを選ぶ。接触冷感ソックスやあったかソックスは季節管理が難しいので現時点では採用していない。加齢や体質変化でどうしても冬に暖かい靴下が欲しくなったら再考する。

 

メゾンマルジェラのタビブーツを導入してからは、タビ型の靴下も必要になってしまったが、やはり同じものを6足買っている(タビソックスには左右の概念があるので洗濯後に片付ける際にはやや気を遣う)。

 

 

 

現在、日常的に使っている靴下はプレーンの黒無地と、タビの黒無地だけ。足元に色を差すお洒落は不可能である。その代わり、洗濯物を片付ける作業や、穴が開いて捨てたときの在庫管理作業が楽になる。

 

ADHD流の靴下運用についてはこちらの記事にも詳しく書きました。興味がある人は読んでみてください。

 

www.infernalbunny.com

 

 

 

2.シャツの腕まくり

▼実践している人の例

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シャツを腕まくりすると、ラフで小粋な感じを演出することができる。いわゆるこなれ感というやつ。

 

▼わたしの場合

身動きしているうちに崩れてくるお洒落は採用しない。ベストの状態で固定される着方だけをしていたい。

鬱とADHDを抱えていると、外出するだけでも精神的に消耗するので、家で服を着たあとは服に注意を払わないで済むようにしたい。シャツの腕まくりは簡単にハンサム感をプラスできて、個人的には好きなテイストではあるのだが、ずり落ちてきたらいちいち直す必要があるのが苦痛で、採り入れることはできなかった。

 

よってシャツはいつも腕まくりをせず着ている。腕まくりをしたほうがもっとお洒落なのかもしれないが諦める。人生は取捨選択の連続である。

 

 

 

 

3.シャツの抜き襟

▼実践している人の例

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抜き襟とは、着物を着るときのように後ろの襟を背中側に引き下げて襟足を出す着方のこと。前項の腕まくりと同じくこなれ感が出るし、フェミニンな柔らかさも期待できる。

 

▼わたしの場合

腕まくりと同じく、身動きしているうちに崩れるお洒落は採用しない。ベストの状態で固定される着方だけをしていたい。

抜き襟も、外出先で身動きしていると徐々に戻ってくるので、抜き襟状態をベストと想定してコーディネートするならいちいち直す必要がある。わたしには不向きだった。

 

なお、抜き襟や腕まくりとは違って、着崩れず固定される着こなしテクならわたしでも実践できる。たとえば下記のシャツのように、裾を片方だけインしてアクセントにするのはたまにやる。この着方なら、身動きしても裾が勝手に出てくることはなく、着崩れない。

 

 

 

 

4.肩紐のないインナーでオフショルを着る

▼実践している人の例

 
 
 
 
 
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肩が露出するオフショルダートップスを着るときに、肩紐がないインナーにするとすっきり見える。オフショル用のインナー(肩紐なしのベアトップ型)も多数販売されている。

 

▼わたしの場合

インナーを服によって使い分けるコストを削減し、オフショルだろうがなんだろうが肩紐が見える状態で着る。

わたしのインナーは通年、黒の綿素材のタンクトップとニップレスである。ブラジャーもつけない。タンクトップは同じものをまとめ買いしている。よって、肩を露出する服を着ると必ず肩紐が見えるが、見えるなりのバランスを模索するようにしている。肩紐なしじゃないと満足できないと感じる服は、最初から買わない。

 

現在オフショルの服は2着持っているが、いずれも肩紐が見えた状態で着用している。肩紐がないほうがよりよく見えるのかもしれないが、諦める。

 



わたしのブラジャー運用については過去記事に書いています。

 

www.infernalbunny.co

 

 

以上4つ、着道楽ADHDが諦めたお洒落テクでした。

 

誰しも、それぞれ異なる生活状況の中でファッションを実践するにあたって、アイテムやテクニックの取捨選択をしていることと思う。皆さんの実践もぜひ教えてください。

 

 

 

ADHD目線で服やバッグの選び方を書いた記事はこちらから。

 

www.infernalbunny.com

 

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