すべてポンプヘッド容器に統一した ~敏感肌ADHDが美容を試みる vol.1~

基礎化粧品をすべてポンプヘッド容器に統一した。

 

アトピー持ちの敏感肌としてプチプラのアルコールフリー基礎化粧品をいくつか渡り歩いてきた結果、商品選択の重要ポイントは、肌に合うことの他にもう一つあるという結論に達した。

 

容器がポンプヘッドであることだ。

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日常生活に割くことができるコストの総量には個人差がある。わたしはADHDなので、少ないワーキングメモリを有効活用するために、日々の生活にかかる手間はできるだけ削っておきたい。また、定期的に鬱状態に陥ることを考慮して、おのれが一番コンディションが悪いときを基準に生活を構築することにしている。

となると、朝晩必ず使う基礎化粧品へは、できるだけワンステップでアクセスしたい。容器を持ち上げる→蓋を開ける→容器を傾けるの3ステップを要するスクリューキャップ*1やヒンジキャップ*2に手間を取られるのは無駄そのものだ。ジャー容器からスパチュラですくう必要があるものもNG。なお、冷蔵庫保管が必須な化粧品(防腐剤完全無添加のオーガニック系コスメにありがち)などもってのほかである。すべてを一カ所(わたしの場合は洗面所)で完結させるべきだ。

ポンプヘッドであれば、容器を持ち上げる手間もなく、片手でプッシュするだけで決まった分量が安定供給される。

この安定供給というのも嬉しいポイントで、容器を傾けたり押したりする加減をミスって多く出しすぎたり少なすぎたりする心配がない。化粧品の適量というものはブツによって異なり、パッケージ裏に「五百円玉大」「一円玉大」「小豆大」「パール粒大*3」などと記載してあるが、消費者がいちいち指定量を狙って出さねばならないのは商品としての欠陥である。その点、数プッシュで適量を出せるシステムを構築しているメーカーは、その企業努力自体好ましいので、お金を落としたくもなるのだ。

 

なお、ポンプヘッドのデメリットは、安定してプッシュするためのスペースを必要とする点だ。わたしはボトル類を洗面台に平面陳列しているので、スクリューキャップやヒンジキャップにはなんのメリットもないが、高い位置の棚からボトルを取る方式で収納しているのならばポンプヘッドではかえって不便かもしれない。また、「ポンプヘッドの化粧水は周囲に飛び散りそうで不安」と書いているブログも見たことがあるので、そこらへんの感覚は人それぞれなんだろう。

 

ちなみに、毎日は使わないもの(スペシャルケア用の美容液など)に関してはポンプヘッド縛りにはしていない。スペシャルケア用品なんぞはハナから元気のあるときしか使わないものだから、スクリューキャップだろうがヒンジキャップだろうが問題なく開けられる(それでもなるべくヒンジキャップを選ぶようにしています)。大事なのは、毎日使う基本の化粧品を、精神状態が悪いときでもアクセスしやすくしておくことだ。

 

ポンプヘッド容器であること、そして、アルコールフリーであること。

この2点を満たすプチプラ基礎化粧品は意外と多くはない。ドラッグストアやバラエティショップで色々試した結果、現在の基礎化粧品は、以下のようなラインナップで落ち着いた。

 

1.化粧水 肌ラボ 白潤 薬用美白化粧水

公式サイト 肌ラボ 白潤薬用美白化粧水 | ロート製薬: 商品情報サイト

 

いきなりポンプヘッドではない商品を挙げてしまった。170ミリリットル700円。

ロート製薬の肌ラボシリーズがあまりにも肌に合って気に入ってしまったので、ポンプヘッド容器に詰め替えて使っている。

そう、ポンプヘッド容器を求めるのであれば詰め替えという手段があるのだが、個人的にはあまり使いたくない。まず、液体の詰め替え作業自体が面倒だから(柔軟剤なども、カートリッジは買わないようにしている。たかが数百円の差である)。また、化粧品の場合は特に、プラスチック容器を年単位で使い回すのは衛生面が気がかりだ。詰め替え容器をストックするコストも生じる。よって、なるべくデフォルトでポンプヘッドな商品を選ぶようにしている。

しかしそれを押しても、肌ラボシリーズは価格・使用感・効果ともに優秀なので、唯一、わざわざ詰め替え容器を用意して使っている。同じくらい優秀なポンプヘッド化粧品が見つかったら乗り換えたい。

 

同じ肌ラボの極潤ヒアルロン液はポンプヘッド容器での展開がある。美白成分は入っていないが、シンプルな保湿化粧水として問題なく使えた。400ミリリットル1500円。

肌ラボ 極潤 ヒアルロン酸 化粧水 ヒアルロン酸3種配合 大容量ポンプタイプ 400ml

肌ラボ 極潤 ヒアルロン酸 化粧水 ヒアルロン酸3種配合 大容量ポンプタイプ 400ml

 

公式サイト 肌ラボ 極潤ヒアルロン液 | ロート製薬: 商品情報サイト

 

同じく低価格の敏感肌向けポンプヘッド化粧水として、無印良品の敏感肌用薬用美白化粧水シリーズを使ったこともあるが、わたしの肌にはいまいち合わなかった。普通タイプと高保湿タイプを1本ずつ使い切ってはみたが、高保湿タイプは特に、微弱だがピリピリとした刺激を感じた(すぐ使用中止するほどの重篤な変化はなし)。普通タイプと高保湿タイプは成分表示はまったく同じなので、保湿成分の配合量が違うのだろう。

 

公式サイト 敏感肌用薬用美白化粧水・高保湿タイプ200ml 通販 | 無印良品

200ミリリットル1590円。

 

無印良品の化粧水のボトルは、デフォルトはスクリューキャップだが、別売りのポンプヘッドを装着することができる。

このポンプヘッドをはめられる容器口のアルコールフリー化粧水も探していきたいと思う。

 

無印良品 化粧水・乳液用ポンプヘッド

無印良品 化粧水・乳液用ポンプヘッド

 

公式サイト ポンプヘッド化粧水・乳液用 通販 | 無印良品

 

有名なプチプラ化粧水であるナチュリエのハトムギ化粧水は、クチコミによると無印のポンプヘッドに適合するとのこと。アルコール含有量が多いのでわたしの肌では刺激を感じたが、肌に合う人にはよさそう。

参考 無印良品の「ポンプヘッド」で、スキンケアの面倒くささを一瞬で解決!

 

敏感肌御用達ブランドであるキュレルの、薬用美白化粧水Ⅱしっとりを使ったこともある。140ミリリットル2400円。特筆すべき問題もなくまずまず気に入ったが、やや高価格であるためリピートはしなかった。キュレルはほとんどの商品がポンプヘッド容器であり、大変好ましい。

 

公式サイト 花王株式会社 キュレル 美白化粧水 II しっとり 【医薬部外品】

 

ということで今は、肌ラボの白潤薬用美白化粧水の詰替用パウチを無印の化粧水のボトルに入れて使っている。

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別メーカーの化粧水を詰め替える行為は原則禁止されているので、自己責任で。

 

 

2.美容液 50の恵 シミ対策美白 養潤液

公式サイト 50の恵 シミ対策美白 養潤液 | ロート製薬: 商品情報サイト

 

200ミリリットル1500円。化粧水・美容液・乳液を兼ねたオールインワン液を美容液として使っている。

トラベルサイズのおまけがついていたので買ってみた。薬湯っぽい素朴な香りが心地よい。実はアルコールフリーではないのだが、含有量は少なく、今のところ問題はない。

 

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▲期間限定でセット販売されていたミニボトル。銭湯に行くときなどに使っている。

 

本来はオールインワンであるので、鬱状態のときは洗顔後これ1本で済ませてしまえるのがポイント。スキンケアは面倒だが、メンタルを整える効果も大きいので、コンディションが悪いなりに実行できる難易度の逃げ道を作っておくことにした。

 

オールインワンはコンディションが悪いときにこそ頼るものなのに、低刺激でポンプヘッド容器のものが非常に少ない。これは真面目に由々しき事態だと思う。プチプラで見つけ次第試していきたい。

 

同じ50の恵シリーズからいくつか出ている。

公式サイト 50の恵 オイルin養潤液【ロート通販オンラインショップ】

200ミリリットル1500円。

 

 

3.乳液 キュレル 乳液

キュレル 乳液 120ml

キュレル 乳液 120ml

 

公式サイト 花王株式会社 キュレル 乳液 【医薬部外品】

 

120ミリリットル1900円。安定のキュレル。可もなく不可もなかったのでリピートはせず、新規開拓して楽しむ予定だ。同価格帯で敏感肌に評判のいいミノンとアルージュが気になっている。どちらも容器はもちろんポンプヘッド。

 

MINON(ミノン) ミノン アミノモイスト モイストチャージ ミルク 100g

MINON(ミノン) ミノン アミノモイスト モイストチャージ ミルク 100g

 

公式サイト モイストチャージ ミルク|製品紹介|ミノン アミノモイスト|第一三共ヘルスケア

100グラム*4 1900円。詰め替えあり。

 

公式サイト [ジェル乳液・クリーム]モイスト トリートメントジェル|商品ラインアップ|Arouge(アルージェ)

50ミリリットル1800円。

 

 

以上が、わたしの普段のスキンケアである。

毎日欠かさずパックをして化粧水を重ねづけして美容液と乳液をつけてクリームで蓋してぐっすり眠ることができたら、それに越したことはないかもしれない。だが、そんな完璧を目指す必要はどこにもないし、完璧でないことに罪悪感を覚える必要もない。まず、完璧を達成できない自分を認めること。次に、普段からアイテムを吟味し、精神状態が悪くてもやっていける環境を準備しておくこと。それで十分だ。それでもしんどいならなにもしなくても構わない。しなくても死にやしないのが、スキンケアの素晴らしいところだ。

 

毎日毎日、鏡を見る。肌に触れ、観察する。一日とて同じ日はない今日の、一日とて同じわたしではない今日のわたしを観察し、労る。わたしが選んだ化粧品で、わたしに手をかけ、わたしを肯定する。

わたしの身体がわたしだけの大切な持ち物であることを、身体の外側からも言い聞かせてやる。

 

今日もわたしはスキンケアをする。敏感肌ADHDが試みる美容を、少しずつ記録していきたいと思う。

 

【補足】

ドラッグストアの店頭に置いてあるコスメのテスターは、たまに、商品本体とは別の小型容器をテスターとしてある場合がある。本体は150ミリリットルのボトル容器だけどテスターは小さなチューブ容器とか。

スペース節約のためなんだろうけども、できれば商品そのもので試させてほしい。中身の使用感だけじゃなくて容器の使い勝手も見たいから。テスターの汚れ方で経年変化もわかるし。

 

あと、外箱がついていて、本体がどういう容器かまったくわからない(箱に写真がついていない)商品。これも困るのでせめて写真や絵をつけてほしい。

ピジョン 薬用ローション (ももの葉) 200ml (医薬部外品) (0ヵ月~)

▲こういうやつね。

 

 

【2019.3.12 追記】

ポンプヘッド容器のアルコールフリー化粧水・乳液・オールインワンの一覧を作りました。

www.infernalbunny.com

 

*1:ひねって開ける金属製の蓋。

*2:容器口に接続しているキャップの上部をパカッと開閉する、蝶つがい方式の蓋。醤油など調味料に用いられているのもヒンジキャップの一種である。キャップがボトルから完全分離しないので、スクリューキャップよりは利便性が高い。


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*3:大抵の人は日常生活で真珠なんか触りゃしないはずだが、「真珠粒大」は量の基準として頻繁に使われる謎。

*4:容量表示の単位がミリリットルだったりグラムだったり統一されてないのやめてほしいよね。しょうがないから公式の表示に従って引用しています。