敏感肌ADHDが生活を試みる

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低気圧に先んじて爪を塗る夜のこと。キャンメイク カラフルネイルズ N37 ターコイズブルー 感想

 

 

 

長かった梅雨がようやく明けて、盛夏がやってきた。7月後半は湿気と日照不足にやられて体調を崩していたため、とりあえずはほっとしている。しかし、真夏には熱中症という恐ろしい危険がつきまとうので、引き続き油断せずに、適切な生活を試みていきたい。手始めに、麦茶のペットボトルを箱買いした。普段はキレートレモン以外のペットボトル飲料は買わないのだが、盛夏に限っては、水分補給のモチベーションを一層高めるために、枕元や机の上にペットボトルを転がしておくことにしています。

 

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 1L×12本

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 1L×12本

 

 

スポーツドリンクは常飲すると糖分の摂りすぎになるらしいので、一番無難そうな麦茶を選んでいる。容量は必ず1リットル。500ミリリットルだと割高だし、2リットルだとボトルが重すぎて直接口をつけて飲むには不便だ。

 

ポッカサッポロ キレートレモンスパークリング 420ml×24本

ポッカサッポロ キレートレモンスパークリング 420ml×24本

 

 

ペットボトルゴミを増やしたくないので、普段の飲み物は基本的に水道水なのだが、キレートレモンに関しては常備薬だと思って通年ストックしてあります。外出先での疲労回復や糖分補給・低気圧対策・乗り物酔い対策などに効果あり。詳しくは以前の記事で紹介した。

 

www.infernalbunny.com

 

 

 

こうして、水分補給のインフラを整えて。

ウォータープルーフの日焼け止めを補充して。

数年ぶりにサンダルを新調して。

夏を謳歌する準備なら、ずっと整っている。

 

お金と、心身の健康だけがない。

 

それでも、この心臓は止まってくれない。

だったら、生きるしかないわけです。生きている間は、生きるしかない。爪でも塗って、自分で自分のご機嫌を取りながら、一日一日を逃げ延びるしかない。

 

ということで、最近買ったネイルをおろした。

 

公式サイト カラフルネイルズ | CANMAKE(キャンメイク)

 

www.canmake.com

 

キャンメイクのカラフルネイルズ N37 ターコイズブルー。2019年8月1日発売の限定色。8ミリリットル360円。

 

ターコイズブルーのネイルをした手とネイルボトル。

手。

 

目を引く鮮やかな色と透明感が素晴らしい。公式サイトによると “色味が調節できるシアータイプ” とのことだが、さほど薄づきというわけではなく、一度塗りでもしっかりターコイズになってくれた。逆に言うと、他の色のネイルに重ねてニュアンスチェンジを楽しむのには向かないかもしれない。あくまで、ミルキーながらも透明感がある発色という感じです。写真は二度塗り。

 

パーソナルカラー的な話をすると、典型的なターコイズよりも低明度・高彩度で、ウィンタータイプのわたしの肌にも調和してくれた。アクセサリーの石とかでよくあるターコイズブルーは、もうちょっと白味と黄味が強い気がします。

 

「ターコイズブルー」のGoogle検索結果。このネイルの色よりは明るくて黄味寄りなものが多いイメージです。典型的なターコイズブルーはスプリングタイプ向けじゃないだろうか。

ターコイズブルーのGoogle検索結果のスクショ。

 

ネイルは、顔立ちの印象に邪魔されないぶん、パーソナルカラーの影響を受けやすいと思う。メイクよりも、似合う似合わないがはっきりと現れる。

パーソナルカラー診断を心理テストや色占いと勘違いしたり、メイクの幅を狭める窮屈なものだと決めつけたりしている人もいるけれど、一介のパーソナルカラーおたくとして、それは間違いだと主張したい。わたしはパーソナルカラーを念頭に置いてコスメを選ぶタイプの美容おたくだが、わたしなりの考えがあってそうしているのであって、「パーソナルカラーに縛られている」つもりはない。パーソナルカラーは、美容を楽しむためのツールのひとつだし、使っても使わなくても、どういう使い方をしてもいい。人それぞれだ。

 

 

 

話が逸れた。

とにかく、このネイルの色はわたしに似合ってくれたのです。わたしの爪を彩ってくれたのです。この、南国の空のような、常夏の海のような、架空の鳥の冠羽のような、架空の蝶の鱗粉のような、美しいブルーが。

これを昨日塗ったのは、台風10号の影響による低気圧が近づいていると知ったからだ。低気圧の日は必ずといっていいほど体調を崩してしまう。そして今日、わたしは案の定寝込んでいる。お盆休み中でよかった。

 

体調を崩すと予想していても、どうしようもないのだ。

だからせめて、先手を打って新しいネイルを塗っておくのだ

 

爪に色を乗せても、なんにもならない。

それでも色を乗せるのだ。

爪に色がついて、少しでもときめいたなら、それは水中の藁である。絶え間ない苦痛の中の、ひとしずくの麻酔である。

藁を探して、麻酔薬を増やして、わたしは今日も生きている。よりよい生を試みている。

 

生きねばならぬ。生きている間は生きねばならぬ。どうしても。

 

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【2023.9.11 追記】

ふと存在を思い出して、久しぶりに塗りました。セルフネイルの腕も多少上がった気がします。

 

ターコイズブルーのネイル着画。。

着画。

着画とネイルボトル。