お知らせです。
[美容・ファッション]カテゴリーの、一部の記事のタイトルを変更しました。具体的に言うと、「敏感肌ADHDが美容を試みる」というサブタイトルを消去しました。
今まで、発達障害者・精神的弱者がメイクやスキンケアを行うときの課題にフォーカスした実用的なアイディアが書けたと思った記事には、「敏感肌ADHDが美容を試みる vol.●」というサブタイトルをつけていました。
しかし、思えばどの記事にも、多かれ少なかれADHDならではの工夫を盛り込んでいるつもりなので、特段にサブタイトルをつけて選別するのはやめることにしました。長ったらしくなってしまうし。
タイトル変更したのは、以下の14個の記事です。
すべてポンプ容器に統一した ~敏感肌ADHDが美容を試みる 基礎
精神的コストの分割払いを回避する ~敏感肌ADHDが美容を試みる 基礎
Rusty Nailを紅に染めろ。ADHD向け、ネイルのすすめ
プチプラのつけたまま寝られる肌色補正パウダー《プレスト》まとめ
ポンプ容器のアルコールフリー化粧水・乳液・オールインワンまとめ
ハンドクリーム兼用ヘアワックスという選択肢の落とし穴。ADHD向け、ヘアワックスの選び方
チューブ容器の顔・身体に使える保湿クリームまとめ【ジャー容器はNG】
洗顔料で落とせる肌色補正UVパウダー《プレスト》まとめ【プチプラ】
[美容・ファッション]カテゴリーの中には、実用的な話をほとんどしていないエッセイ的記事もあるので、そういう記事との区別がつきにくくなってしまいましたが、それはご愛敬ということでご了承ください。
おふざけ記事の例
美容は、日常のタスクの中でも、とりわけ個人差が大きい分野です。美容に費やす金銭的・時間的コストの量は人それぞれです。趣味として進んで行う人もいれば、まったく興味がない人もいる。その人の置かれている社会的状況やジェンダー等によっても、要請されるものが違います。だから、具体的な商品名レベルの話をするならば、わたしに合うものがそのままほかの人にも合う可能性は低い。ただのわたしの好みを羅列しても、情報として有用性はないでしょう。
それでも、わたしの商品選択の根底には常に、「敏感肌のADHDである自分でも快適に使えるか」という視点があります。単に色が綺麗とか、化粧品としての使用感のみに着目して購買することはほとんどなく、独自の判断基準に基づいて商品を選択しています。その判断基準は、極私的なものであると同時に、「ADHD目線」というある種の普遍性も併せ持つ。そういう、マイノリティとしての思考回路を言語化したものには、有用性があるんじゃないかと思っています。
ただ、ADHDであることはわたしという個人を形容する属性のひとつに過ぎないですし、究極にはやはり、わたしの選択は「わたし目線」でしかない。だからなおのこと、大事なのは、選択した結果そのものよりも、その選択に至った思考回路です。このブログには、わたしという個人の思考回路を、できるだけ詳細に記録してあります。読んでくださる方は、各自のマイノリティ性に照らして、もし参考になる部分があれば参考にしてくださればいいし、参考にならない部分はスルーしてください。
サブタイトルは削除しましたが、根底にある発想としての「敏感肌ADHDが美容を試みる」はこれからも変わりません。今後とも、よろしくお願いいたします。