敏感肌ADHDが生活を試みる

For A Better Tomorrow

ライター・呉樹直己について【お仕事募集】

// 1.自己紹介 2.経歴 3.今までに書いたもの メンタルヘルス関係 美容・服飾関係 日常生活関係 ジェンダー・フェミニズム関係 自主制作本 4.文章のお仕事のご依頼について 1.自己紹介 くれき なおみと読みます。ブロガー、ライター。エッセイを主に書い…

近況報告、あるいは磨りガラスの向こう側から立ち現れた魂たちについて

// ※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。 9月某日、誕生日を迎えた。また同時に、在籍していた通信制大学の単位が満ちて、卒業が決定した。 通信制大学のほうは、まだ卒業してなかったのかよとツッコみたくなる人が大半でしょうが、実は地味に在籍を続…

着道楽日記:靴デッキ2024

// ※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。 着道楽なので服やアクセサリーはホイホイ買ってしまうが、靴はそんなに数を持っていない。服に興味がない人と比べたらもちろん多いが、服好きにしては多すぎないと思う。靴はお洒落グッズである以上に健康グッ…

断章を埋める猫

// 野放図で混沌としているさまを指して「獣のような」と形容されるのを見かけるが、実際の獣を見ていると、その動きは驚くほど規則正しく洗練されており、混沌からは程遠いと感じる。少なくとも、わが家の小さな獣はそうである。 小さな獣は、その小さな頭…

漫画『アスペル・カノジョ』を読む──精神疾患、人間、社会、ジェンダー

// ※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。 この記事では、好きな漫画『アスペル・カノジョ』の感想を書いていきます。長文です。未読の方の興を削がないようには注意していますが、実際の台詞や展開に具体的に触れているので閲覧は自己責任でお願いしま…

ゲイが死なないゲイアート。トム・オブ・フィンランド「FORTY YEARS OF PRIDE」展 感想

// 渋谷のディーゼルアートギャラリーにて、トム・オブ・フィンランド財団による「FORTY YEARS OF PRIDE」展を観てきました。 www.diesel.co.jp トム・オブ・フィンランド(1920-1991)はフィンランド出身の画家。ゲイポルノアートのパイオニアとしてエロテ…

【パッキング】ADHDの帰省バッグの中身紹介

// この記事では、鬱とADHDを抱えるわたしが帰省するときに持っていくバッグの中身を紹介する。帰省に限らず、ちょっとした国内旅行も同じようなバッグで運用している。わたしにとってバッグの中身は、日常生活を困難にする特性を持つ人間でも心地よく暮らす…

望まれないマラソンを走る

// 手の甲の血管が目立つようになったな、と思った。 まずこれが、去年までの写真。 2020年夏 撮影日失念 2021年2月 2023年5月 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); そしてこれが、ここ半年の写真である。 2023年12月 2024年3月 2024年4月 2…

着道楽日記:似合わないワンピースを似合わせてみる

// 1.似合わないってなあに 2.似合わないワンピースを着こなそう 1.似合わないってなあに どうも、着道楽です。 着道楽なので服には人一倍リソースを注いでおり、人並み以上にいろいろな種類の服を着てきた。その経験から確実に言えるのは、ある服が似合…

とある自己責任論者の反ノンバイナリー差別宣言

// 2024年7月20日時点での本邦のトランスジェンダー差別、とりわけノンバイナリーへの差別について一当事者の立場から書いた文章をネットの海に放流する。文中の人名は敬称略とさせていただく。文責はすべて呉樹直己にある。 ついにノンバイナリー差別が本邦…

渋谷ヒカリエ・夏のZINE祭り2024 出店記録&売上寄付のご報告

// ※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。 2024年7月14日・15日、夏のZINE祭りの出店が無事終了しました。呉樹はパレスチナ支援のためのチャリティステッカーを販売し、計4万5259円の寄付をいただきました。事前に公開したイベント告知記事はこちら。 w…

物理的には距離がある親と精神的にも距離を取るために、個人的にやってきたことを挙げてみる

// 物心ついたときから定位家族のことで悩んできて、精神疾患や自殺未遂も経験してきたが、現在は親のことはストレスの上位ではない。この精神状態に至ることができたのは多くは幸運によるものだ。とりわけ物理的に距離を取り得たことによるアドバンテージは…

着道楽ADHDが諦めたお洒落テクを挙げてみる(1)靴下で差し色、シャツの抜き襟、etc.

// ※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。 服が好きで、たくさん持っている。外出のたびにコーディネートを楽しむ。わたしは着道楽だ。しかしそんなわたしでも、服にかけられるコストは限られている。18世紀末のイギリスでダンディズムの始祖となったボ…

洋服のお直し屋さん「マジックミシン」でワンピースにポケットをつけてみたレポ& #レディース服にポケットを 署名運動のご案内

// 1.マジックミシンでポケットつけてみた。手順・所要日数・料金レポ。布持参不要! 2. #レディース服にポケットを 署名運動にご協力ください 1.マジックミシンでポケットつけてみた。手順・所要日数・料金レポ。布持参不要! 古着屋で、ポケットのない…

鬱・ADHDが選ぶ、渋谷ですぐ座れる穴場カフェ/休憩スペースまとめ(1)

// カフェという施設に求める機能は人それぞれ違うことと思うが、精神疾患を抱えつつ都市生活を送るわたしが求めているのは、人混みに疲弊したときにゆっくり腰を下ろしてクールダウンできる場所としての機能だけだ。つまり、並ばずに入店できて、暑さ寒さを…

夏のZINE祭り in 渋谷ヒカリエでパレスチナ支援チャリティステッカーを販売します【2024年7月14日・15日】

// フリマイベント「夏のZINE祭り」に参加します。高島鈴さんのブースにお邪魔します。 イベント会期は2024年7月11日(木)‐7月16日(火)の6日間で、呉樹は7月14日(日)・7月15日(月祝)にオリジナステッカーを販売し、売上は国連パレスチナ難民救済事業…